夢千年のナチュラル・ライフ

オーガニックな暮らしを求めて、愛知県の作手高原へ一家で移住して15年。スローライフ&スローフード実践中!

グリーンピースの情報によると・・・

2008年11月28日 | 環境のはなし
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1.「生殖機能へ悪影響」、オーストリアで研究結果発表

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遺伝子組み換え作物を食べ続けたマウスは、遺伝子組み換えでない作物を食べ
たマウスに比べ出生数が大幅に減少する」という研究論文がオーストリア政府主
催の科学セミナーで発表されました。

この研究論文の主執筆者であるウィーン大学獣医学博士ユルゲル・ゼンテック教
授(Dr. Jurgen Zentek)は、11月11日オーストリアの首都ウィーンで講演を行
い、教授らオーストリアの科学者たちが長期間取り組んできた飼育試験のひとつ
の結果として、遺伝子組み換えトウモロコシを与えつづけたマウスは、3代目4代
目になると出生数に大幅な減少が見られ、遺伝子組み換えでないトウモロコシを
与えたマウスは効率的な生殖を行うことが明らかになったと発表しました。この
結果は食物源の違いに起因するものでありうる、と教授は結論づけています。

今回の研究発表でまた、遺伝子組み換え作物・食品の安全性は保証できないこと
が示されたことになります。

教授たちの実験に使用された遺伝子組み換えトウモロコシは、除草剤耐性と一定
の害虫耐性をもつモンサント社所有の遺伝子組み換えトウモロコシです。

この遺伝子組み換えトウモロコシは、日本では2002年から飼料としての使用が認可
されており、2003年からは食品への使用も認可されています。
遺伝子組み換え
作物は各国により安全基準は異なります。しかし日本では、遺伝子組み換え原料
を使っている食品かどうかを見分ける的確な表示がないため、私たちは知らずに
食べている可能性があります。