たそがれ株屋のひとりごと

昔とった杵柄で、今の相場を懐メロ感覚で分析 時代遅れもまた楽し
リタイヤされた方に一服の清涼剤となれば望外の幸せ

ブログへの想い

証券会社の社長を最後に引退してからはや幾年、ボケ防止にネット取引を始めたが、隔世の感ある状況に戸惑う毎日。掲示板を覗くと何とも品格のかけらもない投稿だらけ。そこで一念発起、懐メロ感覚で今の相場を分析し、たとえ時代遅れといわれようと、同じ思いを抱くかたがたに過ぎ去りし良き時代に思いを馳せていただければ幸甚。

5Dショック

2009-11-28 07:51:01 | 日記
「山の吊橋」 春日 八郎
山の吊橋どなたが通る せがれなくした 鉄砲うちが 話相手の犬つれて 熊のおやじを みやげにすると 鉄砲ひとなでして通る ホレ ユーラ ユーラ。

「5D」に揺れる東京市場。①Doller安 ②Deflation ③ Democratic party(民主党 リスク)④Distoribution(増資)⑤Dobai(ドバイショック)
14年振りの高値の円高(84円81銭)も介入警戒感から反転の兆し。増資もほぼ織り込み済み。民主党政権 鳩山総理の退陣も視野に。ドバイの返済猶予は総額5兆円で金額的には容認出来る範囲内。
余震は2~3日続きそうだが、PBR,PBR,利回りから、割安感。反転近しと見る。来週から、押し目買いか・・・・。

独歩

2009-11-26 07:33:48 | 日記
国木田独歩の短編「牛肉と馬鈴薯」は、理想(馬鈴薯ージャガイモ)と現実(ビフテキ)を考察する哲学小説。独歩の代表作。(”仕分け人”に読ませたい本だ)

200日移動平均(9/25現在 9,357,05円)11/25日 安値 9,366円 終値 9,441円と辛うじて反転した日経平均株価。政局不安(鳩山献金問題)デフレ 円高不安など懸念材料多く、今後も、瞬間的な「200日線」割れも予想されるが、世界独歩安の日本株。10年3月期の東証株価指数(TOPIX)ベースの一株当り利益(EPS)は、64円が予想されている。(野村金融経済研究所 11/25日)。現在のTOPIX値は約830ポイント、日経平均 9,440円 その倍率(NT倍率)は 11、4倍。TOPIXベースのPERは約13倍。NYは17~18倍、上海 15~16倍、英、独、仏 は15~17倍で,明らかに、日本株の割安が目立つ。懸念材料は多いとはいえ外国人からみても、魅力的なレベルにきていると云えるのではないか。
PER 15~16倍の12,450円~13,280円を中期目標に考えたい。
来年の「えと」は「寅」。「虎は千里行って 千里戻る」と言われる。来年の早い時期に(3月頃か?)12,000~12,500円程度への”戻り”が期待出来るのではないか。                  
 円も87円30銭と独歩高、株は独歩安。(ドルの独歩安) 政府高官のドル安容認発言とFRBの低金利継続方針確認で。日銀、財務大臣、「円売り介入」に踏み込むか?異常なドル安状態にどう対応するか。更なる金融の量的緩和にふみきるか? または、例によって、決まり文句の「注意深く見守る」か?
中央銀行、財務省の力量が問われる局面だ。

たわらのねずみ

2009-11-24 07:28:10 | 日記
「ズイズイずっころばし」   童歌
ズイズイずっころばし ごまみそずい ちゃつぼにおわれて トッピンシャン ぬけたら ドンドコショ
たわらのねずみが 米くって チュー 、チュー チュー チュー おとさんが呼んでも おかさんが呼んでも いきっこなしよ
井戸のまわりで お茶碗かいたのだあれ

意味不明のことばが並んでいるが、一説によると、「茶道仲間(茶壷)」と語らって、明智 光秀がおこした「本能寺の変」を後の世の人が、それとなく、詠んだ詩と云われる。さしずめ、「ねずみ」が光秀で「米」が信長か?「たわらのねずみ」とは、俵ー米から、光秀が信長の家臣だったことを意味していると。

11月 23日はかっての「新嘗祭」(現在は勤労感謝の日)新嘗祭は古くから、その年に収穫された新穀や新酒を天照大神をはじめとする天地の神に供えて、農作物の恵みに感謝し、自らも食す儀式であった。 日本書紀に、642年(皇極天皇 元年)11月 6日に新嘗祭が行われたとの記述があるのが、文献にに出てくる最初である。 明治以降、新嘗祭は、11月23日に定められて、国民の祝日となった。
そして、昭和23年より現在の「勤労感謝の日」と名を変えて国民の祝日となった。
「五穀豊穣」を願う国民の気持ちは、今も昔も変わらない。最近は「米余り」のせいか、「豊作」を喜ぶこともあまりない。しかし、縄文時代から受け継がれてきた「米」(国民の主食)をもっと大切にすべきではないか。「農家の所得補償」ばかり話題になっているが・・・。

株式市場にも「五穀豊穣の秋」が来て欲しいと思うこの頃だ。

イエローカード

2009-11-19 08:03:05 | 日記
「黄色いリボン」 アメリカ民謡 
彼女が巻いてる黄色いリボン、5月と9月に身につける、みんなが、理由を尋ねると、遠くの彼氏のためだとさ。

ご存知のジョン・ウエイン主演のアメリカ騎兵隊を描いた西部劇のテーマ曲に使用されて、一躍、世界的に有名になった。

外人投資家から”新衰退国”と揶揄される東京市場。(11/19日 日経新聞三面)
政権不信、成長政策が必ずしも見えない企業の公募増資(借入金返済など)による需給不安と「イエローカード」二枚の株式市場、後一枚で「レッドカード」で退場となる。鳩山首相、菅副総理は共に、”理系”出身で”経済音痴”のそしりを免れないようだ。「レッドカード」が出る前に、ゴールを決めないと”選手交代”の声も出かねない。ここは、自民党の出番だろう。国会論戦の主要テーマとして、経済、外交問題を取り上げるべきだ。25日開催予定の党首討論(民主党は逃げ腰だが・・・)での谷垣総裁の手腕に期待したい。存在感を示す絶好のチャンスだ。”忘れられた自民党”の復活をかけて臨んでもらいたいものだ。
  

ひとり旅

2009-11-17 08:26:34 | 日記
木枯紋次郎」  上条 恒彦
どこかで、誰かが、きっと待っていてくれる、雲は焼け、道は乾き、陽(ひ)はいつまでも沈まない、心は昔死んだ、
微笑(ほほえみ)には、会ったこともない、昨日(きのう)なんか知らない、今日は旅を一人。
けれども、どこかで、お前は、待っていてくれる、きっとお前は、風の中で待っている。

NYダウ 10406ドルと、再度年初来高値更新。上海、香港の株価指数も同じく高値更新。ブラジル、ロシア、インド、英、仏、独も高値更新
日本株だけ安値更新の”一人旅”「鳩山不況」ここに極まれりか?
                           
 岡田外相、普天間移設は年内に結論を出したいと。首相、岡田発言を批判。外相が正論だろう。亀井大臣、2次補正2,7兆円の菅副総理案に、笑止千万と痛烈に批判、深刻な現状(不況)認識不足だと(初めての正論?)閣内不一致を嫌気、外人、機関投資家の見送り姿勢続く。内閣支持率 53%と急落。
 かかる時は「孫子の兵法」にいわく「先に近道と遠回りの計算を知った者が勝つ。これが軍事的要所争奪の法なり」に思いを致したいところ。しかし株式投資の近道を見つけるのは至難の技、やはり「遠回り」の計算の方が楽だ。「急がば回れ」の格言もある。
今は、”長が~く愛して”(大原 麗子のトリスのCM)の気持ちで、急がずあわてず、正道を進むべきか・・・・。

過去に向き合う

2009-11-15 08:40:54 | 日記
「愛燦燦」 小椋 桂
1 雨潜潜とこの身におちて、わずかばかりの運のわるさを、恨んだりして、人は哀しいものですね、  
 それでも過去たちは、優しく睫毛に憩う、人生って不思議なものですね。
2 愛燦燦とこの身に降って、心秘かな嬉しい涙を流したりして、人はかわいい、かわいいものですね、
 ああ過去達は優しく睫毛に憩う、人生って、不思議なものですね。

 昨年秋のリーマン・ショックからの1年間、しばしば引き合いにだされてきたのは1929年、つまり80年前に始まった世界大恐慌だった。オバマ大統領はフランクリン・ルーズベルトになれるか。ニユーディール政策は今も有効か。経済への政府の積極的な介入を説いたケインズ経済学を再評価するべきか。80年前の大恐慌は、70年前の大戦勃発、そして20年前のベルリンの壁崩壊、現在へと一筋につながっている。
先日の即位20年式典の記者会見での天皇陛下の言葉が記憶に残る。「心配なのは、次第に過去の歴史が忘れられていくのではないか、ということです」「昭和の六十有余年は私どもにさまざまな教訓を与えてくれます。過去の歴史的事実を十分に知って、未来に備えることが大切と思います」。歴史の崩壊への危機感である。
「歴史は現在と過去の対話である」とは「歴史とは何か」を著した英国の歴史家、E・H・カーの言葉だ。対話を交わすべき過去の声に耳を澄ます大切さを、改めて考える時ではないだろうか。

株式市場の先行きを考える今、必要なことは「過去との対話」ではないか。過去と対話することで「未来」の姿が見えてくるのでは。(オバマ演説を聞いて)

即位20年に思う

2009-11-14 19:03:41 | 日記
「お山の大将」 西条 八十 作詞 本居 長世 作曲
お山の大将 俺ひとり、あとからくるもの つき落とせ、ころげて落ちて またのぼる 赤い夕日の丘の上
(中略)
お山の大将 月ひとつ あとから来るもの夜ばかり。

即位20年、1989年のことだ。丁度、日経平均株価が、38,000円台であったバブルの”山”の頂点であった。世間中の人が自分こそ”お山の大将”の気分であった。かくゆう小生も例外ではなかったが。そこから、途中に「小泉改革相場」の中間反騰はあったが、09年8月末の7,054円まで、20年間の長期下落相場であった。現在の株価位置は、回復の一合目にも達していない。確かに、成長率の鈍化、少子化現象の深刻化、世界不況の影響など、弱気派に組みする材料に事欠かない。
 過去を振り返れば、平均株価、「1,000円の攻防ー共同証券、保有組合」のS40年。トイレットペーパー、洗剤が店頭から消えた1次、2次のオイルショックの時代、そして今回の米サブプライムローンに端を発した世界同時不況である。しかし、いずれのケースでも、新しい産業が芽生えてその後目覚しい成長を遂げていることを想起すべきだ。40年、東京通信工業として公開した後の「ソニー」、オイルショックの後にゲーム機器に進出した”カルタ”の任天堂、安売り衣料品からスタートした「ユニクロ」のF・リテイリング、セブンイレブン、弱小部品メーカーであった村田製作所、東京エレクトロンなど多くの成長企業が誕生している。
 さて、今回の「大不況」から、どんな新成長株が生まれてくるのだろうか?「若草山の山焼き」の数ヵ月後に緑の新芽が発芽して、見事な「若草」に育つという。”焼け野原”状態の現在の不況を克服して、たくましく成長してくる企業は?
それを見つけることにこそ株式投資の醍醐味がある。    

豊かな想像力

2009-11-14 08:59:32 | 日記
    「 背くらべ」
  柱のきずは、おととしの、五月五日の背くらべ
  粽(ちまき)たべたべ、兄さんが、計ってくれた、背のたけ
  きのうくらべりゃ、なんのその、やっと羽織の紐(ひも)のたけ。

子供の成長は早いもので、一年間で10センチほども伸びることは、自分の記憶にも残っている。
ところで、昨今の株式市場は不振を極めている。政府の成長戦略が明確でないこと、国債増発懸念からくる長期金利の上昇、株式需給不安(11/13日 三菱UFJ HDが1兆円規模の増資、普通株の発行を決めた)などなど。しかし、F・リテイリング(ユニクロ)のように、ここ1年で株価が数倍になった銘柄も少なくない。ほかに、リチュムイオン電池関連の田中化学研究所、GSユアサ、原子力部材の日本製鋼所、後発薬品の沢井製薬、料理メニューをインターネットで提供するクックパッド、玩具のタカラトミー、新型インフル薬の大幸薬品など枚挙にいとまがない。株価が大きく値上がりした条件はさまざまだが、共通しているのは、豊富な「フリーキャッシュフロー」をもっていること、そして最も大切と思われるのは、企業の長期的な成長戦略を継続的に実行しているか、どうかであろう。単なる金持ち企業では、市場の評価は得られない。任天堂がポストゲーム戦略不足のため1年で株価が、半分以下になったことを想起すべきだ。
それでは、これからの新成長株は??? ヒントとしては、新政権の政策の重点項目で恩恵を受ける企業、地球温暖化防止関連(原子力、エコカー,家電など)子育て関連、年率15~30%成長が続くネット関連、中国、インドで売上を拡大している企業、さらにはこれからマーケットが急成長すると思われる、グリーンビジネスに有力な技術を持つ企業などが挙げられる。もちろんほかにも隠れた成長企業が多数あるだろう。
 かって、近代経済学の父といわれた「ケインズ」は「株式投資は偉大な連想ゲームであり、その勝者は豊かな想像力を有する者だ。」といっている。
低迷するかに見える今こそ、絶好のチャンスかもしれない。チャレンジしてみる価値はありそうだ。

知床旅情

2009-11-11 07:41:44 | 日記
   「知床旅情」
 知床の岬にハマナスの咲くころ 思い出しておくれ 俺達のことを 飲んで騒いで丘にのぼれば はるか国後に 白夜は明ける

巨星墜つ。 稀代の名優 森繁 久弥 永眠。合掌。「社長シリーズ」「駅前シリーズ」「三等重役」などの喜劇。「夫婦善哉」(淡島 千景と共演)などの人情もの。「屋根の上のヴァイオリン弾き」などのオペラ。歌手、作詞、作曲家、NHK元アナウンサーなど多彩な才能の持ち主だった。 96歳の大往生とは言え、惜しまれる死である。
  ところで「ハマナス(浜茄子)」の花ことば、「美しい悲しみ」「香りゆたか」とある。今頃は、大好きだった「知床旅情」を口ずさみながら、知床の夜空に輝く、北極星(北斗七星の中の一等星)をみあげて、楽しく酒でも飲んでるかもしれない。 「北斗七星」といえば、「白鳥座」「カシオペア」と並んで、冬の星座の主役である。”ラッキーセブン””しあわせを運ぶ鳥””株価上昇のサインW」と縁起も良い。冬本番で、「ラッキーセブン」の大逆転に期待して・・・・。

川柳でお遊び

2009-11-07 17:16:06 | 日記

 温暖化 冷やし所を 間違えた (鳩山不況と言われて)

 決断に幸(サチ)の手そっと 背中押し ( 普天間決断で、みゆき夫人が)  

  党大会 別れの歌を 熱唱し ( 自民党、政権交代でも与党ボケ直らず)

 モラトリアム そこのけ そこのけ ”亀”通る( 返済猶予法案、国会に提出)

 献金に 屋台も揺れる 鳩山御殿( 故人、西松、献金問題噴出で)

 オバマ来日、12日から13日に延期。 米の銃乱射事件の追悼式に出席のため。 11日、沖縄で岡田ークリントン会談、日米安保問題を協議。米、高官、「普天間」早急な結論望まずと表明。日本の態度決定に時間的猶予を与える。少なくとも年内に結論を出すことを求められている。いよいよ決断の時だ。                                      


素早い対応を

2009-11-07 07:51:29 | 日記
「線路は続くどこまでも (中略)たのしい旅(マイホーム)の夢 つないでる。」

6日、発表の雇用統計、失業率、過去最悪の10,2%。急遽、景気下支え策決定。住宅取得減税の来年4月までの延長を、上下両院で賛成多数で可決。FRBも事実上のゼロ金利政策の継続を決定。英国で6日開幕する「G20」でも、景気配慮の姿勢を鮮明にする見通しだ。これを受けて、NYダウ、9,937ドル(68ドル安)で始まったが、引けにかけ反発、高値10,040ドル、終値 10,023ドルと17ドル高と小幅高で終了。 ドルー円は89,95~98とやや円高。VIX 指数は、11/3日の32ポイントから25ポイントと急低下。先高を暗示している。10/20日の10,100ドルの突破も視野に。
日本株は、外交、経済政策、予算編成、景気対策、国債増発懸念からの長期金利上昇(6日 10年国債利回り1,46~1,48%に上昇)などの不透明感から、国内外の機関投資家、個人の見送り姿勢続く。「普天間」問題に解決のメドがたつか、、景気に配慮した予算編成が行われるか、などが注目される。米、住宅減税の継続決定は日本の建機株には追い風となるだろう。景気の二番底懸念を払拭するためにも、政府のスピード感のある対応を望みたい。「オバマ政権」の素早い対応を見習って欲しいが・・・。          

坊っちゃん劇場

2009-11-06 09:28:28 | 日記
 「坊っちゃん」 夏目漱石
主な登場人物 
       ぼっちゃん (無鉄砲な江戸っ子気質の持ち主で松山の中学校の英語教師に、東京から赴任する)
       山嵐     (数学の主任教師 正義感の強い性格で生徒にも人望があり、坊ちゃんと友情関係にある)
       赤シャツ   (教頭 陰湿な性格で、ぼっちゃんから毛嫌いされる。マドンナと交際している。「実力NOワン」)
       野だいこ   (絵画教師 赤シャツの腰巾着)
       うらなり   (英語教師 お人よしな性格で、婚約者「マドンナ」を、赤シャツに奪われて転校させられる)
       マドンナ   (うらなりの元婚約者。きわめつきの美人)



坊ちゃん(首相)山嵐(岡田外相)うらなり(菅副総理)の3者連合が赤シャツ(小沢幹事長)野だいこ(亀井金融相)に押し切られる。
郵政人事で元大蔵省の天皇といわれた「狸」、斉藤元次官が社長就任。
赤シャツに人事権(マドンナ)を奪われた「うらなり」(菅 戦略室担当大臣)の巻き返しなるか?
坊ちゃんと山嵐「普天間移設問題」をテコに主導権を”赤シャツ”から奪い取れるか、まさに正念場だ。
「核の傘」に守られている日本の現状をふまえて、オバマ政権と沖縄県民も納得できる結論を早急に導きだすことが必要だろう。首相のリーダーシップの発揮を期待したい。         

時の流れに・・・

2009-11-03 08:05:31 | 日記
時の流れに身をまかせ」  テレサテン
もしもあなたと逢えずにいたら、わたしは、何をしてたでしょううか、平凡だけど誰かを愛し、普通の暮らし、してたでしょうか。
時の流れに身をまかせ、あなたの色に染められ、一度の人生、それさえ、捨てることも、かまわない、
だから、お願い、そばに置いてね、いまはあなたしか愛せない。

日本株の低空飛行がつづいている。円高、米国経済の回復速度の鈍りなど理由はいくつかある。気になるのは、政治要因(ハトヤマ不況)を低迷の主な理由に挙げる市場関係者が増えてきたことだ。鳩山内閣は時計の針を逆戻りさせようとしているのかと疑いたくなるような姿勢が目につく。郵政事業の見直しはその典型例だ。議論の始まった10年前に逆戻りした思いを強くする。13年前の米軍普天間基地移設に関する日米合意や日米同盟そのものの包括的見直しを口にする鳩山政権に、米国は不信を強めている。いくら政権交代があったとはいえ、国家外交の歴史を無視し、巻き戻すかの言動は相手の目に奇異に映って当然だろう。
財政危機下での安易な赤字国債容認論は、長期金利の上昇と株式相場の低迷を誘っている。海外では将来の日本国債のデフォルト懸念や格下げの妥当性を指摘する声も出始めた。日本経済や日本外交の時を止めず、前に進める政策が一日も早く新政権から出てくることを期待したい。(日経 大機小機より)
首相も”時の流れに身をまかせ”マニフェストからの脱却、現実路線への転換を早期に計るべきだろう。
かって、フランスのディスカールディスタン大統領は新政権発足と同時にマニフェストの見直しで国民の顰蹙をかったが、今日の仏経済の繁栄をもたらしたことを想起するべきではないか。    

台風一過

2009-11-02 13:40:39 | 日記
「台風の歌」 プリンセス・プリンセス
ラジオからは古いロックンロール、追る台風告げるニュース、土砂降りの雨も、降り続くわけじゃない。ふりだしに戻るのも、遠くはない・・・・・

日経平均の長期傾向を示す200日移動平均線は、7月末に底打ち(8,500円程度)し、現在値は9,240円。ゆるやかに上昇している。経験則では、200日線の反転は最低2~3年の中期上昇を示唆しているものといわれる。目先の波乱はあっても、上昇傾向に変化はないだろう。200日ではなく210日前後は日本では台風シーズンの始まり(7月~7月10日頃)といわれる。200日線を信頼して、業績好転銘柄に絞って押し目買いを貫くところではないか。上方修正期待のコマツ、野村HDG,ホンダ、PER,7~9倍と予想されるタカラトミー、原子力関連の東芝、日立、三菱重工、出遅れ顕著なメガバンク、PBR0.5倍で欧米住宅市場の回復が追い風となる竹内製作所、日立建機などがねらい目か?「台風一過の秋晴れ」に期待だ。