第58回の発信です。 やっと朝方は、涼しくなりました。みなさま、おかわりありませんか。
8/23 世田谷文学館で開催されている「日本SF展」に行ってきました。体も頭も夏バテのようで、夢の中まで仕事をしている状況でした。タイトルに惹かれ、千歳船橋の駅前に立つと雨。
展示室に入ると、ああ..そうかという第一印象です。筒井康隆・星新一・小松左京各氏の名前が。そうでした。SFでした。自身の人生の中でSFはまったく読んできませんでした。さらに会場を進むと、手塚治虫、平井和正と名前が、さらに鉄腕アトム、ウルトラマン、サンダーバードの秘密基地などが目に入ってきました。
いろいろな方面に進化しているんですね、SF。本当にリフレッシュできました。“SF”を岩波の国語辞典で引いてみると「科学が進んだ未来の社会とか宇宙とかを舞台とする空想的な小説、空想科学小説」とのこと。
著者 浦沢直樹「初期のURASAWA」小学館 茨木のり子「詩のこころを読む」岩波ジュニア新書です。www.amazon.co.jp
日本SF展のパンフの最期のほうに載っていた浦沢直樹氏のトーク&ライブ記事がありました。SFの入門はまず、浦沢氏のマンガから、入ることにしました。おもしろい!が、SFが好きになると他の本が読めません。ローマ人の物語が、遠くで私を呼んでいます。
次の茨木氏のこの本、著者が自分の好きな詩を並べると、こんな感じと、巻頭で伝えています。私が気に入った詩をP204から引きます。 幻の花 石垣りん
庭に 今年の菊が咲いた。 子供のとき、 季節は目の前に ひとつしか展開しなかった。 今は見える 去年の菊。 おととしの菊。 十年前の菊。 遠くから まぼろしの花たちがあらわれ 今年の花を 連れ去ろうとしているのが見える。 ああこの菊も! そうして別れる 私もまた何かの手にひかれて。 ‐詩集『表札など』
ゆく夏、そして自身、高齢の両親への想いを重ね併せ、自然、人間のはかなさ、感じました。
さあ!ブログを送信したら、茅ヶ崎北部、赤羽根のゆく夏、探しにいきます。
今日はここまで。次回勉強Cafe開店は2014年11月1日(土)14時から、茅ヶ崎市民ギャラリーA会議室になります。なにやら勉強してみたい方、ぜひ、お気軽にご参加ください。TEL 090-3572-0202 では失敬!ナラ
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