最後の賭に出た小沢一郎氏の政治生命がなんかこれで終わろうとしているようにも感ずるのだが、皆様どのように判断いたしますか?代表選で菅さんとガチンコとなる民主党政権は、小沢一郎さんの最後の賭で一波乱起きるようにも思える。ただ、現実問題として報道には表れない裏での取引の話が、どのように展開しているかが読み取れない。負の要素だけを抱えている小沢一郎氏の政治生命が、ある意味ではこれが幕引なのかもしれないが...
素人判断読み取れない政治の世界は、所詮綺麗事だけのものではなく、お互いの権力維持で精一杯なのかもしれない。考えてみれば政治は何事もカネがいろいろな事を解消していくのが本筋なのでしょう。興味があるのが「機密費」で、使用目的の項目が記載されずに自由に使えるカネなのだそうで、あれほど毛嫌いしていた民主党も政権を担ったとたん一切使途目的を公表しなくなった。余程魅力的な袖の下なのだろうが、所詮政治なんてみなこんな金権がらみのものなんでしょう。こうなってしまうと、民主党も自民党と同じ体質だと思えるのである。
皆様から期待されて成り立った政権交代も、財源という重荷にぶつかり増税しなければ公約が成り立たないのが現実で、民主党も現実には勝てない...ということなのでしょうか。今までの自民党が築いてきた仕組みを、完全に否定することは叶わないのでしようが、現実問題として、自民党政権と同じように首相のたらい回しが続く民主党も線香花火のような気がするのである。代表選で絶対的に優位な小沢一郎氏の反骨精神がどの程度「まとも...」なのか、静観したいのである。