たそがれ株屋のひとりごと

昔とった杵柄で、今の相場を懐メロ感覚で分析 時代遅れもまた楽し
リタイヤされた方に一服の清涼剤となれば望外の幸せ

ブログへの想い

証券会社の社長を最後に引退してからはや幾年、ボケ防止にネット取引を始めたが、隔世の感ある状況に戸惑う毎日。掲示板を覗くと何とも品格のかけらもない投稿だらけ。そこで一念発起、懐メロ感覚で今の相場を分析し、たとえ時代遅れといわれようと、同じ思いを抱くかたがたに過ぎ去りし良き時代に思いを馳せていただければ幸甚。

茹でカル相場

2013-01-24 07:27:30 | 日記
「二匹のカエルを用意し一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。
 すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出、生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに
 死亡する。」(実際には両者とも脱出するのだが・・・)
 円安に慣れきった投資家は目先の円高に驚き利益確定売りに走った。しかし、OECDの試算
 によると、円のドルに対する購買力平価は104円程度と推定される。
 過去の例では長期的にはその国の通貨は購買力平価にさや寄せすると言われる。とすれば目先の
 円高は一時的なものであり、そのうちに円安基調に転換すると見たい。
 久しぶりの押し目は株式買付の絶好のチャンスと捉えたい。

巳年は脱皮の年

2013-01-04 08:25:50 | 日記
米国の「財政の崖」が回避されたことから世界的な株高が期待される。
巳年に相応しく東京市場も過去のしがらみから”脱皮”する年になりそうだ。
日銀総裁も4月に交代し「ハト派」の登場が予想される。
安倍総裁が望む日銀の外債購入が実現すれば円相場の95円突破もあり得る。
日本企業の社内為替レートは今期分は予約されているが、来期は大幅な増益
が予想され、日本株の割安感が際立つだろう。
円相場が90円台乗せなら日経平均14,000台も視野に入るだろう。
「辰巳天井午下がり」の格言どうりの相場が期待できそうだ。