私は今まで自分で考えた決断を、断固として信じてきた
自分が出した結論が、全て正しいと思い込んでいた
でも、そのことで、自分で、自分の首を絞めて、で苦しんできたんだと分かった
自分の思い通りに、人のことをしようとしていた
自分の考えが正しいと思っていたから、そう思わせようとしてた
その方が、良いのだと思って
やっと、そんな検討違いを、思い直すことができてきた
それは人との出会いがあったから
自分一人でいたのでは、絶対ことように考え直すことはできなかった
自分を根本的に変えるのは、自分じゃなくて、他の人なんだと思う
その中で、変われるんだと思う
だから、少し前までの悩みも、段々、自分の中で消化されてきた
ここで、例として挙げさせていただく
(Q.1)
良いな、と思っていた異性から、一緒にプールに行こうと言われた
(A.1)
最初、自分の考えでは、ありえないことだと思った
しかし、男女という性別が違うもの同士、考え方が違うのは当然
今までは、自分を正当化していたから、
「一緒にプールに行くなんて、論外」なんて思ってしまい、
断っていたことだろう
しかし、これからは違う
相手の考えの方が正しいのではないか、と思うようにした
もしかしたら、そのような開放的な空間を共有することで
今までの、どこか硬かった雰囲気が和み、壁が無くなるのかもしれない
そういう理由で、このように言ってくれたのではないかと思った
彼を、全面的に信頼してみようと、思えた
(Q.2)
父の病気のことがあるため、母に、すぐに会社に電話をして、
実家のほうに帰って来なさい、と言われた
(A.2)
今までだったら、「仕事があるから無理」と真っ向から拒否していたことだろう
仕事というのは、私にとって、大きなポジションを占めている
最も優先順位が高いと言っても良い
しかし、今は、母の意見が正しいのかもしれない、と思うようになった
ただ、人の意見に従う、というのではない
人から言われた通りにして、自分が不利な立場になったとしても、
その人に責任を取らせる訳にはいかない
全ての責任は、自分自身にある
だから、自分が責任の取れる範囲で、人の意見に耳を傾けようと思った
何度も言うが、自分が全て正しい訳では無い
人生という視点で考えれば、仕事だけ頑張るというのは、寂しいように思う
それより、家族の意見も汲み取り、その家族が納得できる形で、
私も居られたら良いように思う
来週、実家に帰るので、そのときは、出来る限り、手伝いなどをして
家族に楽をしてもらいたい
今は、父が病気だから、家に居ても元気が無いので、家族も不安を持ちながら
精神を磨り減らして生活しているのだろうし
せめて、帰ったときは、自分のできることをしていこう