goo blog サービス終了のお知らせ 

10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

こんなものを買った 1

2011年11月02日 22時11分39秒 | 紙ジャケットCD
昨日、久しぶりにCDショップへ行った。
今はセールを頻繁に行うネット注文がほとんどなので、ショップに行く回数はかなり減った。
で、小一時間ほど、何かないかと店内を回っていて見つけたのがBOSTONのセカンドアルバム「 Don't Look Back」の紙ジャケット仕様盤随分前に発売された売れ残りだ。

主な仕様

ジャケットは光沢紙の見開きダブルジャケット
絵は、プログレバンドらしくスペーシーだが、絵柄はあめりけんな大味さ。(笑)



ジャケの内側は、バンドの写真満載



写真満載のブックレット附属



発売当時(当時はレコード)の帯も付いている
邦題は「新惑星着陸」と書いてある。うーん。やっぱりあめりけん。(笑)



唯一綺麗だったのは、内袋(レコード入れ)歌詞カードも兼ねる。


さて、肝心の音は。


評価:「二番煎じ」


BOSTONは、新人ながらファーストアルバムが大ヒットした。
ポップで、ハードで、スペイシーな、直ぐに覚えられる位キャッチーな曲満載で、アルバム丸ごと捨て曲一切なしの傑作だった。
このアルバムは、大ヒットを受けて発表したセカンド。
新人だったファーストはチープなジャケットだったのだが、このアルバムは写真を見ればわかるように、豪華な仕様となっている。
で、肝心の音だが、ファーストがあまりにも出来過ぎだったためか、あきらかに二番煎じの音。
BOSTON節としてしまうには、やはり曲の出来はイマイチ。
タイトルトラックはシングルヒットし、悪くはない出来だが、それでもファーストっぽいよなぁ、という評価。
前作にない曲調のバラードもあるが、傑出した出来ではない。
更に一番気になったのは、最後の曲。
唐突に終わるのだ。
えっ?
これで終わり?
20秒くらいミュートがあって、本当の最終曲が始まるんだきっと、と最初に聴いたときは、1分間くらい待った。(笑)

リーダーのトム・シュルツはスーパーギタリストとして有名だったが、コンポーザーとしてはスーパーではなく普通だったと言うこと。
まぁ、ほとんどのバンドは曲単位でしか記憶に残る曲を書けないのだから、ファースト1枚、アルバム単位で残せただけでも評価していい。
ただ、いろんな曲調をコンスタントに出せるほどの作曲能力は、多くのコンポーザー同様なかったということだろう。

どれか1枚ならファーストだし、このアルバムを特に薦める理由はない。
ファーストを聞いて、ファンになり、全て聞きたいなら別だが。
結局こんな感想を書かせるくらい、ファーストアルバムは素晴らしい出来だった、と言うことでもある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。