恵那文楽保存会 会長 市岡甚吉さん
毎年9月29日に恵那神社の祭礼で奉納される
恵那文楽についてお伺いしました。
恵那文楽は、県重要有形民俗文化財で、
県重要無形民俗文化財でもあります。
9月も下旬になり、
秋祭りの季節がやって来ましたね。
今週、来週は中津川の伝統的な郷土芸能と
お祭りについてお届けします。
まずは、第一弾!!
恵那山麓にある中津川市川上(かおれ)地区に伝わる
恵那文楽は、
毎年9月29日に行われる恵那神社例大祭に
奉納されている伝統芸能です。
Q川上(かおれ)地区はどこにあるの?
A中津川には市の名前と同じ「中津川」という川が
流れているんですが、
その上流恵那山の麓にある山間の地域なんです。
Q恵那文楽は長い歴史があると聞いていますが、
いつ頃から?
A今から300年ほど前、
淡路のくぐつ師によって伝えられたといわれています。
その頃から、恵那神社のお祭りでは文楽を奉納したようです。
今では保存会の定期公演になっています。
文楽の首(かしら)は、
なんと、100年以上も前に作られたのではないかと
いわれるものもあり、
修復しながら大切に使っているんです。
現在、恵那文楽保存会では47の首を保存しています。
29日の恵那神社のお祭りでは、
絵本太功記十段目と三番叟という演目が演られます。
中津川の伝統芸能って、
本当にすばらしいものが沢山あります。
恵那文楽をご覧になりたい方は、
9月29日(水曜日)お昼の12時30分からです。
場所は中津川市川上(かおれ)にある恵那神社です。
詳しい情報は恵那山ねっとにも載っています。