ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

広背筋を見ていて思ったこと

2012年12月13日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
本日は、広背筋を眺めていて、ふと思ったこと。

ゴルフスイングは全身運動とは言え、キーポイントとなる筋肉を強いて挙げるとするなら…
広背筋。

この不安定な関節を、



このようなイメージで繋いで



この広背筋を動かせば、



その周囲に有る筋肉は、全て動かされる。

だから、こういう円弧を描く場合も、これを全身運動で行なえるようになるには、広背筋は、働かせたい筋肉。



ただ、広背筋は、「力は有るのだけれど」、大円筋がエンジンとなって働く。
大円筋に「あんた、働きなさいよ」と“ハッパ”をかけられることによって働き出す。

なので、私がキンニクくんと「にらめっこ」しながら思い描いたイメージは、
広背筋は、大石内蔵助みたいな筋肉。
それに対して、大円筋は、かかあ天下の「怖いかあちゃん」みたいな筋肉…

ま、そんなことを思いながら、広背筋を眺めていると、
ふと、「そういえば、アニカ・ソレンスタムさんは、現役時代、トレーニングで懸垂(チンニング)を行っておられた…」と思い出した。
腰の所にベルト状のウエイトを巻いて、懸垂を行なっておられる写真が、なにかの雑誌に掲載されていた。
それを見て、「スゲ~…こんなこと出来るんだ…私、無理…」と思った記憶が有る。

この懸垂で効く筋肉は…
上腕二頭筋や菱形筋などもであるが、
大円筋や広背筋。

もしかすると、あのトレーニングは、広背筋の重要性を認識なさっていたが故のものだったのだろうか?…と、今更ながら、思う。

レッスンを受講下さっている皆さまも、スイング体操によって、広背筋の動きを感知なさるようになると、
スイング中は、腕の筋力も、勿論使うのだけれど、
腕は、「それよりも、もっと大きな筋肉で振られるのだな」とお気づき頂けると思います。

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