Greenfield の たくさんの方にお世話になりました。感謝、感謝です。
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今日は退団式がありました。
市長に団員と引率者が事業報告をしました。
団員の主な感想は「生の英語は難しかったが、数日後には大体理解することができ、会話すること、コミュニケーションをとることの素晴らしさを感じた。今回学んだことを今後に生かしたい。」
立派に発表する団員の姿を見て、我が子のように愛おしく思いました。彼らは確実に成長しています。彼らに出会えたことが一番の収穫です!これぞ引率者の醍醐味です。
当時市長だった佐藤清吉氏依頼の「桜の木 の写真」
佐藤氏が昔、植樹したという桜をホストのHanson一家と探しに行きました。
裁判所や警察署の事務所の西側にありました。その辺りは古くて人通りもなかったです。「この辺にあると聞いたよ。この木か?」の言葉に「違うよ。」と、答え、歩道を歩きながらひたすら桜を探しました。最初の一本を見つけた時は、うれしかったです。しかし、記念碑はスプレーで落書きされていて悲しくなりました。それでも事実をカメラに収めようと思ったのですが、撮ることは出来ませんでした。なぜなら「I'm sorry 」と、言うDawnの姿が気の毒になったのと、市長がその画像を見たら血圧が上がってしまうのではないか?と、恐れたからです。
そして、帰ろうとした時、5メートルぐらい離れた所にもう一本桜の木を発見しました。その時はただうれしいだけではなく、宝を掘り当てた気分でした。
渡米2日目に目的を達成しました。私とDawnは、即行動!するところが似ているかも知れません。
事業のほとんどが学校訪問で、毎日が忙しかったです。それでも生徒は皆「帰りたくなかった。」彼らはホストとの生活が本当に楽しかったのでしょう。
観光はインディアナポリスと、帰り道のシカゴでそれぞれ一日ずつでした。
私は Hanson 家に滞在しました。彼らは辛抱強く私の辿々しい英語を聞いてくれました。面識がある奥さんのDawn とはロックの趣味が合い、女2人でドライブや買い物にも(キーストンのショッピング街へも)出掛け、車内では家族、学校、出産にまで話が盛り上がりました。愛ちゃんのホストZook家や、近所の方とのマシュマロバーベキューパーティーは夜風が冷たかったのですが、心は温かでした。滞在中、私が称賛されたのは、ぽーんとフライパンで卵を返したことと、玉葱のみじん切りです。日本では誰もが普通にしていることなのに、写真まで撮られ驚きました。ホストの計らいで、私の子ども達のホストと、我が家にホームステイしたグリーンフィールドの生徒とその家族が大勢訪問し、お礼を述べたり再会を喜ぶ機会を持てました。最後の夜、小2の二男が、何度も書き直した跡がある手紙と、宝物のミニカーをくれました。予期せぬことに、私達は涙ぐんでしまいました。
一家は終始、飾ることなく「自然体」で私に接してくれました。
台風の影響で遅れて仙台空港に到着しました。ホッと安堵感に浸りながら出口に向かったら、我が子が出てくるのを今か今かと心配そうに待っている保護者の顔がありました。私はそれを見たら急に泣きそうになりました。「優しい言葉をかけられたら、泣いてしまう、どうしよう!」と、思った時、吉野(瑞生・母)さんが、ハイタッチで迎えてくれました。パシッとタッチしたお陰で泣かずに済みました。彼女は、か弱い私の心の内を察してくれたのかもしれません。
病気、怪我もせず帰国できたのは、佐久間団長、滝沢先生、暖かいホストファミリーそして関係者皆さんのおかげです。感謝します。
「団員と引率者のチームワーク」
姉妹都市協会会長のトニーさんは「実に良い。とてもマナーがいい。」と、団員を褒めていました。英語力だけではなく「普段からの態度、立ち振る舞い」も見られ、評価されたのです。私たちは事前研修から「まずは挨拶、そして角田市民として恥ずかしいことはしない、公共の場で騒がない。」と、当たり前のことを言ってきました。渡米してからは、佐久間団長、滝沢先生が絶妙なタイミングで注意やアドバイスをし、それを団員が素直に聞き入れ、まともな行動を続けることができました。それらが結果的に、団員と引率者の「絆や信頼」を深めた気がします。
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朝の散歩の途中で
道端に捨ててあったペットボトルをクーパーが拾い、家に持ち帰り分別箱に捨てました。Hanson家は日本と同じように、紙類、ペットボトル、瓶類、プラスチック類の分別をしていました。
デザインの原理
グリーンフィールド中学校の美術の授業です。教科書は厚くて専門書や百科事典のようでした。私に貸してくれた男子生徒の教科書には、デザインの原理に黄色の線が引いてありました。
「作品を作る上で、芸術家が選択しているのはデザインの原理である。“バランス、強調、全体のつり合い、リズム、パターン、統一性、多様性”の原理を理解することは、芸術家が特別な発想を表現するための線と形の要素をどのよう使うか、決めてくれるのだ。」
私達も、紙に線を引きパーツをいくつか作り、ピカソ風自画像を描きました。
Maxwell 中学校
1年の音楽は、自分の好きなCDから3曲を選び、どこが好きなのか、選んだ理由を発表する授業でした。
女子生徒のAmandaさんの「自分らしくいればいい。」、「夢を大きく持って生きて下さい。」、「行動に移す前に考えて。」の歌詞が好きですという答えに共感し、手が痛くなるくらい拍手を送りました。
音楽の先生は、身重でもハツラツとしていました。おなかの赤ちゃんは生き生きした生徒の声を聞きながら育っているのですね。安産を祈っています。
・校内は体育館までも冷房が入っていました。まさに消費社会のアメリカです。「体育の授業は肥満予防に必要です。」と、校長先生が言っていましたが、それより食生活の改善の方が重要なのでは?と思いました。
Keihinでは、たくさんのお土産と美味しい昼食を頂いた上に、お忙しい中、角田出身の鈴木正利さんが広い工場内を案内して下さいました。社長さんが「困ったことがあったら、何でも言って下さい。」と、おっしゃったので、私は「頂き物のお土産がすでにトランクから、はみ出ています。何か大きな買い物袋でもありましたら、、、。」と、控えめにお願いしました。すると、帰り際に立派な大きなバックを提供して下さいました。さよならパーティでは、お寿司カリフォルニアロールの差し入れ!!!社長さんは太っ腹です。ありがとうございました。
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初めて見た「ハミングバード」
車庫にハミングバード(ハチドリ)が迷い込みました。ブーンブーンいう羽音が、まるで蜂のようです。車庫は開いているのに、上にばかり行ってなかなか出て行きません。奥さんは近所の中学生に電話をかけ呼びました。彼女は愛ちゃんのホストのJena13歳です。網を片手に自転車で駆けつけ、慣れた手つきで捕獲し、外に逃がしてくれました。いつも奥さんは、困った時はすぐ彼女を呼び、助けてもらうそうです。
ああ~素晴らしき近所づきあいだわ~。
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粋な計らい
8/28、高校側で「サプライズ誕生会」を企画してくれました。公貴くんにとって思い出深い誕生日になりましたね。私たちもビックリでした。
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◆ 気が利き、よく働く少年・少女◆
教会での歓迎会で。私たちの世話から、ゴミの後片付けまで、率先して働いていました。水色ポロシャツの少年に「ぜひ角田に来て下さい。」と言ったら、『行けないんだ。僕はグリーンフィールドの住民でないから。』彼は教会関係者らしいです。
グリーンフィールドの生徒でないのに、こんなに良くしてくれるとは、、。感謝の言葉しか出てきません。
ターミナル5に到着し、ATS(AIRPORT TRANSIT SYSTEMS)シャトル電車で、ターミナル1に移動して、地下通路(オルゴール音とイルミネーションがある)を歩いてコンコースCに向かっているところです。そこから、インディアナポリスに向かいます。