プログラム上では、データを入れ物に入れておく必要があります。食事をするときには料理をお皿に盛るのと一緒です。お皿に盛らなくてもナベという入れ物に入っていることもあるでしょう。
Perlには入れ物が3種類あります。
$ と @ と % です。
$osara とか @obento とか %menu というふうに、それぞれの記号のうしろに名前をつけて使います。自分でお好みのアルファベットを使って入れ物の名前をつけることができるわけです。
$ という入れ物の中には、ひとつの物しか入れることができません。
$osara には 「肉じゃが」や「ほうれん草のおひたし」など、それぞれ1品料理が入ってるわけです。
@ という入れ物には、複数の物を入れることができます。
@obento には「ご飯」も「タコさんウインナー」も「お漬け物」も入れることができるわけです。
% という入れ物にも複数の物を入れられますが、入れたものにさらに名前をつけることができます。
%menu にはたくさんの料理がありますが、これをください、と料理名を指定すれば好きなものが出てくるわけです。
入れ物のことを変数、$ を スカラー、@ を配列、% を 連想配列またはハッシュと呼びます。
$osara = "肉じゃが";
@obento = ("ご飯", "タコさんウインナー", "お漬け物");
%menu = ("今日のオススメ" => "サバのミソ煮", "Aランチ" => "野菜炒め定食");
上の例のようにすることで、それぞれの入れ物に料理を入れることができます。
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