プログラム用語で「コメント」というと、それはプログラムの実行にはなにも関係ない、プログラム作成者のためのメモの意味になります。
コメントを書いておくと、後で自分でそのプログラムを見返した時に、あるいは、他の誰かがあなたに代わってプログラムの手直しをしようとした時に、とてもわかりやすくなります。
#これはコメントです
コメントは、#からはじまり、改行で終わります。何を書いても構いません。
$a = 1; # $aに1を代入します
このように、行の後ろにコメントを追加できます。$a = 1 は実行されますが、#以降のコメント部分はプログラムの実行時には無視されます。
# ──── 合計を求める ────
sub goukei {
my ($a, $b) = @_;
return $a + $b;
}
サブルーチンの最初にコメントを書いておくことで、何をするサブルーチンかがよくわかります。
# 1行目から2行目にわたって
# コメントを書くことができます
複数行のコメントも、それぞれの行頭に#を付けることで書くことができますが、裏技として、
=pod
この部分にコメントを書くことができます
$c = $a + $b;
print $c;
書いたプログラムを一時的に実行させない
ようにする時に便利です
=cut
上のように、=pod から =cut までを一気にコメントにすることもできます。
コメントなので、どのような式や命令を書いても実行されません。