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夢・つれづれに

何時も夢とロマンを持ち、思いのままに綴りたい

三人それぞれの魅せ方若手歌舞伎を堪能

2010年02月16日 | 舞台鑑賞


               二月花形歌舞伎 
平成22年2月1日~25日 於 博多座

  昼の部 午前11時開演

  夜の部 午後4時30分開演


主な出演者 市川染五郎市川亀治郎中村獅童

市川高麗蔵、市川門之助、中村壱太郎、中村歌六、

中村種太郎、中村梅枝、英太郎、坂東竹三郎



初めての<博多座>に観光を兼ねて行くつもりが残念ながら時間が足りなくて、結果、劇場の往復になってしまった。
行きは小さな々飛行機で(プロペラ)で福岡空港に着いたとたん気分が少々悪く、勇んでいた気持ちと裏腹に何となく憂うつ
気を取り直し地下鉄で劇場に行き夜の部を観劇。

お目当ての亀治郎の元気な”三社祭”を間近くで拝見して満足々!(只、衣裳の汚れが気になったな~)
夜の部は半次郎役(やくざで獅童丈の弟分役)とどちらも立役だったけど~
それにしても、萬屋さんの「瞼の母」はぴったり役に合ってたしとても良かった。(中村獅童)
内容も台詞も知っているのにやっぱり涙が出てしまう(役者の目にも涙、涙の大熱演)可愛かった梅枝

劇場を出たら九時。
知らない土地で遊ぶ気力も無いのでホテルに帰りオリンピックを一応チェック。
おやすみなさ~い(12時就寝)

今日は(14日)、昼の部を観劇
話題の猿之助十八番の内「金幣猿島群」(きんのざいさるしまだいり)と「双面道成寺」(ふたおもてどうじょうじ)を亀治朗が清姫と藤原忠文と二役に挑戦!
お芝居の中では宙乗りも勤め、大盛り上げ!
演出の為、舞台は火の海になるわ、上からは金銀の紙が降って客席は大喜び(さすが猿之助さんの考えている事は半端じゃないわ)
それに応える亀治郎も素晴らしい
リアルで誰にでも理解できる演出と役者の息はぴったり!(伯父と甥の中だからかな?)

道成寺には三つ面で踊るところがあり、それを観て、以前私が踊った三つ面子守を思い出していました。

「竜馬がゆく」の市川染五郎(違和感無く自然に演じていたのが良かった)
3人がお互いの演目に出演し、助け助けられていたのが印象的だったし観るほうは何だか得した感じ。

興奮冷めやらず劇場を後にし、新幹線の中での(美味しかった~)
やっぱり、列車の旅をこの次は計画をした方が良いかなと思ったのでした。