ベリーダンス  ストロベリー   

木更津でベリーダンスをおしえています!

 

木更津のお気に入り

2011年05月16日 | 日記
 
ブレンド


都内の下町からこの木更津に住まいを移して かれこれ十五年ほど経つが
最近行きつけたお気に入りの喫茶店  のひとつに「ブレンド」がある

名前はあまりにもベタだが このところのこじゃれたオシャレなカフェなどではなく
いわゆる昔からある典型的な「喫茶店」だ
子供が大人に憧れを持っていられた時代の 
オトナな感じの喫茶店である

店内の雰囲気はというと 
落ち着いた木の素材ですべてできていて 
柔らかいこがね色の電球の光
分厚い一枚板のカウンターには水出しダッチコーヒーのタワーが三基 砦のようにそびえ立つ
お花のお師匠さんでも関係があるのか いつ行っても瑞々しい大量の植物が天井まで大胆に活けてある

熱海などのいなせな古い温泉街や
根津や谷中やもしくは神田あたりに 凝り性の店主がひっそりと開いているような
昼間は年配の常連さんで賑わっていて いつもカチャカチャと食器を洗う音がするような 
この不景気な木更津には珍しい 粋な感じの活気のある店である


店主かはわからないが
カウンターの中には 姐さんたちが三人
やや高齢だが色白美人の大姐さんと、
髪をきりりとおだんごにひっつめた丸い額が美しい姐さん、
そして「末娘」という感じのおっとりした風情の姐さん
三人姉妹と思いたいところだが もしかしたら親子関係なのかもしれない 
はたまた他人かもしれない

中でも私はひっつめの姐さんが好きだ
利発そうな きっぷの良い姐御肌の感じ


コーヒー専門店だけあって コーヒーが美味しいのはもちろんのこと
細やかな気配りも優しい
野菜サンドイッチに ジャムとピーナツクリームのサンドが各一枚ずつ添えられていたり
頼んだかぼちゃケーキに 先日はなんとおまけにチョコケーキまで(ひっつめの姐さんがサービスしてくれた)ついてきた
まさかのダブルケーキ 
 これ、おまけっていうのか?笑 そして私の甘いもの好きをご存じか


なにより初めて入った時から 店の音や匂いや色合いが 
身体にしっくり馴染んできたのが嬉しかった
椅子やテーブルと同化してしまいそう

コーヒーを前に 店の空気に身を任せ 浸っているだけで 
身体から疲れや余計な強張りが取れ 柔らかくリセットされる感じ




木更津は古い港町で 
昔は大漁船が江戸に着く その前に 漁師たちはまず木更津港に立ち寄って 飲めや歌えで栄えていたという
たいそう賑わっていたらしく 今は寂れてしまったが駅の港側には 料理屋や置き屋や飲み屋など 
そしてその証しに こんなに小さな街なのに 古い映画館が三軒もある(うち一軒は去年潰れた)


私はすっかり忘れていた
オシャレなお店やカフェが少ないことに ブツクサ文句を言っていたけれど
ジャージ姿のヤンキーばっかり! だから田舎は厭なのよと 
都内での仕事はしっかり残して いそいそ通勤しているけれど

そんな古き良き時代を覚えている名残惜しさや 
それを留められなかった後ろめたさが残る この木更津という土地の 
深みのある匂いが気に入って ここに居を決めたのだった

そんな最初の 木更津という街の印象を留めているのが「ブレンド」なのである
ご都合あう方は 是非覗いてみて  くださいね

でもどうか お店の雰囲気は壊さないよう お静かに

 








かたちを創る

2011年05月15日 | 日記

 スネイクアーム  


蛇の腕?

蛇に腕はないので(笑) 蛇のような腕 ってことか


昔 スージークワトロというベース弾きの女性ロッカーがいて(古い人は知ってるよね)
その歌の歌詞カードの一節に
「彼女が歩く姿はまるで蛇のよう」 
とあって、
わぁ、カッコイイ! と思ったんだけど、曲を聴いてみると「…Like a Reinbow」
だって。。。 

字を見間違えただけでした

 蛇と虹 ちょっと似てるよね
つか、虹のような歩き方って。。。どんな ?



 さて、スネイクアームは

オオハクチョウ(大白鳥)のように

大きな水晶玉を撫でるように

自分を包む繭の内側に触れるように

  レッスンではこの三方向から説明してます

複数種の表現で説明するとその中で しっくりくる というか腑に落ちる というのが見つかるかもしれないもんね
納得の仕方は人それぞれなので 表現を変えて色んな角度から説明するようにしてる
そのうちのどれかでストンと落ちてくれた時の その瞬間って ハッキリわかる
その生徒さんの嬉しそうな顔! こっちも嬉しくてやみつき
赤ちゃんの「初めてのあんよ」に近いかなぁ
レッスンでは そんな「初めてのあんよ」に何度も遭遇するから楽しい


もともとセンスのある上手いダンサーは 自分が踊れるから 案外他人に説明するのが苦手
というか気がつかないみたい
動きを見れば 自分と同じことができるとでも思うらしい

私は(多分)あまりセンスないから 習ってる頃は先生の動きを見ながら 色んなこと考えながらやってみて覚えた
だから今も生徒さんには 踊りながら言葉でガンガン説明する 
 (説明するととたんに動き間違えちゃったり。。 右脳と左脳の違いか?)

頭で理解してからでなきゃできない人って 意外と多い
いわゆる「体で覚えろ」は 有効じゃなかったりする


さてまず
オオハクチョウバージョン

小さな羽の子スズメがはたはた するのと違って
優雅なオオハクチョウが 肩についた大きな力強い筋肉で
長く重い羽をバサリと上げ バサリと降ろす  空気を動かす
そんな感じ 

最初はオオハクチョウになりきって(「白鳥の湖」のバレリーナでもいいけど) 大きく羽ばたく動きを繰り返し
それを片方ずつ交互にやると 大きなスネイクアームのできあがり

つまり小手先ではなく 肘や手首なんて気にしないでそのままにしてていいから とにかく肩から上げて肩で降ろすように
肩から先のことはそのあとでも充分ですのよ 
肩は充分大きく全方向に確実に回すこと


水晶玉バージョン

胸の前に 直径30cmぐらいの大きな透明の水晶玉 が浮かんでるとイメージする
それを柔らかく伸ばした腕で 縦に撫でまわす 
それだけ

腕を上げるときは手の甲で撫で上げ
下げるときは手のひらで撫でおろす

自分の身体の前で ジャグリングみたいに 透明な水晶玉を宙で撫でまわす
この時もとにかく肩はちゃんと回してね 
じゃないと猫がホイホイじゃれてるみたいになっちゃう

身体の前で揃えてスネイク、揃えた腕のまま横に持ってきてスネイク、
だんだん腕と腕の間隔を拡げていって スネイクアーム



そして
自分を包む繭

言葉のまま そのまま  
イメージはエイリアンの繭?
自分を守ってくれるやわらかな 半透明の とろりと濡れた紡錘形の繭の内側を
手の甲でなめらかに撫で上げ 手のひらで撫で降ろす

自分の手で 確認するように つたうように 愛でるように
お母さんのおっぱいを探るように 

自分はこんなに小さな弱い者だけど 完璧な繭の中で 胸を広げ背中を伸ばして
誇らしげに微笑んで スネイクアーム

そして繭の外へと躍り出る



 スネイクアームは 高貴な姫のしるし

喉元 脇の下 心臓 みぞおち
急所をすべて露わにして 誇り高く他者の前で踊る

こんなに無防備でも平気なくらい 私は大丈夫 

I am OK !





空洞になる

2011年05月14日 | 日記

 例えば首を回すとき

首の後ろの出っ張った骨のとこ(ちょっと触ってみて)、
首の付け根のその部分を、指で摘ままれ(猫がやられるみたいに)引っ張られるような感じで頭を前に倒す

次は右の首の付け根の部分に糸を引っ掛け引っ張るように、頭は左に倒し
前に向かって首の鎖骨の中心を引っ張られるように前に持っていき、頭は後ろに倒す
左も首の付け根を左方向に引っ張り、頭は右に

で、前に、右に、左に後ろにと、首の付け根部分から糸で引っ張られているようにして(頭ではなく)首を回す
頭はいつも中に向くように

ゆくりゆっくり、
頭をぐるぐる回すんじゃなく、首の付け根で円を描く

そうすると、今まで自分の首があった部分に空洞が見えてくる



 とか チェストサークル 
胸も同じ

両手のひらを祈るように頭の上で合わせ
前、右、後ろ、左と
肋骨を全方向 充分に開きながら背骨を反らして回していく

背骨があった部分に紡錘形の空洞ができる

 
 そして王道、ヒップサークル

そけい部(足の前の付け根のリンパ節のあるところ)を反らして伸ばし
骨盤全ての重心を前のつま先に

右の腰骨を目いっぱい右に押し出して 世界の果てまで行くくらい 
重心はもちろん右足の裏の右端

後ろはおなかに力を入れて、おしりだけがぷりっと出ないように骨盤立てたまま、足のかかとに重心をおいて
おでこをつんと押すされたらそのまま後ろに引っくり返っちゃうほどに

左の腰も同じく世界の果てまで左に

そしてゆっくり腰を回して ヒップサークル
骨盤をしばらく回し続けると、中心にドーナツの穴みたいな空洞が出現する



もしくは両手を頭の上で合わせて目を閉じて、
手の指先を頂点にして自分の身体がきれいな円錐形を作っているようになめらかに腰を回す
円錐形の底辺が、歪みのある楕円などになっていないか注意して

愛すべきベリーメソッドの王道、ヒップサークル

自分の腰が作る空洞が、台風の目だと思ってごらん
もしくは天地創造の時に、神さまがカオスを棒で回してかくはんしてるとこだと思ってごらん  
私がカミサマ?? 楽しくてぐんぐん回しちゃう




「エクスタシー」の語源は「自分(我)を無くすこと」だと、何かの本で読んだよ

バリのトランスダンスのように、我を忘れ、自分が無くなって、
自分の身体が空洞化したときこそ そこに「何か」が降りてくる

そしてそれからが 楽しい!!
踊るひとならみんな知ってるよね








ベリーダンスレッスン ストロベリー 木更津クラス

2011年05月13日 | 日記
2009年7月6日~ 木更津でスタート!

初心者大歓迎! 基礎から丁寧におしえます

まずは十分なストレッチ、ベリーの基礎の動き、
そしてアラブの音楽にのって楽しく踊ってみましょう
終わったあとはゆったりクールダウンして、全身を脱力していきます

準備は:
のびのび裸足で踊ります
伸びるパンツや広がる長いスカートなどの動きやすい服装で結構、
お水とタオルがあるといいかも            
どうぞお気軽にいらしてくださいね
             

講師:ストロベリー


時間/ 毎週火曜日 19:30~21:00
   
月謝/ ¥8000 入会金/ 5000 
   体験レッスン¥1000 ビジター¥2800

場所/ 千葉県木更津市文京3-1-50 (県立木更津高校そば)
   夢遇館ビル本館3F 吉川ダンスマテリアル内
          駐車場あり

お申込み お問い合わせ/ 1170983301@jcom.home.ne.jp (PCアド)
            090-5219-8743 (携帯)

 お待ちしています!