第86回の発信です。 やっと勉強Cafe開催できました。
4/30 茅ヶ崎市民ギャラリーA会議室にて春季茅ヶ崎勉強Cafe開店しました。
今回はI氏担当のゼミで、お題は「原点にあたる」を考える です。三菱自動車のデータ改ざん事件から、自治会もろもろの悩み、そして日本の外交まで、問題を捉えるにあたり、原点にあたる意味を学んで行きました。原点の語句の意味として、根源、基準、座標の交差、根本と捉えた上で、I氏曰く。「C⁴Iの欠落で問題を考えてみよう。C⁴Iとは①顧客満足、②内部統制/体質、③法令遵守、④企業の社会的責任、そしてIの改善です」上記3つの問題にあてはめながら、話しが進み、食品の事件など、他の例まで、こんなこともあったねの連発となりました。Cafe終了後、私ナラは、何かの本で見た”そもそも”というワードで問題を疑ってみる、捉えなおしてみることを思い出しました。自分なりの納得感を得て満足した次第です。
5/2は、港の見える丘公園にある神奈川近代文学館閲覧室で夏目漱石の下調べです。たくさんの漱石本の中から、江藤淳氏の著書2冊をぱらぱらやり、3時間。奥側の閲覧室に一人二人いるほかは、誰も来ません。窓硝子を通して観る文学館の橋(横断橋というのでしょうか)が美しく、閲覧室を出たあと、橋脚の元で二人の世界を演じている若い方を見、ああ.青春...で今日はお開きです。
著者 栗木京子「短歌を楽しむ」岩波ジュニア新書 です。www.amazon.co.jp
EテレのNHK短歌の選者である栗木氏の本を手に取りました。番組の比喩の質問コーナーの元はここにあり、復習いたしました。例に挙げている歌をメモするにあたり、単語カードを活用したところ、コレはいいです。カードを縦に使い、マス目にキッチリ歌を書き取ることは、おさまりが良く、ある種、快感です。ちなみに書き取った歌は次のとおりです。
冷水に八つの角の冴えざえと豆腐がありぬ朝の厨に 吉川喜代美「風の指紋」
カレンダーの隅24/31分母の日に逢う約束がある 吉川忠志「青蟬」
観覧車回れよ回れ想ひ出は一日我には一生 栗木京子「水惑星」
一日は、ひとひ、一生は、ひとよと詠むとのこと、韻が最高です。
今日はここまで!次回夏の勉強Cafe は夏目漱石の読書会です。7月30日(土)になります。何やら始めたい方、お気軽にのぞいてみてください