移動式オービス/固定式オービス/対応アプリなど

調査したデータは、サイト「オービスガイド」や「早耳リアルタイム地域情報」、また各アプリとリンクしています。

「速度自動取締路線」の看板がない移動式小型オービス(iSオービス)

2017-08-23 22:03:36 | 業務連絡


いつも愛知周辺の情報を下さる方より、新型オービス実施の情報をいただき現地に向かいました。
その情報は愛三時報(2017年8月19日土曜日)の記事で、そこには「21日と22日に23号バイパス 新型装置でスピード取締」という見出しでした。記事の内容で特に気になった点は下記の2つです。
「予告標識を設置せずに行う」
「主要国道やバイパス、幹線道路などで重点的に導入」


関連記事(日刊・愛三時報社のニュース)


記事で気になったのは「予告標識を設置せずに行う」というと堂々と書いてあるのには正直驚きました。今までtwitter上などには、警察が作成した簡易的なポスターのようなものがUPされ、それらしき事柄が書いてあるのは目にしたことがありました。しかし、今まではオービスと言えば、事前の警告看板が数枚設置されているのが当たり前だったので、今回はそれも確かめたかったのです。



「主要国道やバイパス、幹線道路などで重点的に導入」の部分は、当初この小型のオービスは生活道路などで、通学児童などを守る目的を前面に出して導入された記憶がありますが、誰しもこの流れは予想していたことなので想定内でしょう。個人的には生活道路での運用を8割、幹線道路での運用を2割くらいにするべきと思うのですが、きっとそこには様々な事情があるのでしょう。



今回の可搬式オービス(LSM-300)についてはレーザーによる速度計測なので、今現在発売中の最新レーダー探知機でも探知不可能と思います。もちろん、目撃情報をデータベースに登録してGPSの位置情報を元に警告を出すことは可能でしょう。しかし、その時にはオービスは別の場所に移動しています。
当方が開発しているアプリも正直現在のところ有効とは言えません。リアルタイム情報共有も可能なのですが、利用者数の問題で稼動中の小型オービスを察知できたのは、数える程度しかありません。
SNSはどうでしょう?特にtwitterは情報が比較的多く集まります。課題は、自分の地域で尚且つ小型オービスの情報だけを注視してゆくのは現実的ではありません。レーサーに対応した探知機を各メーカーさんが開発して下さることと、当方のアプリが抜本的に改善されるのをご期待下さい。

場所は、愛知県西尾市小島町岡ノ山
国道23号線(岡崎バイパス)
東行き(豊川方面)
道の駅にしお岡ノ山入口

You Tube動画

【オービス機器について】
製造メーカー:東京航空計器株式会社
機種:LSM-300
タイプ:可搬式/移動式/小型
識別記号:iS
外観:白色縦長方体の本体を三脚にて設置
サイズ:幅26cm、高さ50cm、奥行き50cm
重量:約25kg
価格:1,080万円
特徴:レーザーによる計測、有人、バッテリー駆動
運用時間:通常2~4時間
事前の警告看板:なし

【詳細】
サイト:オービスガイド