ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

それぞれの道

2005年02月21日 | ゴルフの空 その1
2月20日(日)は、『スーパースポーツゼビオゆめタウン高松店』でクラブドクター。
DIWと言う機会を操作しながら診断していると、背後から、「松村さんでは…?」と、声をかける人が…。
「えっ?」と振り返ると、な、なんと、そこには、三重県の『鈴鹿の森CC』で研修生だった頃、同じ研修生として、一緒に過ごしていたOくんが、ニコニコして立っていた。

私「いやぁ、久しぶりっ!!何年ぶりかなぁ?」
Oくん「ここで働いてるの?」
私「違う違う、今日だけ。今日だけ、出張で来た。住んでるのは、神戸。えっ?Oくんって、高松出身だったっけ?」
Oくん「いや、もっと西のほう。今日だけ、買い物にこっちに来た」
私「そしたら、凄い偶然やねぇ、今、どうしてるの?」
Oくん「整体師。あれから、中国に勉強に行って、整体師になった」
私「そうなの!私も、一回身体を診てもらいたいわ」
と、診断の最中だったにも関わらず、懐かしくて、Oくんの方を振り返りながら、言葉を交わした。
あんまり喋って、仕事の邪魔になってはいけないと思ったのか、Oくんは、背中を向けて、その場から、離れて行った。
その背中を見ながら、私は、「Oくん、ちょっと待ってて。この人の診断が終わったら、話せるから」と思った。

…『鈴鹿の森CC』は、全寮制だった。(プロになることを志し、そのための一歩をと思い、先ず入ったのが、三重県鈴鹿市に在る『鈴鹿の森CC』だった。)
研修生になれば、どんなに家が近くても、全員寮に入る。
そして、そこで働きながら、練習をさせてもらっていた。
仕事の内容は、キャディー、芝刈り、雑草抜き、落ち葉集め、目土入れ、ボールマーク直し、カップ切り、ポーター(お車で来場なさったお客様のキャディーバックを、玄関で受け取ったり、お帰りの際には、お渡ししたり)など、様々。
働いていた時間の割には、また、重労働の割りには、お給料は、もの凄く安かったけど、三食食事付き。
研修生達は、仕事がきついこと、仕事の時間が長くてなかなか練習の時間が取れないことに、ブーブー言いながらも、みんな結構仲が良く、ラウンドできる時間が有るときは、一緒にラウンドしたりして、”研修生時代”を過ごした。

だから、Oくんは、一時期、同じ釜の飯を食べていた”仲間”。
Oくんに、久しぶりに会って、そんな時代の思い出が、ブワ~と蘇ってきて、とても懐かしく思った。

診断が終わって、次の人の予約時間まで15分くらい有ったので、Oくんを探して、店内を走ったのだけど、Oくんを見つけることは、出来なかった…。
結局、会えずじまい。
残念………。

”研修生”と言う言葉が、とってもふさわしいような生活と仕事を一緒にしていた、仲間たち。
もう、その頃の仲間とは、連絡を取り合っていないけど、今頃、みんな、どうしているんだろう??
みんなそれぞれに自分の道を探して、それぞれの道を歩いているんだろうな…。
みんな元気かな??

坂の少ない平坦な街、高松で、『鈴鹿の森CC』で過ごした年月と、そこから散らばって行った仲間たちのことを思ったのでした。
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