Perlのプログラムをさっそく見てみましょう。
$a = 1;
$b = 2;
$c = $a + $b;
print $c;
$a が 1 で、$b が 2 で、$a と $b を足したものが $c であって、$cを表示しなさい、というプログラムです。
このプログラムを実行すると、もちろん「3」と表示されます。こんな暗算でもできるようなことを、コンピュータにやらせても何もおもしろいことはありませんので、次を見てみましょう。
$a = 1;
$b = 1000;
foreach my $d ($a .. $b) {
$c = $c + $d;
}
print $c;
$a から $b までを全部足すといくつになるかを求めるプログラムです。この場合は 1+2+3+4+…+999+1000 を計算するわけです。
仮に上の $b を 1000000 という大きな数字にしたとしても、最新のコンピュータなら一瞬で答えをはじき出してくれます。
Perlに限らず、計算するというのはプログラムの基本ですし、コンピュータの最も得意とするところです。今後、プログラミングを覚えたら、どんどんコンピュータに命令してしまいましょう。