「8020運動」

2018-04-11 11:10:59 | Weblog

 これは、80才になっても自分の歯を最低20本保持 との、 国と日本歯科医師会とによるキャンペーンだそうです。年々、奏功率がupしている由にて、慶賀に堪えません。

 ときに、歯科の実態は外科の一環と位置づけられるかとおもいますが、脳外科内臓外科でも、失敗や転移再発等が不可避であるように、歯科医のうけもち領域とされる歯槽膿漏についても、事実上、お手上げのようです。歯医者をたづねて、歯槽膿漏がなおったというハナシを聞いたことがありません。
 
 国立の医歯大や私立の歯大の歯の権威をもってなる先生にして、歯槽膿漏治癒ならオレんところへ来い と、胸をはることのできる御方は、挙手をなさってください。真に歯槽膿漏を治せる専門医(非歯科医)と、競争治療をなさいませんか。「乃公出でずんば」と胸をはっておでましになられるのを、どれほど沢山の患者さんたちが、待っておられることか、数えきれません。

 「8020運動」を推進なさっておられる、日本歯科医師会の会長さんや重鎮の先生方は、その義務があるのではないですか。権威と権勢・名誉と名声・地位と高報酬にめぐまれた御方の、ノーブレッセ・オブリージェかとおもいますが、如何でしょう。

 三大国民病リウマチ痛風うつ糖尿ぜんそく等の治療においても、おなじよびかけを長年し続けてきていますが、未だに、道場主はじめ門弟のだれひとりとして、応戦なさる御方はおられません。それでいて、薬物教にとり憑かれた、与し易い患者教徒を、効かない治せない医薬医療づけにしてきています。卑怯卑劣としかいいようがありません。
 歯科医師界は、頻りにインプラント施術のCMを流し、宣伝にこれ務めていますが、そのまえに為ることがあるでしょうに。歯槽膿漏の治癒を放置したまま、失敗等問題山積のインプラントのすすめは ナイ、と 思いますが、如何?