goo blog サービス終了のお知らせ 

4-T ~レントの日々~

レントの期間、イースターまで聖句を読んで備える日々の記録

箴言10章12節

2017年04月16日 06時31分27秒 | デボーション
憎しみはいさかいを引き起こす。愛はすべての罪を覆う。

Hatred stirs up strife,
but love covers all offenses.

まずは、全世界の主イエス・キリストの復活を信じる信徒の皆様、主の復活を記念するこの日、イースターおめでとうございます。
憎しみはいさかいを引き起こす、その憎しみは自分の心の中で自然とわき起こるのか、それとも何か世の中の動きに動機付けられて憎しみが引き出されるのか、わかりませんが、少なくともシリアや北朝鮮の情勢は権力者たちによって動機付けられた憎しみだと私は考えます。
戦争の怖さは、自分が相手を殺さなければ殺されてしまう、という状況に否が応でも組織的に組み込まれてしまうことです。
それを乗り越えて行くには、一人一人の心の中から差別の心を取り除き、この世に大切にされる人間と蔑ろにされる人間とを線引きすることをやめることです。
支持していない権力者も、その言動は批判されるべきですが、怒りにまかせて人格まで否定してしまうのは、権力者という被造物を創った神様の御心に適うことではありません。
愛はそのような人間関係を壊す全ての罪を覆う、その言葉を信じ、全ての被造物のためにいさかいがなくなるよう、祈り、行動したいと思います。
今、国会では共謀罪が審議されようとしています。対象となる行為を減らし名称を変えたところで本質は変わりません。この罪を立証させようと、世の中のインターネットを含めた監視化がより一層進んでしまいます。
なんとかこの状況を変えたいとは思いますが、神様は決して見過ごしにはされない、その事を確信しつつ、自分にできることを行動していきたいと思います。
そして、御国の来たらんことを待ち望みつつ、来年のレントまで、ご機嫌よう。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

テモテへの手紙一2章4節から5節

2017年04月15日 06時49分52秒 | デボーション
神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。
神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。
この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。

who wants all people to be saved and to come to a knowledge of the truth.
For there is one God and one mediator between God and mankind, the man Christ Jesus,
who gave himself as a ransom for all people.

すべての人々が救われて真理を知るようになること、それが神様の御心なのであると信じます。
神は唯一、仲介者も唯一、その事を確かめたいと思います。
しかも、この救いが一部の信徒だけでなく、すべての人々の贖いのためにあるのです。
ところで、日本のクリスチャン人口の減少はよく言われていますし、実感しているところでもありますが、欧米でのクリスチャンの人口が減少しているのも事実のようです。
これを、悪しき日々のように、「不信心者」と責めるのは神様の御心ではないと私は考えます。
どのような時にも希望を捨てず神の忠実さを持って、御国の来ることを待ち望みたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

ゼカリヤ書1章3節

2017年04月14日 06時31分56秒 | デボーション
あなたは彼らに言いなさい。万軍の主はこう言われる。わたしに立ち帰れ、と万軍の主は言われる。
そうすれば、わたしもあなたたちのもとに立ち帰る、と万軍の主は言われる。

Therefore tell the people: This is what the Lord Almighty says: ‘Return to me,’ declares the Lord Almighty, ‘and I will return to you,’ says the Lord Almighty.

立ち帰る、ということが何を意味しているのか?
預言者の時代には律法であったのかもしれませんが、神様との関係性を絶たないということに尽きると私は思います。
神様という方が、何も隠し立てのできない存在であることを認めるならば、その罪の大きさと、主イエスの贖いにより赦されていることの喜びを感じることができると思います。
とは言え、神様との関係だけでなく人間関係も蔑ろにはできない筈です。
人を殺してはならない、という戒めに背いて武器を作り売る企業の存在は改めなければならないと思います。
また、それらの企業の開発に協力する知恵、学問も改めなければならないと思います。
そのような企業や研究機関に身を置かなくとも、いつ自分が人を殺すことに協力させられるかわからない時代になろうとしています。
判断を迫られたとき、神様に立ち帰ることを思い出したいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

コリントの信徒への手紙一1章13節から17節

2017年04月13日 06時11分33秒 | デボーション
キリストは幾つにも分けられてしまったのですか。パウロがあなたがたのために十字架につけられたのですか。あなたがたはパウロの名によって洗礼を受けたのですか。
クリスポとガイオ以外に、あなたがたのだれにも洗礼を授けなかったことを、わたしは神に感謝しています。
だから、わたしの名によって洗礼を受けたなどと、だれも言えないはずです。
もっとも、ステファナの家の人たちにも洗礼を授けましたが、それ以外はだれにも授けた覚えはありません。
なぜなら、キリストがわたしを遣わされたのは、洗礼を授けるためではなく、福音を告げ知らせるためであり、しかも、キリストの十字架がむなしいものになってしまわぬように、言葉の知恵によらないで告げ知らせるためだからです。

Is Christ divided? Was Paul crucified for you? Were you baptized in the name of Paul?
I thank God that I did not baptize any of you except Crispus and Gaius,
so no one can say that you were baptized in my name.
(Yes, I also baptized the household of Stephanas; beyond that, I don’t remember if I baptized anyone else.)
For Christ did not send me to baptize, but to preach the gospel—not with wisdom and eloquence, lest the cross of Christ be emptied of its power.

言葉の知恵によらないで福音を告げ知らせるとはどのようなものでしょうか。
また、それによってキリストの十字架がむなしいものになってしまうとはどのようなものでしょうか。
十字架につけられたのは主イエス・キリストであり、その事を直接的に理解する必要があるのだと私に考えます。
別の見方をすれば、死刑囚であるイエスの十字架は、ユダヤ人やギリシャ人にとっては愚かなものなのかもしれませんが、神の知恵としてみたとき、それが私にとって希望となるのです。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

ダニエル書2章16節から23節

2017年04月12日 06時15分51秒 | デボーション
ダニエルは王のもとに行って、願った。「しばらくの時をいただけますなら、解釈いたします。」
ダニエルは家に帰り、仲間のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤに事情を説明した。
そして、他のバビロンの賢者と共に殺されることのないよう、天の神に憐れみを願い、その夢の秘密を求めて祈った。
すると、夜の幻によってその秘密がダニエルに明かされた。ダニエルは天の神をたたえ、こう祈った。
「神の御名をたたえよ、世々とこしえに。知恵と力は神のもの。
神は時を移し、季節を変え
王を退け、王を立て
知者に知恵を、識者に知識を与えられる。
奥義と秘義を現し
闇にひそむものを知り
光は御もとに宿る。
わたしの父祖の神よ、感謝と賛美をささげます。知恵と力をわたしに授け
今、願いをかなえ
王の望むことを知らせてくださいました。」

At this, Daniel went in to the king and asked for time, so that he might interpret the dream for him.
Then Daniel returned to his house and explained the matter to his friends Hananiah, Mishael and Azariah.
He urged them to plead for mercy from the God of heaven concerning this mystery, so that he and his friends might not be executed with the rest of the wise men of Babylon.
During the night the mystery was revealed to Daniel in a vision.
Then Daniel praised the God of heaven and said:
“Praise be to the name of God for ever and ever;
wisdom and power are his.
He changes times and seasons;
he deposes kings and raises up others.
He gives wisdom to the wise
and knowledge to the discerning.
He reveals deep and hidden things;
he knows what lies in darkness,
and light dwells with him.
I thank and praise you, God of my ancestors:
You have given me wisdom and power,
you have made known to me what we asked of you,
you have made known to us the dream of the king.”

ネブカドネザル王の夢の謎解きの話は、ダニエル書の中でもライオンの穴の話の次に有名なのではないでしょうか?
謎が解けることと、殺されることないよう神様に祈り、その謎が明かされると、また神様に祈る。
神様に依り頼む生き方というものを、どんな状況でもしたいものです。
神様こそ究極の客観であり、「奥義と秘義を現し、闇にひそむものを知る」方です。
この国、この世界には多くの冤罪、多くの誤った司法判断があります。
曲解された裁判や政治判断も、神様はその曲解を見過ごしにはされません。
私は、この聖書の神にこそ、感謝と賛美をささげていきたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

詩編22編20節

2017年04月11日 06時23分11秒 | デボーション
主よ、あなただけは
わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ
今すぐにわたしを助けてください。

But you, O Lord, do not be far away!
O my help, come quickly to my aid!

詩篇の言葉は、時として切迫した状況を想起させます。
神様は人間の目に姿形は見えないから、人間は簡単に頼ったり見捨てたり、人間の都合で神様を扱おうとする事があります。
しかし、主なる神は私たちを創られた方。
そして、約束された契約を、人間の不誠実さにもかかわらず忠実に守られる方。
その忠実さの何よりの具象が、主イエス・キリストによる福音です。
神様は遠く離れてはいない、インマヌエルということを信じつつ、レントの期間を過ごしたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

コリントの信徒への手紙二1章3節から4節

2017年04月10日 06時41分32秒 | デボーション
わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。
神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。

Praise be to the God and Father of our Lord Jesus Christ, the Father of compassion and the God of all comfort, who comforts us in all our troubles, so that we can comfort those in any trouble with the comfort we ourselves receive from God.

私が苦難にあって神様から慰められたとき、というのは、やはり御言葉によります。
神様からの慰めは決して尽きませんから、私が疲れていても、その御言葉の持つ神の忠実さをもって、苦難の中にある人々を慰めることができると確信しています。
それは、口から出る言葉ではなく、私の背中や、口には出さぬ表情からであったりします。(とよく言われます)
毎朝、この神様の忠実さを受け取って持ち続けていきたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

使徒言行録3章17節から20節

2017年04月09日 06時46分17秒 | デボーション
ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。
しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。
だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。
こうして、主のもとから慰めの時が訪れ、主はあなたがたのために前もって決めておられた、メシアであるイエスを遣わしてくださるのです。

“And now, friends, I know that you acted in ignorance, as did also your rulers.
In this way God fulfilled what he had foretold through all the prophets, that his Messiah would suffer.
Repent therefore, and turn to God so that your sins may be wiped out,
so that times of refreshing may come from the presence of the Lord, and that he may send the Messiah appointed for you, that is, Jesus,

主イエスの十字架刑という出来事を前にして見捨ててしまった弟子たちの心はいかばかりかと思います。
その出来事を目の当たりにしていない、エルサレムから遠く離れたこの現代の日本に生きる私にとって罪とは何なのでしょうか。
実感がわかないというのが、私の思うところです。
そのためにも旧新約聖書を読む必要があると思っています。
何が私の罪であるのかを知ることで、救いの意味をはっきりと知ることができるのです。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

マルコによる福音書3章31節から35節

2017年04月08日 07時10分58秒 | デボーション
イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。
大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、
イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、
周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」

Then his mother and his brothers came; and standing outside, they sent to him and called him.
A crowd was sitting around him; and they said to him, “Your mother and your brothers and sisters are outside, asking for you.”
And he replied, “Who are my mother and my brothers?”
And looking at those who sat around him, he said, “Here are my mother and my brothers!
Whoever does the will of God is my brother and sister and mother.”

血のつながりは何とやら、とも言いますが、今日の聖句では神の御心を行う人こそ主イエスの兄弟、姉妹、母であるとしています。
イエスの兄弟ヤコブのエルサレム共同体への批判が込められているかどうかは分かりませんが、イエスに血縁関係で近いかどうかで特権的地位を固めようとする動きに対する批判であるのは間違いありません。
戦時中、統合された日本基督教団では、第五戒の「汝の父と母とを敬え」を盾に、祖先崇拝や神社参拝などの偶像崇拝、戦争への協力が求められてことがあったという記事を読んだことがあります。
しかし、私は「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。」という第一戒、第二戒の言葉が優先されなければならないと私は思うのです。
第一戒、第二戒に反する第五戒の場合、すなわち父母が偶像崇拝を強制する場合、父母の人格の尊重とは別に偶像崇拝は拒否すべきなのです、
このことは字面だけなら何ということはないですが、私はこのことで現実に痛みを負ったものです。
その痛みに耐えうる神の忠実さを与えてくださる主イエスのみことばにつながっていきたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!

ペトロの手紙一1章10節から13節

2017年04月07日 06時00分48秒 | デボーション
この救いについては、あなたがたに与えられる恵みのことをあらかじめ語った預言者たちも、探求し、注意深く調べました。
預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光についてあらかじめ証しされた際、それがだれを、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。
彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのためであるとの啓示を受けました。それらのことは、天から遣わされた聖霊に導かれて福音をあなたがたに告げ知らせた人たちが、今、あなたがたに告げ知らせており、天使たちも見て確かめたいと願っているものなのです。
だから、いつでも心を引き締め、身を慎んで、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。

Concerning this salvation, the prophets who prophesied of the grace that was to be yours made careful search and inquiry,
inquiring about the person or time that the Spirit of Christ within them indicated when it testified in advance to the sufferings destined for Christ and the subsequent glory.
It was revealed to them that they were serving not themselves but you, in regard to the things that have now been announced to you through those who brought you good news by the Holy Spirit sent from heaven—things into which angels long to look!
Therefore prepare your minds for action; discipline yourselves; set all your hope on the grace that Jesus Christ will bring you when he is revealed.

主イエス・キリストの現れるのを待ち望むこと、これが私たち人間にとっては意外と難しいのではないでしょうか。
自分の努力で臨み続けることにこだわるのだとすれば。
疲れているとき。自分はもう何もできないと無力感に襲われているとき。
そのような時でも、心を引き締め、身を慎んで、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みたいと思います。
主イエスに希望があります。今日も頑張りましょう!