旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

茨城県西部 真壁町

2016年01月21日 | 旅行
旧真壁郵便局
重要伝統的建造物群保存地区の中心にある最新の様式建造物。昭和2年建造。
現在は、街並み案内所として自由に内部を見学できるほか レンタル自転車も無料で貸し出していました。

郵便局内部
受付け窓口。 8つの窓口で当時の盛況振りが偲ばれます

窓口カウンターのチラシ類も整頓されて埃も被っていません。

窓口に書かれていた 『恩給』 の文字。 ほかにも 『電信』 等々 今では解らないような文言が…


2階の事務室

床は堅牢な板張り・腰壁で さほど広くはありません。
局長室や電信室も残っています。
誰でも入れて自由に観て廻れるのに観光地にありがちな 『落書き』 『散らかし』 『やりっ放し』 『汚しっ放し』 などもありませんでした。 ※外国人観光客が来ないお蔭?


この左手にレンタル自転車貸出コーナーがあり、1日中借りても無料です。

郵便局付近の街並み

平日だったためか、人一人歩いていませんでした。

 落ち着きのある街並みはとても綺麗で、ゴミひとつ落ちておらず雑草なども見受けられません。
住んでいる方たちの心の持ち方が違うのでしょう、露地に入っても同じように道路が自宅の庭のように清掃・整理・整頓されていました。 なかなか大都市には見られない風景です。

国の重要伝統的建造物群保存地区説明板

真壁の街は、戦国時代末期に形づくられ、江戸時代初期に完成。桝形と呼ばれる城下町特有の交差点が現存し、その町割りの中に蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。 現在104棟が国の登録文化財です。

登録文化財建物
高橋米屋さん

懐かしい 「タバコ屋」さん

旅館伊勢屋さん
今でも宿泊が出来るそうです。昔は真壁随一の料亭だったとか。


伊勢屋さん店内


はにわの西浦 【2013年テレビのアドマチで紹介されていた店】
このお店は有名はにわのレプリカやオリジナルのはにわを製造販売しているお店で、代表格の「踊るはにわ」は各種のサイズがありました。

価格は10cm大のワンコインから数十万円まで色々


埴輪は何故扱っているのか分かりませんが 真壁は戦国時代に真壁城が建設されて城下町が形成されると、明治時代から良質な御影石の採掘が行われ、「迎賓館赤坂離宮」にも石材が用いられたほどで石材店が沢山ありました。

重要伝統的建造物群保存地区としては、
○福島県 大内宿
○埼玉県 川越宿
○千葉県 佐原地区
○長野県 妻籠宿
○岐阜県 三町地区
◎岐阜県 郡上八幡地区
○岡山県 倉敷川畔地区
○長崎県 神代小路
○宮崎県 飫肥(おび)地区
などを訪れたことがありますが素晴らしい所が多かったです。
 真壁の場合、保存された史跡ではなく、完全観光化されてもおらず、住民の方が現在もお住まいになられている建物であり、多くの史跡はご自宅の建物なので見学には配慮が必要だと思います。
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