茅ヶ崎発!勉強通信

茅ヶ崎在住の著者が日々の自身の勉強のあれこれを発信致します。

市民講座における司会者のあるべき姿を見つけた!

2012-06-03 09:48:39 | 学習
第20回の発信です。    講義は最後まで聴かないと損をします。

6/2 日本大学生物資源科学学部の市民講座「自然災害・復興と備えのための農林水産業」‐生物資源科学・地域計画学の視点から考える‐第1回を受講してきました。
ここでの司会者カツノ氏の進行に感銘を受けました。
1)受講者のほぼそろった開講3分前より、諸注意3点(トイレの出入り口、写真撮影、地震等緊急時の心得)をさりげなく話して、講座をスタートしました。
2)学部長のあいさつの後、話しの不足分を補足しながら、演者を紹介しました。
3)1時間20分くらいの演者の話がおわり、質疑応答の時間は活発とはいえず、数人の質問者のみで時間が早く終わりそうになりました。
4)ここでカツノ氏は、本日の講義内容を総括しながら、会場の受講者に3つのお願いをします。講義の視点を 人とのつながり 場所のつながり 時間のつながり で考えてみて欲しい...(今日の講義のポイントが明らかになりました)  見渡すと、会場のみな、ここの部分、メモをとられています。
5)この後4回予定する市民講座のさわりに触れながら、本日の閉講のあいさつとなりました。カツノ氏に、素敵な、大切にしたい宿題をいただきました。

さて本の紹介です。著者 齋藤孝訳 福澤諭吉「学問のすすめ」ちくま新書 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」講談社 です。www.amazon.co.jp

初めて学問のすすめを読みました。明治初期の人、特に若者に向けた温かく、強烈なメッセージは、今を生きる自分に心の支えになると感じました。特に学問のとらえ方として、p193 判断力を養うのは学問  ここはおススメです。
若者つながりで次の本、著者古市憲寿氏は若者論をその歴史、見方等、鋭い指摘をしています。今の若者は...といいがちな訳知り顔の人は、この本を投げつけるでしょう!

本日はここで止めます。ナラ