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1分で読める小説 シリーズ ★〜愛の人妻ウォッチング 2話 ・モデルハウスにて 真希 ・幸運の女 摩耶

2022-09-04 07:41:20 | 日記
1分で読める小説 シリーズ
★〜愛の人妻ウォッチング 2話
・モデルハウスにて 真希
・幸運の女 摩耶


★〜愛の人妻ウォッチング 7話
モデルハウスにて 真希

 近所のスーパーの跡地は建売住宅の分譲地になった。ここに12軒が建つ予定で工事が始まったのが3ヵ月前、その敷地に3畳ほどの販売会社の簡易事務所がある。私はその前を通る度に中を覗いているが、その中から色白美形インテリ人妻の真希さんが笑顔で手を振ってくれている。

 その真希さんと知り合いになったきっかけは私が外から帰って来るとその建売住宅のチラシを真希さんが私のポストに入れていたときになる。真希さんは丁寧に名刺を出して家を買ってほしいというが、私は、
「もしもし、わしは貧乏だから~あかんわ~!」
「いぇ、そんなことをいわずにモデルハウスでも見学しませんか?...」

 その後、夏の暑い日には工事現場の自販機からアイスコーヒーを買って差し入れしたり、また反対に事務所の冷蔵庫のお茶をもらったりしていたが、12軒目の工事が始まるとその事務所も撤去されていた。そして工事のない日曜日の夕方の5時ごろ真希さんから電話があった。
「おかげさまでほぼ完売いたしました...それで私...今、モデルハウスにいますの~明日はここを引き上げて別の現場に行きます。最後の夜ですからビールもあるし遊びに来ませんか?」

 そのモデル住宅は木の香りまで新鮮で家具やベッドまですべて揃っていた。
スーパーで買ったのか、唐揚げや寿司までそろっている。それにビールは発泡酒ではなくほんまもんのビールだった。それから1時間ほどして真希さんはシャワーを浴びてくるといいながら浴室に消えていた。そして素肌にバスタオルを巻いただけででてきてそのままソフアーの長椅子に寝転んでいる。私もシャワーを浴びたかったが、このタイミングというのは貴重で遠慮なく真希さんの体を丁寧に愛撫していたが、もうそろそろという時に真希さんのケータイが鳴った。

 「はい...お母さん、うん?パパと来てる?来てるってどこに?...えっ~モデルハウスの前...」
真希はそんなにあわてずに私に、
「ゴメン...忘れてた~今日はパパの誕生日で、子供らと食事の約束を...ねっ、伊奈利さん、伊奈利さんの家も知っていますから、今夜は...」

 そして真希さんは、
「ここの後片付けは明日の朝に私がします。家の鍵は水道のメーターの中に入れておいて、それから私は部屋の電気を消してから家を出ますから、伊奈利さんはパパの車が発車してから電気をつけて家に帰って」
と命令口調で...それもパンティー、ブラ、パンスト、服を着ながらの早業で...私は真希さんの白い肌を目に焼き付けるヒマもなく、
「はい、はい、わかりました」
としかいえないほど真希さんは冷静に行動をしていた。


★〜小説「愛の人妻ウォッチング」その4話...幸運の女神 摩耶

 宝くじ売り場のボックスに飛び切り美人の人妻がいることを発見してから毎週ロト6を買うようになった。そして買うときに必ず6億円当たったら半分あげるという「口約束」が口グセになっていた。そんな日々の朝、近所の幼稚園に白いワゴン車が止まっていた、園児を送迎している母親でその車の中から美人が手を振っていた。それが摩耶さんでその宝くじ売り場の人妻でした。

 その夕方、摩耶さんの車のナンバーが「・748」だったのでナンバーズ3の「748」をストレートで買った。そしたらその日の抽選で「748」が的中して85000円となったが、これはもちろん摩耶さんのおかげだと思いJR西大路駅近の居酒屋「洋風居酒屋 ポン吉」に誘ったらスンナリ来てくれた。

 そして、もしロト6で6億円が当たったらの架空の話で大いに盛り上がっていた。摩耶さんは、
「そうね~3億円いただいたら、離婚して2人の子供を引き取って暮らします」
「えええ、なんで離婚するの?仲が悪いの?」
「いぇ、そうでもないけど~伊奈利さんから3億円も貰ったら、誰でも伊奈利さんと関係があると思うでしょう?...だからそんな言い訳も邪魔臭いから...」
「でも~俺は人妻の摩耶さんが好きで、離婚したら興味がなくなるかも?」
「それなら安心して...私はどうせ1人で生きられないからすぐにまた再婚しますから」
「そか、それならま~いいか~?」

 そして居酒屋からの帰り道、我が家の前で摩耶さんは私の手を握り、
「伊奈利ちゃん~私はくじ運が悪いけど~私と関わった人で今まで最高が3000万円当たった人が1人、500万円以上なら5人、100万円前後なら10人以上もいるの...」
「へえ~しかし、その関わるっていうのは?どれぐらいなの?」
「そら~私が好きになった人かな?、でも、伊奈利ちゃんの思っている関係ではないよ...」
「そか~よし、ほなら我々も3億円の山分けの関係になる~摩耶ちゃん」

 そしてその夜、摩耶ちゃんと私は3億円の夢をみながら愛し合いました。それから一ヶ月、ロト6の抽選は10回あったが、1000円が4回当たり、儲けとしては2000円しかならないが、6億円が当たる前兆だと理解してさらに前戯に力をいれています。






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