なんでも鵜呑みにする！？

「手首を強化したり柔らかくするために、
私は、パン生地をこねています。」

これ、どう思います？

整体でマッサージを行なう人が、
手首の強さに頼って、人の身体を揉みほぐす。
それを、何日間も、何ヶ月も続けると、どうなるか？
腱鞘炎になるだろうな…と思いませんか？

そういう手首の使い方や、手先からの出力をさせている人は、
マッサージ師としては、多分、駆け出しなんだろうな…と思いますよね！？

パン生地をこねることで、手首の強さや柔らかさを…なんて、
マッサージを指先で行なうのと同じようなもの。

パン生地をこねるにしても、
力の上手い使い方としては、
指先や手首ではなく、もっと、体幹に付着している大きな筋肉を
使えるようにして行くこと。

毎日のようにパン生地をこねることをなさっている方は、
自然と、そういう身体の使い方をなさっているのではないか…と思う。

だから、パン生地をこねるのに、手首や指先を使うとイメージしている人がいれば、
腱鞘炎にならないようにね…なんて、言ってあげた方が良い。

…だけど、
それが、プロゴルファーのやっていること、言っていることだったとしたら、
あたかも、それが良いことのように思ってしまう。

ダメなんじゃないか？…
ちょっと、おかしいんじゃないか？…
と言ってあげられる、
言える土壌が無い。

そういう土壌が育っていない。

プロの言うこと、なんでも、鵜呑み。

これ、そのうちに改善・改良して行かなきゃ…ですね。