29日の衆議院予算委員会で、管首相は大震災の復帰のため、東北自動車道の無料化を「検討に値する...」と述べた。あくまでも個人の考えではなく、いろいろなところの根回しをしてからの答弁とは思うが、当然のこととして財源が課題となり、仮に東北エリア一帯を無料化するには、約1600億円の財源が必要となるそうな。財務省は反対するとみられ、自公政権が提唱した料金割引財源の活用の検討されそうです。6月からは「千円割引」が解消され、その財源を補正予算に回すことになっており、財源の拠出には時間割引の縮小などが必要となりそうで、本気で決断するのでしょうか。仮に実施されると、渋滞への心配もあり、震災地への被害対策が本格復旧に支障が生ずる恐れがあります。未だに速度規制がかかっている区間もあり、無料化には慎重なコメントが出ており、菅総理、お得意の場当たり的な答弁なのかもしれません。
メーデーが開催され「連合」が民主党に不満をぶちまけています。政権交代から1年半たち、肝心な「連合」が菅政権に見切りをつけるような動きがみられ、「震災の復興を成功するには連立を組むのが課題で、後継首相は仙石由人と、具体的な「政権抗争」まで飛び出しているとか。「連合」の立場としては政策面で一致出来るのは民主党しかなく、我慢して今の政権を支え続けるしかない...とのことから、方向転換が出来ないお家事情もあるようです。とにかく複雑な思惑が絡んでいます。民主党の強力なバックボーンから見放されてしまったら、菅政権もお終いですね。震災を契機として「連合」が自民党支持へすり寄るのでしょうか?おかしな感じがするのですが...