くるくるあすたるて

ラクガキ 漫画・映画の感想

バトル漫画についてその2

2012-04-29 17:08:27 | 日記
本当に私見なのだが、格付けに関してやっぱりすごいと思わされるのはヒカルの碁で、はっきりいって私は囲碁をしらないので、勝つまでの手段的なものは全くわからない。大事なのはどっちが上だったかだ。演出としてうまいと思うのは戦いの始まりと経過をみせておいて、いきなり別キャラのエピソードをもってきてさっきまでの戦いの結果は「OOさん、おしかったな。」と過去形でセリフ一つですませてしまうことがある。長々と見せるより結果を気に持たせといて一言で終わらせたほうがときには効果的というわけである。柔道部物語やハンターXハンターなどすぐれた演出をする漫画はときにこのような省略方をつかったりする。
長期戦になると場合によってはだんだん緊張感がなくなる場合もある。強さが互角だな、と思ってしまうと格付け的にはもうどっちが上でもいいや、となりかねないからである。続く・・。

デザインがときどき違うのはまだ準備段階で始めてしまったので、完全には固まっていないのです。

バトル漫画について

2012-04-28 22:41:29 | 日記
バトル漫画といってもその意味において、おおまかに2種類に分かれるとおもう。一つは格付けのためのバトル。つまりどちらが上か。昔は割とこのタイプが多かったような気がする。どちらの力量が上かはっきりしないといけないので正々堂々1対1で行われ、だまし討ちなどもってのほか。ゆえに危機が迫った場面でも「お前たちは手をだすな。」「こいつは俺がやる。」などのセリフがポンポン飛び出してくる。かつてのジャンプなんかでは北斗の拳や男塾あたりが分かりやすいところか。もう1つは純粋に勝つのが目的のバトル。最近はこのタイプが主流のような気がする。
かつてだまし討ちと呼ばれていたものが、駆け引きと姿をかえ1対1にはこだわらない。あのワンピースでさえ空島編でサトリに「2人がかりとは卑怯だぞ!」と言われたとき「おれたちゃ海賊だから気にしない。」的なセリフでかえしていたし、最近のナルトでは1対1の戦いのほうが珍しかったりする。やはり戦闘時における合理さがなければ最近の読者は納得しないようになってるからだろう。まあどちらにも長所と短所が当然存在し、それをいかにうまいこと読者が気にならないように物語の中に組み込むかがバトル漫画における1つの課題なのだろうと思うのだけど、格付けに関して最も私がすごいなと思う漫画はヒカルの碁である。バトル漫画ではないけれども・・続く。

今日はここまでしか描けなかった。明日セリフと背景書いてアップします。野山、オオナメクジに飲まれてるけどバーチャルゲームのシチュエーションなので生き死にとかはないです。基本、学園バトルコメディージャンルということで。

ジャンプ感想21・22合併号その3

2012-04-27 22:26:36 | 日記
バクマンの感想の続きだが、割とリアリティーをもって展開していたシチュエーションも、エイジがジャンプのナンバー1になったあたりから、いわゆる福田組とその周辺の箱庭的展開になっていった気がする。トップから5位くらいまでが福田組でしめられてしまうのだから、もうワンピやナルトなどの存在しないもう一つの宇宙にひっこしたような感じだ。ここからはもうエイジとどちらがジャンプの1位をとるかのデットヒートが繰り返しおこなわれるのだが、どちらかというと他の個性的な作家達の方に興味がわかされてしまう。やはり、一芸にひいでたダメな大人はキャラとして魅力的なのだ。それに対して主人公2人組とエイジはやっぱりキレイすぎて興味がわかない。エイジも初登場の時が1番ひかっていたような気がする。それでも毎回興味をもって本編をみることができたのはガモウ先生の力量なのだが・・なんか展開が毎回はやすぎて、もったいなかったなあ。

紙芝居をやめて漫画にしてみたが、まだ固いなあ。描き続けてやわらかくしていかんといかん。

ジャンプ感想21・22合併号

2012-04-25 21:57:01 | 日記
バクマン・・が最終回だったわけだが、なにかと話題になった漫画ではあった。デスノートのコンビということと、題材が漫画を描くということ。世界観にしても、あの少年ジャンプに連載して登場する編集人にしても大部分は実在の人物という虚実妙合なもので、注目をあびて当然のものだ。この舞台設定を抜きにしてはここまでの成功はなかったのではないかとおもえる。なぜかというと、ジャンプのアンケートシステム、編集会議などのリアルな会社内機構そのものがエンターテイメントとして機能しており、現実と非現実の狭間のような空間にこの漫画が座し色々な登場人物を巻き込み回転していくことになる。漫画界ならではの悲喜劇がくりひろげられるわけであるが、基本的には若い世代の活躍で、さすがにリアル作家との交流はほぼなかった。・・続く。

ユニバース・プレイヤーズ、やはり漫画として公開することにしました。続きは近日中に!

ジャンプ感想21・22合併号それと ユニプレ第1話その7

2012-04-23 22:36:33 | 日記
ワンピのラストで大蛇丸みたいな人が出たと思ったら、ナルト本編でも本物がでたってばよ!どっちも人をさらって人体実験しているし、・・。こないだまでの選挙といい、女子誘拐といい、最近のジャンプはシンクロニシティーがすごいってばよ。  で、今回のジャンプの最大の話題はバクマン最終回!しかもましろがフェラーリのって亜豆にプロポーズするまでのシチュエーション。なんというか、連載の始まった頃は、デスノートのガモウ先生だから、最後は「俺達が漫画のキャラだったのか!」ガーン!で終わるんじゃないかとおもったが、まあ1番の目的を終わらせた時点で終了というのも美しい終わりではあるのかな。・・続く。

「そこをまっすぐ歩いていけばモンスターにエンカウントするはずだ。剣で斬ればダメージはあたえられるから、思うとおり闘えばいいよ。」サーレーは瓦礫にこしかけて、なんでもないことのように指示を出す。「みよちゃん、忘れてたらいけないからもう1度いうけど、杖の先で相手にロックオンして呪文をいえば効果がでるから、あわてて噛んだりしたら無効になるからね。」みよちゃんが緊張した面持ちで頷く。って・・・なんか出たよ!子牛くらいのなんか、ちまきの巨大な奴みたいなのが!うわあ、なんかかっこよさげなBGMがかかってる!「BGMは無しでもできるけど、私はアリがいいんだ。じゃ、君達の健闘を祈る!。ちなみにそいつの名前はオオナメクジだ。」続く。