気まぐれメモ

長いことお世話になったOCNでしたが、gooブログに移管致しました。まったく気ままなメモです...(^_^)。

東北道高速無料化?

2011-04-30 15:02:47 | ブログ

 29日の衆議院予算委員会で、管首相は大震災の復帰のため、東北自動車道の無料化を「検討に値する...」と述べた。あくまでも個人の考えではなく、いろいろなところの根回しをしてからの答弁とは思うが、当然のこととして財源が課題となり、仮に東北エリア一帯を無料化するには、約1600億円の財源が必要となるそうな。財務省は反対するとみられ、自公政権が提唱した料金割引財源の活用の検討されそうです。6月からは「千円割引」が解消され、その財源を補正予算に回すことになっており、財源の拠出には時間割引の縮小などが必要となりそうで、本気で決断するのでしょうか。仮に実施されると、渋滞への心配もあり、震災地への被害対策が本格復旧に支障が生ずる恐れがあります。未だに速度規制がかかっている区間もあり、無料化には慎重なコメントが出ており、菅総理、お得意の場当たり的な答弁なのかもしれません。

 メーデーが開催され「連合」が民主党に不満をぶちまけています。政権交代から1年半たち、肝心な「連合」が菅政権に見切りをつけるような動きがみられ、「震災の復興を成功するには連立を組むのが課題で、後継首相は仙石由人と、具体的な「政権抗争」まで飛び出しているとか。「連合」の立場としては政策面で一致出来るのは民主党しかなく、我慢して今の政権を支え続けるしかない...とのことから、方向転換が出来ないお家事情もあるようです。とにかく複雑な思惑が絡んでいます。民主党の強力なバックボーンから見放されてしまったら、菅政権もお終いですね。震災を契機として「連合」が自民党支持へすり寄るのでしょうか?おかしな感じがするのですが...


東北新幹線復旧

2011-04-29 10:50:34 | ブログ

 震災から50日目に東北新幹線が全線開通となりました。7週の四十九日目と同じとメモしましたが、日にちの数え方の相違でなので、訂正致します。スピードが約1時間ほど抑えられているようですが、これで青森から鹿児島まで新幹線が一本化したことになります。完全修復するまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、素晴らしい修復技術力に感心しています。東北道の渋滞も報道されていますが、ETC割引は6月からはかなり削減されそうです。東北道の無料化も論じられていますが、財源が絡むので果たして実現が出来るかでしょうね。

●JR東日本は29日、仙台~一ノ関間で東北新幹線の運行を再開し、東日本大震災から約1カ月半ぶりに東京-新青森間(713.7キロ)の全線で復旧。下り一番列車となる「やまびこ」251号盛岡行きは午前6時12分に東京駅を定刻通りに出発。新型車両E5系で運行する「はやぶさ」501号新青森行きも、車体に書かれた「つなげよう、日本。」「がんばろう日本! がんばろう東北!」のメッセージとともに午前8時44分に東京駅を出発して、新青森駅を目指した。震災前の3月4日にデビューしたばかりの「はやぶさ」は東北復興のシンボルとして東京-新青森間と東京-仙台間を各1往復する。

 東北新幹線は3月11日の東日本大震災で全線が運休。東京-那須塩原間など徐々に運行が再開され、25日には東京~仙台間が復旧。仙台-一ノ関間を残すだけとなっていた。【読売新聞の記事を借用】


春は巡り...

2011-04-26 14:13:13 | ブログ

 ようやっと寒さが緩んできたようで、さくらの開花が始まりました。例年よりは数日遅かったようです。5月連休までの短い春が楽しめそうです。今年は大震災で大変な巡り合わせになりましたが、自然は何事もなかったように、きちんと巡ってきます。今朝の新聞を読んだらブログにメモしておきたいことが見つかりました。

・宮古市では被災した市街地の復興には格別な制限は設けず、家屋の建設に自粛を求めると報じられています。市街地の半分が被災し、残りの半分は機能している現状から一律に規制することは難しいと判断されたようです。県の財源に限度もあり、ここらの判断は各自治体に判断を委ねたかたちで、復興には経済的な難しさが伴ないます。海岸部は山肌の裾野に展開する土地の事情もあり、自然とそのような結論になったと思われます。市街地の海側にあった10mもある防潮堤をなんなく乗り越えてしまった津波の威力ですが、自然の力は予想がつかないものです。生活の基盤は自分の土地がそこにあるから成り立つことであり、仮に市が買い上げて代替え地などを準備しない限り新しい町作りには限界があり、なんとなく頷ける感じもします。今後、今までの市街地をそのまま復興させるには、より強固な防潮堤の建設が迫られるのでしょう。土地は個人の所有物ですし、津波や地震で破壊された家屋や店舗には、補償がどの程度適用するのでしょうか。地震保険はありますが、津波保険というのは聞いたことがありません。確か津波とか天災の場合は保険事項には免責事項があったようにも記憶しています。労災では何人かの方達が適用され、保険金が支払われているいるようですね。                       

・原発事故の場合は、汚染原因がはっきりしていることで該当する被害は、東電が賠償責任を負うことになり、茨城JAは風評被害で18億円の賠償を請求したと報じられています。今後、漁業関係も同じような賠償責任を東電に背負わせるのでしょう。現地の福島では、もっと大規模な賠償責任が起こされる事でしょうから、下手すると東電がスッカラカンになってしまうことになるのでしょうか。しかし、電力は東電だけの問題ではなく、いろいろな産業基盤になるものから、国が補填をバックアップすることも報じられています。未だに原発の収束が出来ずに、大気中に放射能が漏れ出していると報じられています。20キロ範囲への一時帰宅は、連休後に開始されるようですが、汚染の危険がつきまとい手ぶらで帰宅することは叶わないでしょう。早めの収束が大きな課題となっています。

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2016年岩手国体を辞退

2011-04-24 15:57:17 | ブログ

・国体の開催が内定し準備が進行していたのですが、今回の東日本大震災後の復興を優先させるために2016年開催予定の国体内定を辞退。今年度一般会計予算に計上した選手強化費用(1億8400万円)なども復興費に充てる方針で、震災対策を優先することに決定。達増拓也知事は25日、正式に表明するようです。全体の競技会場の再整備と、災害復興を並行して行うのは財源上から不可能と判断したもの。この記事の内容は読売新聞からの抜粋です。

・3.11本震と4.7余震とで二度も震災に遭遇した新幹線ですが、徐々に復旧しそろそろと動き出しました。月末には「仙台~一関」も開通するようで、いよいよ全線での開通となります。新幹線の耐震設計は万全であったようで、給電の電柱・高架橋など見事な復旧となりました。地震に強いことが証明されたのですが、肝心な電気がないと動きがとれないのですね。


混迷の原発事故

2011-04-21 18:11:51 | ブログ

 福島原発事故からかなりの時間が経過したが、未だに沈静化していない。問題は20キロ圏内が「警戒区域」に設定された。これは福島県からの提言で、家畜の世話や生活必需品などの入手目的で、現地への立ち入りが増加しているための措置といわれる。この指定に伴い「避難指定区域」に該当する地域住民は困惑している声が出ているとか。これには「罰則規定」が設けられており、「立ち入り禁止命令」に反した場合、10万円以下の罰金か、拘留されることになっている。ただ一時帰宅が認められ、バスの移動で拘束され、団体で行動することとなり行動が厳重に拘束されている。短時間の滞在では支障がないが、長時間の滞在では著しいリスクが伴うことを意味する。

 管首相が福島県田村市の避難所を訪れたときに、「原発事故を何とかしてくれ」「早く家に帰りたい」と怒号があがったという。このようなことが報じられると、「放射能汚染の実態」をマスコミはもっと沢山事例を報道すべきではないのだろうか。現地に立ち入ることはリスクが伴う事を教える必要があると思うのだが。これらは誰の責任でもないが、原発設置を許した福島県側にも地域住民への教育が欠けていたようにも思える。菅政権が一方的に悪者になっているが、住民側も身勝手な気もする。貧乏くじをひいてしまった菅総理だが、叩かれて強くなるか、それとも政権を投げ出してしまうのか、大きな岐路に立たされてしまった。考え方を変えると、党内外からの批判に晒されても、孤軍奮闘している菅総理が、精神的に一番強いのかもしれません。


学校と避難所

2011-04-17 14:14:46 | ブログ

4月になり学校の授業開始に伴い、校舎が避難所として使われていることから生活と教育との調整に迫らてきた。岩手県災害本部のまとめによると、県内382カ所に約4万2千人が避難している状態で、公共施設への避難が大きな課題になってきた。学校施設が待避所として指定され使われている以上、無理が出てくるのは当然のことでしょう。沿岸の大槌高校では、教室と体育館に400人が生活し、学校と避難所がどのように両立させるかが問われ、避難所からの移動に住民が戸惑いを隠せない。大槌ばかりではなく、今後もあちこちでこのような混乱が続くと思われる。仮設住宅を設置すると言っても、山間部の狭い土地に、遊んでいる土地が簡単に見つけ出すことは難しいし、山を削って平地にするなんて簡単に出来ることではない。今まで、先祖から引き継いできた土地で生活が成り立ってきたことを考え合わせると、簡単に生活根拠地を手放し移住することは決断がつかないのは理解ができる。これから、被災地では復興・復旧に向けて課せられた大きな課題になるのでしょう。

東北電力岩手支所の発表によると、県内の停電が大震災発生後18日までにはほぼ復旧することになった。16日現在停電しているのは2万8729戸で、このうち家屋の385戸については18日までに復旧する予定。流失などでの地域については復旧には瓦礫の撤去などで見通しが立たない状態で、全戸復旧は長期化するようです。


北国の春

2011-04-14 15:28:13 | ブログ

震災後の原発の収束がなかなかつかず、飛散した放射能が拡大し、福島近隣では漁業・農業・酪農など大変な状態に追い込められてきました。

震災とは無関係に季節は巡り、北国にもようやっと春が訪れてきました。関東から南はとうに桜前線が通り過ぎたようですが、北国はこれからです。「梅一輪、一輪ほどの暖かさ...」確か服部嵐雪の俳句ではなかったでしょうか。県南ではカタクリが咲き出したようです。被災地の方達は、めげずに頑張って生活を立ち直してください。ここ数日、頭上をヘリが南東の方向(沿岸方向だと思うのですが)へ頻繁に飛んでいます。復興が順調に進むことを願ってやみません。

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原発事故危険レベル7

2011-04-13 18:12:49 | ブログ

情報が錯綜し分からなくなってきました。10→20→30Kmと福島原発からの危険範囲が拡大し、待避するようにと、指示が出されています。不謹慎ですが「計画的避難区域」、「緊急時避難区域」と訳の分からぬ用語が使われてきました。簡単に言うと、放射能汚染は同心円状に伝搬する一般的な考えと、地形や気象条件などの影響で原発から北西方向へと汚染が拡大し始めました。仮に現地に住んでいたとしたら、すんなりと納得して待避するでしょうか。どの程度、リスクに対する広報が行われていたのでしょうか。原発誘致した地元にとって、このようなリスクは予想していなかったと思われます。待避と突然言われても、新幹線は寸断、高速も駄目、車のガソリン価格は高騰、食料品は枯渇...なんか、座して死すしか方法がないのではないかと思うのです。住民が全部老人だけではないでしょう。子供達の学校もあり、職場もあり、生活の拠点になっている以上むごい話です。今までの長い時間の中で、原発があるのが当然のことに固定し、震災さえなければこのような混乱はなかった訳です。今回は、震災のために、見えない放射能汚染で追い詰められ、踏んだり蹴ったりしているのは地元の方達です。未だに震災は、復旧に向けて全面動いてはいません。     

東電さまさまで県や地元が潤ってきた事は真実でしょう。一方的に原発が悪いと批判する前に、今まで受けてきた恩恵の現実にも言葉が及ぶべきです。停電されたら困る、放射能汚染は困る、待避なんてどんでもない...出るのは全部不満だけで、今までの鬱積されてきたものが、この震災で一気に吹き出し、ガス抜きが一方的に東電と国に向けられています。マスコミはもっと中立的な姿勢で応対すべきではないでしょうか。テレビという情報があまりにも早過ぎ、解決方法を簡単に考え「何故処理出来ないのか...」と憤るのは簡単なことですが、現場で処理に対処している方達の苦労に感謝すべきです。こんな時だからこそ、政党間で知恵を出し合い、この国難を乗り越えなければなりません。現時点の大きな課題は、原発事故の収束に方向性が見いだすことであり、同時に震災の復興にも努力するのは大変難しい課題と思われます。現場で事故の収束に担当している方達が、疲労と過労で倒れたり、責任論から自殺者が出ないよう祈ってやみません。


参った...

2011-04-08 21:35:11 | ブログ

7日深夜の23:30頃突然襲った余震で、その途端に電気がシャットダウンする。そのまま8日夕方の18:30頃まで全面停電。水道は大丈夫だったが、電気もそのうちに戻るだろうと覚悟。こんな時には、ラジオが唯一の情報源ですよ。毎日の生活が何もかも電気で制御されている生活の仕組みでは、電気が途絶えるとどうにもならない。今回は、震度6を味わったが棚にあるものがはみ出す有様でどうにも防ぎようがない。必死になって目の前のモニターとプリンターを抑える。悲しいかなウイスキーとコップのコーヒがこぼれてしまい、水害?になってしまった。真っ暗なので、デジカメでメモしたが、今回は横揺れよりも縦揺れの感じがし、とっさに直下だな...と思ったが、比較的に短い継続時間だったので救われた。深夜なのでこんな場合は懐中電灯とラジオが最大の見方となる。内陸部だからこれで済んだとものだと思ったが、仮に海岸部であれば二次被害として津波に襲われる。だけどその情報がリアルタイムでは得られない。今の最新式の携帯電話には、地デジテレビのワンセグ機能があるものが多く、それが有効な情報源となっているとか。携帯の回線基地局はこんな非常事態に備えて、2~3日間位のバッテリーか、自家発電装置機能があればいいのにとつくづく思った。

それにしてもこの途端に、スーパーやスタンドが一気に混雑するパニックが生ずるのは困ったものです。一応、一段落し一安心していました。いやはや...(>_<)

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野党はやはり野党なんですね...

2011-04-07 10:15:54 | ブログ

時の過ぎるのは早いもので、もう震災から一ヶ月が過ぎようとしています。沿岸部では未だに電気が回復していない所もありますが、電話回線はかなり復旧したようです。内陸部では、スーパーなどの食料関係も落ち着いてきましたし、スタンドでのガソリン不足の給油行列もなくなりました。新幹線の復旧も順調に進み、「一関~新青森」間が動き出しました。今月一杯には全線が復旧するようです。今回の大震災は、とんでもない危機管理という課題が投じられました。次に考えられる震災は、空白域となっている「関東~東海地方」のプレートのガス抜きだろうと言われています。今回の地震と津波は、数年前から小刻みに起きていた仙台沖の地震が、予兆だったのでしょが、予知が出来ない悲しさがあります。未だに小さな余震が続いています。

毎日のように福島原発の対策が報じられていますが、大気汚染・海洋汚染と沢山の課題が山積しています。自民党はご自分達の手を汚したくないようで、閣外協力へと引き下がりましたね。この国難を協力して乗り越えようとする方がいらっしゃらない。民意はそんなに馬鹿ではないと思うのですが...完全な政治不信に陥ってしまいました...(>_<)

菅政権も、どなたからも協力が得られず、完全に孤立無縁になってしまいました。こうなってしまえば、庶民感覚として「頑張れ。菅総理...」と励ますしかありません。