A2G2Mk2

脱線過多ですが在庫についてとか、アンテナに引っ掛かるガラクタまで、と言いつつ、柴犬となめこの話が多いかも(汗)

馬渡橋カウントダウン

2014-11-15 23:40:36 | Weblog
神奈川県道54号の、最後の難所、馬渡橋。
(上溝の側から来るバスを、半原側から撮っています)

軽自動車以上の幅だと橋の上のすれ違いができません。
通るバスがフルサイズなので、バスが通ると幅いっぱいです。


18日に、新しい仮の橋に供用転用になってしまうため、

旧い道路橋を渡れるのはあと数日。
今朝は早起きして、馬渡橋の最後の様子を収めに来ました。
(こんな事になるのであれば仮設橋が架かる前に撮影しておくべきでした・・)

この画像で、道路が県道54号、手前が南で上溝側から来て、
橋の向こうが半原(方角は北)となります。
橋の真上に映っているクリーム色の建物は、
愛川町の半原出張所です。
(改めて地図で確認して見ましたところ、
 ↑この画像は奇跡的に真北を向いて撮れていました・・
 真北を狙った訳ではありませんでしたが(汗))

神奈川県道54号線は、
相模原のかつての中心的役割だったであろう上溝と
撚り糸(撚糸)の技術において全国にその名を轟かせた、
愛川町の中心、半原を結んでいます。
ウチの店にいらしていただくのに、
相模原方面からの場合、54号をたどって来ていただくと
かなり来ていただき易いという、縁深い県道です。

中津川の流域で、両側に山が迫って一番狭い箇所に掛っているのがこの馬渡橋です。

「神奈川の橋100選」とかをやって、文化財的なものを残す神奈川県なので、
てっきり人道橋として残すのかと思ってタカをくくっていたのですが、
(今の車道橋もかなり古い。大正15年架設との事)
完成予想図を見るときれいさっぱり撤去されてしまう様ですので、
こうした姿を見れるのもあと少し、となってしまっています。

ちなみに僕はここで、譲る譲らないでモメている事を、
ただの1度も見たことがありません。
整然と譲り、通過し、あいさつし、という
マナーのいい人の多い橋です。



そして、この橋を背に北上すると、こんな景色になり

こんな大けやきの下をくぐって進むと、

(↑ずいぶん「遠くに来た感」のある、旅情あふれる画ではないでしょうか。
 個人的に大好きな、南信州の谷合のいくつかの街道にそっくりで、とても気に入っています!)
やがて半原の集落に到着します。ここまで来ると、あとは店まで5分ほどです。


オマケ  「馬渡しんせつ地図」






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2 コメント

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Unknown ()
2014-11-16 18:06:16
ブチョーさんの、こんな旅情溢れる、マニアックかつ地域愛あるブログが好きです。
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馬渡橋に限らず (ひらばやし本人)
2014-11-17 21:33:59
馬渡橋は夜(帰り)しか使わなかったんで、
気付くのが遅かったですね・・正直。
以前紹介した平山橋が残ったので油断していました。
(平山橋は馬渡橋のとなり(一本下流)なので)
移転して来ていざ各裏通り(かつての本通り)
を通って見ると、
この界隈にはかなり「昭和」が残っていたのでした。
まだまだいい所(モノ)が店の近くにいっぱいあるので、
紹介して行くつもりです。
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