話題の東京スカイツリーが、いよいよ6月22日に開業する。634米、世界一に期待が集まる。
それは美術史上最も奇妙な事件、180年前に描かれた一枚の浮世絵。その絵には「ありえないもの」が描かれている。それは浮世絵師歌川国芳が描いた「東都三つ股図」。2012年現在、その浮世絵に描かれているのと同じ場所に立ってみると、まさに同じ光景ースカイツリーと相似形の塔ーが目に飛び込んでくる。まるで未来を予見していたようなこの絵を描いたのが歌川国芳(1798~1861年)である。庶民文化が江戸時代後期に登場し「江戸に国芳あり」と称えられた天才絵師である。
この浮世絵は2月末まで六本木の「森アートセンター・ギャラリー」で展示されていた。スカイツリーの開業に合わせ、再公開されるのでは?
ところで、低迷が続く株式市場で証券アナリストの自信喪失が目立つ。180年後の予測などとは言わないが、せめて1~2年後の業績展望、有望銘柄の発掘に注力して欲しいものだ。