くるくるあすたるて

ラクガキ 漫画・映画の感想

映画感想第2回 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

2012-06-30 23:33:39 | 日記
この映画、ロメロと仲間達が週末を利用して10万ドルそこそこで作り上げたインデペンデント映画なのだがここでつくりあげられたゾンビの設定が30年以上をえていまだに有効となっている脅威、そして影響力。白黒の画像は夏という設定なのに冷たささえ感じさせ、どこかドキュメンタリーを思わせる演出は妙なリアリティーをかもしだしている。もともとは監督のロメロがドキュメンタリーを撮っていた人なのでそのような演出になったのだろうけど、とにかくストーリーも映像も冷たさを感じさせる。アメリカがベトナム戦争にあった頃なので世相を反映してのことだろうけど、人間不信、頼れるのは銃のみ、ベトナムを連想させる積み上げられた死体、そして悲惨なラスト。ロメロはこの結末の変更を拒否したのでメジャー配給にかけられず、ドライブインシアター向けの作品としてリリースされた。(しかも現在アメリカではパブリックドメイン扱いになっているんじゃないかな。)日本でもレンタルビデオがはやりだして存在を知った人も多いはず。だがこの終わりの始まりの映画は多くの続編、エピゴーネン、オマージュ作品を産み出すことになる。まさか30年以上の時をへて、アメリカでTVシリーズのサバイバルゾンビドラマが誕生するとは。
ナイト・・はタイトルのとおり一晩の篭城戦を描いた作品なのだが内ゲバで自滅していく登場人物達というモチーフはその後のシリーズ(ゾンビ,死霊のえじき)にもひきつがれている。
トム・サビーニによってリメイク版もつくられているが、やはり世相を反映して役立たずのヒロイン、バーバラはサラ・コナー現象をおこして闘うヒロインとなってゾンビを打ち負かしていくのである。個人的にはリメイク版がすき。

白黒版で恐ろしかったのはラストの積み上げられた死体に主人公のベンが混ざっているところ・・そういえばキャビンフィーバーのラストでも主人公達が積み上げられて火をつけられてたな。だがこの後、ナイト・オブ・・を観てこれを気に入ったダリオ・アルジェントが資金ぐりが難航していたロメロに協力を申し出、そしてあのゾンビ(ドーン・オブ・ザ・デッド)が完成することとなる。

第1回映画感想 巨大クモ軍団の襲撃

2012-06-29 22:20:53 | 日記
コンテンツに映画感想と書きつつまだ1回もやってなかったので、今週から目標週1で。で、この映画、昔のゴールデン洋画劇場でやったっきり日本ではDVDになかなかならず、最近やっとツタヤに入ったので借りてみたのですが、ほんもののタランチュラ系のクモがいったい何百何千匹撮影につかったのか、とにかく後半のクモずくしっぷりはサービス満点!CGの無い時代なので本物を使うしかなく、映画とはいえ俳優も動物もとにかくクモまみれ、まあゆっくりのそのそ歩いてるクモにどうやったらこんなにたかられるのか不思議な感じもしますが70年代パニック映画のパワーが十分にあります。主演はカーク船長ことウィリアム・シャトナーなのですが、宇宙大作戦では宇宙の脅威に対して飛び蹴りで対応していたシャトナーですが、今回ばかりは数が多すぎてどうにもなりません。後半はナイトオブ・ザ・リビングデッドのように一軒屋に篭城することになるのですが、シャトナーがなにか行動をおこすたびにクモがなだれこんでくるのでこの船長がいるかぎり気が抜けません。そして、伝説にもなっている衝撃のラスト!ドラマパートは昔の映画なのでかったるい感じもしますが、幼女が本物のタランチュラに囲まれるシーンをはじめ、今では逆にできないようなシーンも多く、70年代動物パニックものの良作といっていいと思います。ある意味巨大クモをCGでやったスパイダーパニックと好対照な映画ともいえます。

クモといえば昔のターザン映画にでてきたフライパンくらいのでかさのコガネグモがこわかったです。

ジャンプ感想30号その3

2012-06-29 00:06:53 | 日記
ぬらりひょんの孫が妖怪坂をのぼってしまったー。まあ、続きはジャンプネクストで!さらに極秘プロジェクトも進行中ってかいてるからお死枚ってわけじゃないんだけど、やっぱりイケイケな感じだった京都編に比べると百物語組との戦いはドラマティックに欠けてたような気がするし、清明の子孫達もなんかあまり魅力がかんじられないのが人気が下がった原因の一つなのかなあ。でも今回の最終回はこれからすごいことになるぞ的ないきおいはあったとおもいます。やっぱ羽衣狐がバン!とでてくると、やっぱいいキャラの感じがでてるもんなあ。今回時間がないので続きはまた明日に。 

もうすぐ7月ですよ。

ジャンプ感想30号その2

2012-06-26 22:18:39 | 日記
めだかボックス 女の子をふるとき切腹するというなら、一条は小野寺さんをふるようなことがあれば、絶対切腹せいよ!あと集に介錯してもらえ!しかしめだかはシュールギャグだったのか。いぬまるだしと同じジャンルということでいいのだな。
 
トリコ 覆面の人物ってライブベアラー編にでてきた第3勢力のことかな。漁夫の利を狙う勢力が暗躍してるというのは面白い感じだがIGOと美食会がお互いに戦力を大幅に削りあった後に本格登場すると見た。それにしてもワンピースの白ヒゲ戦争にあてられたのか、ナルトしかり、オールスターで組織戦というのがトレンドになりつつあるのかな。ああ、リボーンでもやってるか。 
 
こち亀 汚野刑事はビートタケシのコントの海パン刑事からきているのはもう今の若い読者は知らないんじゃないかな。どうでもいいが女子高に進入した変態がTO・LOVEるの校長にみえたよ。
 
ブリーチ 卍解できなければ、どうやって闘えばいいんだ!っていうのなら最初からできない死神の方々は戦線から離脱させたほうがいいのでは。でも最近の展開は先がよみ辛くて以外に面白い。

カラーイラストを描く暇は8月まではとれそうにないな。

ジャンプ感想30号その1

2012-06-25 21:26:59 | 日記
次の号から松井先生の新連載がはじまりますな。タイトルが暗殺教室で、先生らしいキャラの顔がピースマークを元にしたようなデザインで、松井先生あいかわらず尖っております。でも尖った内容の漫画はキャラのバランスどりが難しいのも事実。今回の連載でネウロとはまた違った感じのキャラ造形を期待してます。
 
ナルト 今回の回想だと、仮面の男がサスケの父さんというのはなさそうだなあ。後はマダラの弟くらいしかないわけだけど、じつは弟生きてました、うちは一族って弟には弱いもんなんだよ・・ってなるのか?しかし転生組が消滅したらいっきに手ごまが無くなってしまうので、不完全ながらも十尾を登場させてクライマックスに持っていく運びになるのかな?ナルトVSサスケのシチュエーションをどこにもってくるかはまだ分からないけど。
  
ニセコイ ラストの女の子は、鶫なのか・・ニセコイ界の神は小野寺さんと集をどこまで苦しめるつもりなのか・・。ぶっちゃけ読んでるほうは小さい頃のほとんど忘れているような約束が重要などとは思ってないはず。やはり問題はお嬢に向かう蟷螂の斧、小野寺さんの扱いが気になるわけで、鶫が同格のヒロイン資格を得てしまったら・・おれはもうヒロインをやめるぞー!お嬢ー!ってなりかねないってばよ。でも鶫の出るシーンが増えるのはいいことだと思います。

暑いので氷をかきました。