( 地獄の就活がつづく、グローバル日本の総ブラック企業化)
こんにちは、大木です。
まあ、ずいぶんごぶさたしてしまいました。
桜も朝方からの雨風に散りかけてきましたね。
- 桜舞う いたみこらえて 眼を伏せず -- なんて・・・
この季節は自律神経が副交感神経過剰( アレルギー症活発化)となりますので、
ぎんなん先生の井穴刺絡療法(自分でできます )を、ぜひためしてみましょう。
-- さて、今回はこの日本の国がほんとうに危うくなっていることを、ごいっしょにみていきましょう。
先日来、「保育園落ちた日本死ね!!!」というネット投稿が話題になっています。
- 「なんなんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか」「子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ? 何が少子化だよクソ。子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからって言ってて子供産むやつなんかいねーよ」
「不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増せよ。オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。ふざけんな日本」
「保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。国が子供産ませないでどうすんだよ。金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから・・・国会議員を半分くらいクビにすりゃ財源作れるだろ。まじいい加減にしろ日本」(2016.2.15) --
このお母さんのおっしゃるとおりで、日本中のお母さんが働きに行けないで怒っています。
日本の政権が誰のために、どちらを向いて政治をおこなっているのかがよくわかるというものです。
けっこうな人数の女性大臣らが何もしてこなかったことがわかります。
-- それで、タイトルの「総ブラック企業化」ですが、
政府は求人倍率などという詐欺まがいのトリックを弄して国民を欺き、
大学側も虚飾した就職率をPRして受験生をかきあつめようとしています。
ほんとうにかれらの公表数字が学生たちに朗報であるならば、どこも人手が足りず
日本にはブラック企業やブラックバイトなどありえないはずです。
実体は真逆であり、悲惨をきわめています。
全国のすべての労働環境がここまで劣悪になっているのは、政権がなんと言おうと
日本の経済がこのうえなく落ち込んでいるからにほかなりません。 これに尽きます。
どの営業員も詐欺まがいの手口以外には、どこにいってもまったく商談にならないのが現状です。
大小を問わず、
どの企業ももはや資産を切り売りするしか生き残れないところに追い立てられ、
果てのないスクラップ&ビルドをくりかえし、そのたびにブラックに堕すしかない状況です。
ましてや全国の自営業者は
とてつもなく続く不況の中に溺れ流される運命を自覚しないものはいないのです。
いってみれば、
日本経済はいま、バイアスのかかった美化の妄想にしがみついて
危機的現実から目を背ける船長や船員ばかりの船のように、さまよっているばかりなのです。
あってはならない奨学金ローンからはじまり、マイカーローン、住宅ローンと、
ローン地獄のがんじがらめのこの社会のシステム・パラダイムを転換しないと、
市民の生活はいつまでもお先真っ暗なままでしょう。
すくなくとも、乳幼児からの完全保育、医療、教育の無償化と、
労働環境の是正と老齢年金の保障さえできれば、
ハイエナの金融屋や無駄な官庁は淘汰縮小されるとともに、
あらたな社会・労働構造が生まれて、大きく内需が好循環してゆくでしょう。
人はいままでのように、何のために働いているのか分からないような
強迫的で生き難い暮らしから放たれ
だれもが精神のゆとりのもとに、、おだやかに生きてゆけるようにおもいます。
いまの病理的な現代日本を救う手立ては
それほど難しいことではないはずだが。・・・
そうするときにも、
うわべではもっともな言で同調するが、
本音では個の尊厳より国家や組織を優先しようとする
権威主義的な党派的教条主義者らが勇みだって介入してくるかもしれないので、
その連中にはくれぐれも騙されないように。・・・
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あったものじゃないさー。
保育園の待機児童問題も、
分け前にあずかろうとする、
あの者たちの補助金利権がらみから外れた一般人が、
ワリを食っているという絵図だわさー!
こんな世の中つくった野郎はだれじゃー!
そいつを選んだのはだれじゃー?