久世光彦の「一九三四年冬 ー乱歩」
これは乱歩がスランプに入ってしまった時
麻布にある外人向けの不可思議な雰囲気のホテルに
家人にも内緒で逗留し 執筆したという仮定のお話
作者はTVドラマの演出で有名 本を読むのは初めてでした
彼はよほどの乱歩好きなようで よく研究してある。。
まだ途中だけどすごい面白い
本物の乱歩を読んだ直後ではなおさらのこと
このホテル自体がすごい魅力的で
今こういうのが実在するなら 私もこっそり逗留したい!
もう一冊は またしても途中から突入し
「~乱歩」の真ん中に入ってきながらも一気に読破してしまった
石田衣良の 「PRIDE」
文庫の新刊がでたばかり 捕まってしまった
言うまでもない 池袋ウエストゲートパーク・シリーズの
第一期 完結 10巻目!
ある意味最終章とも受け取れる
石田衣良さん 同じシチュエーションを再び書きまわすとは思えないし ね
次に復活するとしても 違うかたちになってくるであろう
もう若くむこう見ずなマコトや キング崇には会えないんだろうか。。。
そういう意味では 是非ともじっくりと読みたかったのだが
いかんせん衣良さんなだけに
くそっ あっという間に一気に読まされてしまった
このスピード感は真似できないねー
でも最後の四行には 泣いた・・・
そんなこんなで なっちゃんに看病してもらいつつ
三日三晩発熱の インフルエンザではない フツーの風邪の数日間でした
開講以来初めて ベリーのレッスンもお休みしてしまいました
身体はどうでも 声がスリムクラブの真栄田さん並の聞きづらさだったので
それにみんなにうつしちゃっても 却って申し訳ないし
今回は失礼させていただきました
メンバーのみんな ごめんなさいね
みんなも どうぞお気をつけて