今年も駆け足のごとく、さくら前線が通り過ぎ、展勝地はもう緑のトンネルに様変わりです。桜並木は今は車でも通行が出来ます。今年から始まった駐車料金の徴収ですが、バスが2000円、一般車が300円と、あまりトラブルもなく協力して頂いたようです。北上展勝地さくらまつり(4月15日~5月5日)での駐車場協力金は、約560万円に達したのだそうです。必要経費を引いた約300万円が、古木となった桜の保存育成などに充てられる予定とか。
駐車場で発行された駐車許可証を示せば期間中は何度でも利用可能としたのがポイント。ただ、車でいらしても市内から展勝地までの道路が一本しかありませんから、この時期はとんでもない渋滞になってしまいます。北上から展勝地を経由して江刺までの道路はこれしかありません。期間中は1万8700台余りが協力頂いたようで、市商業観光課によると目立ったトラブルなどもなく、「全体の9割を超すドライバーが協力してくれた」そうです。
今年のさくらは見事に大型連休と重なり、見事なタイミングでしたが、とにかく寒くてこのような開花時期は最近なかなかなかったと記憶しています。来場した方が約50万人弱と発表されましたが、今朝の新聞では約36万人だったそうですが、どちらが正しいのかさっぱりあてになりません。
約二週間遅れの開花だったのですが、こんな寒い天気で農家も大変なようです。宮沢賢治ではありませんが「**ときは、おろおろ歩き. ..」というような事態にならぬよう祈っています。