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4-T ~レントの日々~

レントの期間、イースターまで聖句を読んで備える日々の記録

エフェソの信徒への手紙 6章9節

2015年03月30日 06時18分46秒 | デボーション
主人たち、同じように奴隷を扱いなさい。彼らを脅すのはやめなさい。あなたがたも知っているとおり、彼らにもあなたがたにも同じ主人が天におられ、人を分け隔てなさらないのです。
And, masters, do the same to them. Stop threatening them, for you know that both of you have the same Master in heaven, and with him there is no partiality.
[Ephesians 6:9]

ユダヤ民族に、いつの時代から選民意識というものが芽生えたのかは定かではありません。
私はこう信じるというのと、自分と同じようにしない人たちのことを差別するのとは違います。
私は天皇制を拒否しますし、日の丸に頭を下げることもしないし、君が代も決して歌わない。
しかし、その考えを誰かに道徳の名のもとに強制しようとしたり、脅したりしようとは思いません。
私は天皇制を認めている者を差別しようとは思いませんし、同じ人間として尊重しようと思います。
それをなし得るのは、もはや私の力ではなく、祈りによる神の力なのです。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

エフェソの信徒への手紙 4章25節

2015年03月29日 07時17分35秒 | デボーション
だから、偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。
So then, putting away falsehood, let all of us speak the truth to our neighbors, for we are members of one another.
[Ephesians 4:25]

福島第一原子力発電所の事故を筆頭に、原子力産業で多くの偽装や欺瞞がまかり通っています。
この原子力事故の与える影響は、地球規模であるということを忘れてはなりません。
地球に生きるすべての人は、私たちの隣人であり、私とは切って切れない存在なのです。
だから偽りを語らずに、真実を語り続けていこうと思います。
それを阻もうとする権力の有形無形の力は強大ですが、神の力はそれを超えるものです。
隣人に対して真実を語りましょう。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

申命記 10章19節

2015年03月28日 06時22分03秒 | デボーション
あなたたちは寄留者を愛しなさい。あなたたちもエジプトの国で寄留者であった。
You shall also love the stranger, for you were strangers in the land of Egypt.
[Deuteronomy 10:19]

イスラエルの民は、かつての出エジプトの前の奴隷状態のことを思い起こすことで、その当時では意外とも呼べるいくつかの決まりをつくっていました。ヨベルの年然り、そしてこの寄留者をあいするということです。
それがいかにして、異邦人を嫌うに至ったか、というのはバビロン捕囚あたりの諸事情をよく知らないと、彼らの心情には近づけないのだと思います。
この国にも在日外国人が多く住んでいます。
しかし、私たちはどのように接してきたでしょうか?
犯罪人のように指紋押捺を強要させ、子の奪取あるいは留置をしてきてはばからない横柄な態度をとってこなかったでしょうか?
また、在特会のように、人権を徹底的に貶める暴言を吐き続ける存在を許してはこなかったでしょうか?
彼らには、人の権利とは何なのか、表現の自由と「公共の福祉」という概念との関係、それを教え諭すことから始めなければならないと思っています。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

コリントの信徒への手紙 二 1章11節

2015年03月27日 06時17分30秒 | デボーション
あなたがたも祈りで援助してください。そうすれば、多くの人のお陰でわたしたちに与えられた恵みについて、多くの人々がわたしたちのために感謝をささげてくれるようになるのです。
as you also join in helping us by your prayers, so that many will give thanks on our[b] behalf for the blessing granted us through the prayers of many.
[2 Corinthians 1:11]

パウロの受けていたアジア州での死を伴う苦難というものが、どれほどのものか、あるいはその対象がエルサレム教団からなのか異教徒からなのかはわかりません。
生きる望みさえ失った、と書いてありますから相当のものだったのでしょう。
問題を解決する手段としての祈りが、ここでテーマとして掲げられています。
祈ることで援助することもでき、それゆえに神から与えられた恵みについて知ることができるのです。
例えば今、辺野古で起こっていること、強権的に手続きを自分勝手に解釈して強引に工事を進めようとする現政権の有形無形の力に対して、沖縄の人たちの力はあまりにも無力です。経済的にも、情報的にも。
しかし、私たちに忠実な神は、必ずこの世の不正を見過ごすことはありません。希望をもって共に祈りましょう。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

歴代誌下 3章2節

2015年03月26日 05時44分29秒 | デボーション
建築を始めたのは、その治世第四年の第二の月の二日であった。
He bigan to build on the second day of the second month of the fourth year of his reign.
[2 chronicles 3:2]

ソロモン王がその治世についてすぐ、神殿を建設し始めたのではないことがわかります。
実に3年間もの間、神殿建設に着手しなかった、その理由は神がソロモンに与えられた知恵によるところと思います。
その間ソロモン王はその臣下たちとの信頼関係を築くのに時間を要したのだと思います。
私も今、新たな人間関係の中に入ろうとしていますが、信頼関係が築けるように、しかるべき時間をかけたいと思います。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

コリントの信徒への手紙 一 10章24節

2015年03月25日 06時25分38秒 | デボーション
だれでも、自分の利益ではなく他人の利益を追い求めなさい。
Do not seek your own advantage, but that of the other.
[1 Corinthians 10:24]

人々が救われるため、このことのために他人の利益を求めることは簡単そうに見えて難しいものです。
なぜなら、人間には我が身可愛さというものを誰しもが持っているからです。
しかし、そこに人々に福音を伝えるという明確な目標があるのであれば、共同の祈りは必ず実現します。
それを識別せずに肯定することが、私たちに求められていることなのだと思います。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

使徒言行録13章44節から45節

2015年03月24日 06時16分24秒 | デボーション
次の安息日になると、ほとんど町中の人が主の言葉を聞こうとして集まって来た。
しかし、ユダヤ人はこの群衆を見てひどくねたみ、口汚くののしって、パウロの話すことに反対した。
The next sabbath almost the whole city gathered to hear the word of the Lord.
But when the Jews saw the crowds, they were filled with jealousy; and blaspheming, they contradicted what was spoken by Paul.
[Acts 13:44-45]

ねたむ心は、誰にでも起こりうるものです。
また、口汚くののしることも、誰にでも起こりうるものです。
おそらくパウロの話すことの中には、律法の実行に対する批判が含まれていたものと私は考えますが、そうすると、ファイリサイ派の人たちの教えている口伝律法とは相矛盾するところが明らかとなるのだと思いますし、サドカイ派にとってみれば神殿の権益にかかわる問題が内包されていたに違いありません。
そうした、ののしる声の前に、恐れおののくのではなく、神様の忠実さが私たちの中にあれば、現実に起こっていることが災難のように思えても、現実を受け止めて、語るべきことを語っていくことができると思うのです。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

ガラテヤの信徒への手紙4章13節から14節

2015年03月23日 06時25分44秒 | デボーション
知ってのとおり、この前わたしは、体が弱くなったことがきっかけで、あなたがたに福音を告げ知らせました。
そして、わたしの身には、あなたがたにとって試練ともなるようなことがあったのに、さげすんだり、忌み嫌ったりせず、かえって、わたしを神の使いであるかのように、また、キリスト・イエスででもあるかのように、受け入れてくれました。
You know that it was because of a physical infirmity that I first announced the gospel to you; though my condition put you to the test, you did not scorn or despise me, but welcomed me as an angel of God, as Christ Jesus.
[Galatians 4:13-14]

パウロの体の弱さについては、パウロ書簡と呼ばれているものや使徒言行録などで随所に語られていますが、具体的な病名については私はまだ十分調べられていません。
パウロの辛辣な言葉のために、あるいは律法の実行よりも信仰義認を強調したがために、エルサレム教団から追いつめられて四面楚歌の状況に陥っていったことは、その通りであると思います。
そのようなパウロをガラテヤの信徒たちはさげんすんだりせずに、キリスト・イエスのように受け入れたのです。
おそらくガラテヤの信徒たちもエルサレム教団から有形無形の圧力があったことが、この聖句からも読み取れます。
弱くされている友をさげすまずに受け入れる。そのことを通して神様の働く力を確信していきたいと思います。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

ヨハネの手紙 三 15節

2015年03月22日 06時36分12秒 | デボーション
あなたに平和があるように、友人たちがよろしくと言っています。そちらの友人一人一人に、よろしく伝えてください。
Peace to you. The friends send you their greetings. Greet the friends there, each by name.
[3 John 15]

平和を求めることにおいて、一人一人を思い祈ることは、真実に平和を形作ることにつながります。
一人一人の課題を考えて祈る時に、その人に対する恨み言が思い浮かぶ時もあります。
しかし、彼を赦す心で祈るとき、神の力が働くものと、私は信じています。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!

使徒言行録21章11節から13節

2015年03月21日 05時50分41秒 | デボーション
そして、わたしたちのところに来て、パウロの帯を取り、それで自分の手足を縛って言った。
「精霊がこうお告げになっている。『エルサレムでユダヤ人は、この帯の持ち主をこのように縛って異邦人の手に引き渡す。』」
わたしたちはこれを聞き、土地の人と一緒になって、エルサレムへは上らないようにと、パウロにしきりに頼んだ。
そのとき、パウロは答えた。
「泣いたり、わたしの心をくじいたり、いったいこれはどういうことですか。主イエスの名のためならば、エルサレムで縛られることばかりか死ぬことさえも、わたしは覚悟しているのです。
He came to us and took Paul’s belt, bound his own feet and hands with it, and said, “Thus says the Holy Spirit, ‘This is the way the Jews in Jerusalem will bind the man who owns this belt and will hand him over to the Gentiles.’”
When we heard this, we and the people there urged him not to go up to Jerusalem.
Then Paul answered, “What are you doing, weeping and breaking my heart? For I am ready not only to be bound but even to die in Jerusalem for the name of the Lord Jesus.”
[Acts 21:11-13]

通信傍受法が改悪されようとしているこの時代に、別件での逮捕、そして刑事告訴という筋書きが与党によって着々と進められつつあります。
現憲法で基本原則となっている平和主義も、個人の尊厳も、私たち国民一人一人がその権利を行使し、守らねばならないという意識を持たなければならないと思っています。
ただ、受難を受け入れる覚悟だけではありません。
パウロは、主イエスの福音を異邦人にも述べ伝える、その明確な目的のために、死をも厭わず、四面楚歌でもその確信を捨てなかったのだと思います。
主イエスの名のために、人の権利を守るために祈り、御心に沿った行動ができるように導いてください。
イエス様に希望があります。今日も頑張りましょう!