ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

記憶に残る”赤”

2006年10月27日 | ゴルフの空 その2
昨夜の新庄選手の涙には、観ていて、私も胸がいっぱいになった。
最後の打席に立った時、優勝が決まった瞬間にひちょり選手と外野で抱き合って泣いていた時…つい、もらい泣きをしてしまいそうになった…。

新庄選手と言って思い出すのは、敬遠のボールを打ったこと。
ホームランを打って、喜び過ぎて、前を走っていたランナーを抱き合ったまま追い越してしまい、アウトになったこと。
そして、エンターテイナーのような派手なパフォーマンス、真っ赤なアンダーシャツ。
サプライズな発言。
どれをとっても、厳しいプロスポーツの世界で生きている人には見えなかった…表面上は…。
だけど、昨夜の涙を観た限り、表面上では、ある意味ふざけているようにも見えかねない裏側で、新庄選手なりの必死の思いが有ったんだろうな…苦しいことも、辛いことも、精一杯の努力も、たくさん有ったんだろうな、と思えた。
昨夜の涙は、エンターテイナーとしての涙ではなく、素直な心の底から流した、とても人間らしい涙だなぁ~と思った。

…観ている側と、観られている側。
観て、それを批判する側と、される側。
いつも、いつでも、どの世界でも、観ている側の方、批判する側の方が簡単…。
聞いた話によると、普段の、奥様と一緒にいてリラックスしている新庄選手は、とてもおとなしい人らしい。
球場では自由奔放に自然体でふるまっているように見えた新庄選手だが、実は、チームを強くするために、札幌ドームを満員にしたいために、かなり頑張っていたんじゃないか、無理もしていたんじゃないかと思える。

結果的に、本当に札幌ドームを満員にして、日本一にまでなった。
観客を呼べる選手を一流とするなら、チームを強くする選手を一流とするなら、新庄選手は新庄選手なりのやり方で、一流の、超一流のプロフェッショナルだったと思う。

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