チューリップというと、バラードにしてもポップロックにしても洋楽風の味付けと1音1歌詞のような詞の貼り付けですね。
というわけで、ポップロック系の曲の代表がこの「ブルースカイ」で、これまた明らかにポール・マッカートニー風の和音&リズムの組み合わせで出来てます。(ラブリーエミリーなんかもこの系統ですね)
いきなりイントロがサビで、下降音階で入るパターンと、いきなり入るパターンと、FMライブでは2種類ありましたが、テレビなどでは下降音階付きが標準でした。
サビの裏の部分・コーラスが「ぶるすか」と入れるところで手拍子・パンパンがお約束でした。なので観客さんも参加できる点で学校祭にはいい曲です。
このころのドーナツ盤(シングル)のレコードの歌詞では、やたら十字架みたいなマークが多くて、要は「繰り返し」の部分の意味だったんですけど、あれが多いというのはやはり楽譜が力を持ってた時代だったからなんでしょうね。(D.C.部分) いざ自分だけで歌うとなると、歌詞を探すのが大変で、繰り返し部分が3種類もあった曲だともう間違えないのがおかしいほどでした。
まあ、昔は毎月の月刊明星の歌本をボロボロになるまで読み込んで、暗譜で歌うのがデフォでしたので、最初だけの苦労なんですけどね。
それにしても、クラスの半分くらいのコは、歌謡曲だとテレビ番組で2-3回見ただけで、ブレス位置だけでなく、振り付けまで完璧にコピれたというのはすごい時代だったと思います。なので、この曲を歌うと、すぐに周りが「ぶるすか!」パンパンと入れて「Ah----,Ah-----,Uh---,Uh---,Uh--,Uh--」と6度+3度上のコーラスが入る、という気持ちのよい時代でもありましたのです。ギター弾きがいるとベースラインまで声まねで入れてくれるのですよ。
なお、西城秀樹のい「ブルースカイブルー」とかウイリーネルソンの「ブルスカイ」とか(パルコの閉店音楽ですね)、斉藤由希の「青空のかけら」とか、青空は名曲が多いのです。
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ブルースカイ (作詩:財津和夫)
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
君をいつも 抱いて寝てた この部屋の窓辺は
今日も淋しさのかけらが ゆれるカーテンから こぼれている
さよならを いわないまま 別れを告げた日は
君の後姿に 青い空がとても とても高すぎた
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
めぐり逢いは 不思議なもの だから大事にして
二人の心の絆を しっかり結んで欲しいと いってた君だったのに
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
忘れようと 破ってみた 君の写真だけど
なぜか想い出させる 今日の空の青さは 今日の空の青さは
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさに
まぎれながら生きてゆこう 悲しみがくる前に
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
※Oh! Blue sky (blue sky!) Blue sky (blue sky!)
この空の明るさよ(Ah,Ah)
なぜ僕のこの悲しみ 映してはくれない?(Uh,Uh,Uh,Uh)※
映してはくれない
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(ライブ時の歌詞です)