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 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

良き法律家は悪しき隣人

2020年04月29日 | その他
 【6×6さん。前回の記事の森法相が弁護士だったことについてのコメントありがとうございました。このことについて】

良き法律家は悪しき隣人
 という旧来から言われている言葉があります。
★★交通事故では★★
日本古来の田舎の住民は
ぶつけてしまったのだからこちらが悪い。相手の損害は弁償します。が普通です。
法律家が入ると
過失割合は相手が〇〇パーセント、当方は〇〇パーセントだから賠償額は双方の損害額〇〇円の〇〇パーセントの〇〇円です。という結論になります。

例えとして
Aという人が100万円の自動車に乗り幅員の広い直線国道を走行していました。
Bという人が 今では そこいら中で見掛ける1500万円の高級自動車に乗り
Aさんが直進中の国道に交差する細い脇道からBさんは一時停止の標識を無視してAさんの自動車の側面に衝突させました。
  
古来の日本人の判断では、Aさんに罪はありません。Bさんが全面的に落ち度があります。
しかし、しかし、ここに保険屋さんの弁護士やBさんの弁護士が介入すると
 〇Bさんは交差点や一時停止標識を無視して、
  過失割合9割なので、BさんはAさんに90万円を賠償する
 〇Aさんは前方左右の安全確認不十分で、
  過失割合1割なのでAさんはBさんに150万円を
   賠償する
という結論になり、裁判で争っても結果はほぼそのとおりになります。
 Aさんは、突然に自分の自動車価格以上の出費が発生し、
 自分の車も元には戻せません。
これって、絶対おかしいですよね。矛盾を感じますが これが今の 「法律」 で、法律家が入るとこうなります。
 
通常の日本人であれば、 「法律はどうあれ、私が迷惑を掛けたのだから全額賠償して、あなたに150万円は請求しません」 と云うのが当然でしょうが 最近の日本人はホリエモンのような 「バカは泣きを見て当然」 「法律は破るけど、有利に使えるところは使う」 みたいな輩が多くなってきました。
 

★★夫婦喧嘩などでは★★
旧来の日本では、集落に長老さんなどの調整役や年長者が
どちらが悪いとか正しいとかではなく、人として・夫婦の将来を見据えて
 〇今は貴女が我慢しなさい、将来は夫が分かりますから・・・
 〇男は若気のせいで、そんな言動をするけれども
  もう少しすれば治りますヨ
 〇怒りはもっともだけれども、どこの家庭も似たような経過
  を辿って老後は仲の良いジジババになるのですよ
等々 損得や法律でどのように決まっているからというより 人としてどのようにした方が二人のためになるのか。を体験などから助言してくれます。
 
が、法律家が中に入ると
民法では男女同権云々 (多くの場合、民法には夫婦は互いに扶養の義務を負うという女性も男性を扶養しなければならない。といった不利な情報提供をすることはない) 離婚できる理由や慰謝料や育児費用が請求できる。などという法律上の有利な点を上げて離婚調停~離婚訴訟に持って行かせる。
そして、恐るべき多額の弁護士費用を巻き上げるのが商売の常套手段です。
 
 過去にはサラ金、最近の銀行系カードの過払い金や数千万円の高額な政府賠償金が出る国指定病罹患等の権利者への支援を謳った法律事務所のテレビCМも盛んですが、得られた金額のほぼ全てが弁護士事務所に入って当事者にはスズメの涙程度しか入りません。
  
 権利を持っていた当事者は法的知識はありませんから契約約款に遠回しにかつ記載位置を離して書かれている文言に気付きませんから相手は弁護士。裁判に持ち込んでも大金を使って敗訴が決まります。勝てません。
  
 
 自分のご近所に弁護士さんや裁判官がお住まいだと何でも 「法律でこう決まっている」 「こういう法律の規定がある」 などと 本来、人としてどうすべきか? を忘れた議論になりそうだから 『良き法律家は悪しき隣人』 といわれるのでしょうかね

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