路次・・・ろし

みちすがらの戯れ歌です
自:平成21年1月晦日
(2009年)
詠み人:雲(くも)

温風

2011-04-24 | 日記

 食欲も生きる気力も消え失せし女の窓辺に朝陽短く

自らの生を調整していてか一口飲んでコップを置きぬ

独居居の高き誇りや片意地やディサービスの老ひを侮蔑す

カラオケや演歌は厭と否定する横文字の歌聴くを好むと

大輪の花は嫌いと顔そむけ花屋の前を急く車椅子

あまりにも嫌いな物の多過ぎて尤もですと話合わせる

コメント
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