腹黒ですが、何か?

~ 書きたいこと、書かせていただきますわ ~

【映画】お父さんと伊藤さん_試写会

2016-09-25 | 映画

2016年9月8日(木)19:00より、新宿バルト9にて、樹里様主演の映画「お父さんと伊藤さん」(10月8日公開)の完成披露試写会が行われました。幸せオーラ全開の樹里様をお見かけできて、私も幸せな気分になりました☆。樹里様、結婚して、より安定感が増したようで、すこぶる美しかったです。キラッキラと言うより、落ち着いたと言いますか、女性として満たされた余裕を感じられましたよ。チケットは、先行抽選でしたので、当選するか心配でしたが、なんとか行けました。私の知っている樹海人さん達にも、ほとんどお会いできました。皆様とゆっくりお話できなかったけれど、お会いできて嬉しかったです。※完成披露試写会は、9/22名古屋、9/23大阪でも行われました。

お父さんと伊藤さん(公式ページ)
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さて、少しだけ、今の気持ちを記録しておきます。最近は、樹里様情報を検索する時間がなかなか取れず、Twiiterもブログも滞っておりました。正直なところ、樹里様へのファン心が、ちょっとゆらいでいるのも否めません(^^;)。でも、たとえ「距離感」が変わったとしても、私は、女優「上野樹里」の演技を見るが大好きですし、樹里様が、これからどんな役者に成長していくか興味がありますので、ぼちぼちと応援させて頂ければと思っています。ファンだって、理想を求め過ぎては疲れてしまう。。樹里様が変われば、私だって変わる。。少しずつ変化しながら、適度な距離を保って応援していければいいなと、今は思います。
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…と「微妙な心境」で、試写会へ向かったわけですが(^^;)、実際に、樹里様をお見かけすると、テンションは、だだ上がりでした。「きゃ~、樹里様ぁ~」って(笑)。確かに、樹里様に対して思うところがあって複雑?でしたが、そんな思いはどこへやら、ニヤニヤしながら(自覚なし)、舞台挨拶を拝見しておりました。オペラグラスを、目の周りに跡がつくぐらい押し付けて、ガン見させて頂きました。はい、気持ち悪いですね☆。私にとって、樹里様は、エナンと同じぐらいハマった女優です。そう簡単に?、ファンをやめることはないと信じています。
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では、「お父さんと伊藤さん」について、感想を記録しておきたいと思います。本作は、樹里様の主演映画としては、2013年の映画「陽だまりの彼女」以来、約3年ぶりの作品となるでしょうか。主演でなければ、先月8月20日に公開された映画「青空エール」にも出演されていましたね。「お父さんと伊藤さん」の撮影時期は、ほぼ1年前の2015年9月頃でしたから、約1年経っての公開となります。樹里様が、ショートヘアにして、Twitterが萌え炎上したころに、撮影していましたね。
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この頃
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映画を観終わって、まず最初に思ったことは、「エクセレント!」でした。ファンにとっては、上野樹里の演技が、細部にわたって確認できる良質映画だと思いました。この表情、この雰囲気を出せる女優は、そういるとは思えません。私は、ひそかに、樹里様が、本作で「アカデミー賞の主演女優賞を」獲ってくれるのでは?と、期待しています(ファン視線)。そして、主演ですので、物語における「樹里率」も高く、終始、樹里様を眺めていられました。エンディングテーマ曲(ユニコーン)との相性もバッチリ。とっても満足でした
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リリー様が、舞台挨拶の時に、冗談まじりに、この映画は「シンゴジラ」を超えるんじゃないか、とおっしゃっておりましたが、いや、冗談じゃなく、私の中で、シンゴジラを超えました(笑)。えぇ、はい、リリー様がおっしゃる通り、樹里様が東京駅をぶち壊すシーンは、圧巻でした(※嘘です)。ちなみに、私は、シンゴジラを拝見しましたが、ヒット映画としての良さが、イマイチ分かりませんでした。。ま、好みの問題もあると思いますが。
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確かに、「お父さんと伊藤さん」は、興味をそそる展開があったり、ゴジラのようにぶっ飛んだ設定だったり、強烈なメッセージ性がある映画ではないと思います。観終わった後に、「日常で忘れていたこと」をじわっと感じたり、「これって大切な事だったよね」と改めて思うような、人間ドラマな映画だと思います。あのシーンは、どういう意味があったんだろう…とか、綾さんが、些細な事や言葉をきっかけに、悩んだり泣いたり、「言葉では表現できない描写」が、後からじわじわと心にきました。上野樹里、さすがの演技力。あ、これは、樹里様が、本作を撮影している頃のインスタグラムです。ほぼ1年前です。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/25)
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今回、原作の小説を読まずに、映画を拝見しました。原作を読んでから観た方がよいか、映画を観てから読んだ方がよいかは、正直、分かりません。でも、小説の世界と映画の世界は、別物だと思いますので、それぞれの楽しみ方があるのかなと思います。今回、私は、原作未読で拝見しましたので、3人の見事な役作りに、先入観なしに引き込まれました。この状態で、原作を読んだら、私の頭の中では、3人が動き出してしまうかな??。それにしても、このメンバーで演じなかったら、正直、映画の印象が変わっていたと思います。3人が作り出す見事な空気感、さすがとしか言いようがありません☆
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本作は、樹里様が独身の時に、撮影されていました。その後、結婚してからのインタビューで、樹里様が、こんな回答をしてたことが印象的でした。正直、「そこまで割り切って演じているんだ」と、個人的に抱いていた「役者」のイメージとは違った意見でしたので、少し意外に思いました。なんとなく、役者と言うのは、自分の経験や感情が、演技に影響するのかと思っていましたので。ま、年齢や環境が変われば、少なからず影響するのでしょうけど、気持ちの上で、こうに言い切れるからこそ、樹里様は、役になりきれるのかなと、妙に納得しました。

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役者なので、自分の生活と映画の世界は全然関係ないんですよね。
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上野樹里「モデルプレスインタビュー」
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ロケ先のホームセンターって、このシーン(上記2枚の写真)のことだったのかな☆。今は、お二人で、大福を食べながら、このサボテンを育てているのかしら(写真:上野樹里Instagram_2015/9/15)
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映画の内容を書けないので、うまく記録できているか分かりませんが(^^;)、先ほども書いたように、観終わった後、本当に、心にじわっと来る映画だと思います。個人的には、ここ何作か観た映画の中で感じたことがない「後味」でした。素人ながら、視聴者に「感じさせる」「考えさせる」演出をしているのかしら、うまいなと、思いました。「こうだから、こう」と、はっきりした結論を表現せずに、「この描写で、どういう意味か分かるでしょ?」的な演出が多かったのかなと。
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だから、観終わった後に、じわっと心に残るものがあります。その心に残るものを自分の言葉で話すことで、また皆さんの感想を聞くことで、映画の味が出てくるのではないかなと思いました。感想を分かち合いたくなる映画だと思います。深いですね。このロケ先のパーキングエリアは、このシーン(上記1枚の写真)のことだったのかな☆。ちなみに、このブログで使用している画像は、予告動画で確認できるシーンです。ネタバレではありませんので、ご安心ください。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/14)
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食卓のシーンは、この映画の重要な場面だと思いました。様々なパターンがあります。綾さんとお父さんと伊藤さんの時、綾さんとお父さん、綾さんと伊藤さんの時、そして、綾さんだけの時。この「食卓シーン」は、それぞれ、もう一度じっくり見たくなるほどの「強烈な雰囲気」をかもし出しています。そして、とても意味があって、物語で唯一「何かの変化」を感じられる、分かりやすい「表現の舞台」になっていると思いました。とくにかく、もう皆様、お上手で。樹里様、どのシーンも良かった。これから、ご覧になる方は、笑いあり、涙ありの食卓シーンを、是非注目してみてくださいね☆
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ふむふむ、これは、あのシーンの…おかずでしょうか(妄想)。ファンの方、もぐもぐ樹里様、必見です。綾さんが、ずーっと食べているシーンがあったのですが(ノーカットだったのかしら?)、樹里様、これ1発OKだったのかな…と、心配になるぐらいガッツリ食べていました。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/16)
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以下2枚の樹里様のインスタグラムは、私が見る限り、予告動画にないシーン?で撮られた写真だと思います。でも、いずれも、映画の終盤で重要なシーンかと思われます。私は、この辺りの綾さんが、とても印象に残っています。綾さんの気持ちが、変わり始めるキッカケとなるシーンでしょうか。樹里様の、綾さんの感情表現、お見事でした。そして、大きなスクリーンに映る綾さんに、バッチリ吸い込まれました。とても良い画面映りでした。なんか、やっぱり、上野樹里はもってます。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/27)
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なるほど。「直し、直し、直して、また直し」ですね。あのシーンかな~。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/27)
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そして、樹里様は、こんなインスタグラムもUPして下さいましたね。仮面ライダーさんの写真達です。樹里様とリリー様は、大和ハウスとご契約があるからでしょうか。カメラには映っていないとのことでしたが、映画を拝見中、どの辺りだったのか、気になって見ていました。確か、この写真がUPされた頃は、まだ共演者が誰か、分からなかったですよね(記憶違いだったら、ごめんなさい)。(写真:上野樹里Instagram_2015/9/30)
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そう言えば、最新(2016年夏)の大和ハウスのCMでは、花嫁姿の樹里様が。。ファンとしては、CMでも、嫁に行っちまったのか…と、寂しくなりました(笑)。また、旦那様役の方が、どことなく「ホンモノ夫」を連想させるような(^^;)。。いや、そんな話を書くのが許されるのなら、「お父さんと伊藤さん」は、「お父さんと和田さん」を連想させちまうぢゃないか(笑)。日常生活の描写がリアルだし、実際に歳の差もあるし、「ホンモノ夫」がそこにいるような(^^;)。。あ、だめだめ~。私のブログは、女優・上野樹里とその作品を記録して応援するのが、目的なのだから。。
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樹里様の涙のシーン、今までもたくさん拝見してきたけれど、どの泣き方も、役にピッタリだったと思います。このシーンも、とても印象的でした。なんだろう、、「綾さんだったら、こう泣く」、「葉菜子だったら、こう泣く」と言う、樹里様の中に、ちゃんとした「ビジョン」があるのでしょうね。このシーンは、どうして、綾さんが泣いてしまったのか、綾さんがその気持ちへたどり着くまでの変化を、もう一度じっくり見てみたくなります。先ほども書きましたけど、結論っぽい説明的なセリフがない分、ちょっとした描写で、じわっと心に来ます。号泣ってほどではなく、訴えるように、じわっと。。
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樹里様も、映画の番宣で、こんなことをおっしゃっておりました。確かに、そう思います。娘の立場、お父さんの立場、彼氏の立場、年齢性別によって、観るポイントは変わると思います。誰が見ても、心に「何か」を気付かせるようなそんな描写が、ちりばめられていると思います。深いですね。(2016年9月24日(土)TBS王様のブランチより)
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「草食動物のモノマネ」と言う着眼点が、斬新すぎる。(2016年9月24日(土)TBS王様のブランチより)
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あと、予告動画にもありましたけど、このふっと隙を見せる樹里様の演技、本当にうまいですよね。守られる空気・守りたくなる空気を出すのが、絶妙だと思います。このシーンを見ただけでも、綾さんと伊藤さんの関係が伝わってきますね。
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この空気、ください
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とりあえず、ネタバレなく記録できたでしょうか。。お気づきの点がある際は、ご指摘くださいね。皆様は、このブログを読んで、どんな映画に感じたのでしょうか。ちょっと重たい映画のように連想させてないか心配ですが、表面的に言えば、笑って泣ける映画だと思います。とってもコミカルです。イイ味、出してます。ただ余韻は残りますので、それをどう味わうかは、観る人次第かなと思いました。試写会の時、一時、写真を撮ることを許されました。私の座席から、望遠なしで撮った写真です。映画を観るには、良い位置でしたが、樹里様には遠かったです(^^;)。。
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樹里様、すごく良かった。私にとって、好きな映画の一つになりそうです。樹里様&制作関係者の皆様、素敵な作品を、どうもありがとうございました☆。次の作品も、楽しみにお待ちしております(写真:上野樹里Instagram_2015/10/2)
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さて、〆の後ですが、少し書かせてください(写真:上野樹里Instagram_2016/9/10)。「お父さんと伊藤さん」の川柳ですが、私の知っている樹海人さん達が当選しました!。おめでとうございます☆。自分のことのように嬉しいです!。樹里様、樹海人の当選ですよ~。皆さん、樹里様のことを心から応援していますよ~。それから、今回の試写会で、お会いしたかった樹海人さんに、お会いすることができました。私の中で、樹海の「御三家」と尊敬している方達の中のお一方です。大変光栄でした。ちなみに、これで、私の中の「御三家」に会いたいの件は、コンプリートしました☆。満足の1日、皆様、どうもありがとうございました☆

【映画】グーグーだって猫である_番外編

2015-06-07 | 映画

いつも、テニスの写真を検索するサイトで、樹里様を検索してみたら、なーんと見つけました☆(樹里様ファンの方は、既にご存じの写真かもしれませんが)。まさか、見つかるとは思いませんで。見つけた時は、あったー!?と興奮しちまいました。以下の説明書きには、「2008年10月4日、「グーグーだって猫である」に出演した上野樹里が、釜山国際映画祭で記者会見に出席。」と書いてありました。えーと、確か、キョンキョン様が主演の映画でしたよね。しかしながら、キョンキョン様の写真を見つけることができませんでした。。なので、この説明書きが正確かどうかちょっと不安ですが(^^;)、ちゃんと肩に猫がのっているし、きっと、その映画のために、樹里様が出席したのだろうと推測してます。

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Actress Juri Ueno of "Goo Goo the Cat" attends a press conference during the 13th Pusan International film festival at Grand Hotel on October 4, 2008 in Busan, South Korea.
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ちょうど樹里様の写真を見つけた頃、以下の記事を見つけました。これは、もう「グーグー」見るしかないじゃん…と思い、TSUTAYAで借りて見てみました。もちろん、樹里様が出演しているキョンキョン様バージョンです。りえ様バージョンは、またの機会に☆。さて、私にとって、このお二方は、大昔に憧れたアイドルでございました(年代がバレる…)。今は、アイドル→女優として一線で活躍されていますね。今回、そんなお二人について書かれた記事を、興味深く拝読させて頂きました。実は、わたくし、ぶっとび~☆の頃から、りえ様のファンでして(明星、読んでたなぁ)。。りえ様の舞台は、よく観に行きました。あ、今は、もちろん樹里様です。今となっては、私は、年下の女優さんのファンとなりました(^^;)。

小泉今日子と宮沢りえ 相反する二人の意外な共通点
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記事を読んでみて、今まで、キョンキョン&りえ様をそんな風に比較して見たことがなかったので、そうなんだぁ…と言う感じでした(^^;)。ま、二人とも成功しているんだから、魅力や才能など、人を惹きつけるものがあるに決まっています。樹里様は、どうだろう。。10年後、樹里様はどんな女優さんになっているのでしょうね。天才肌+努力家っぽいから、また違うタイプの女優さんになりそうかな(妄想)。ここのシーン、樹里様&子猫様、可愛い~☆。そう言えば、この間見た「陽だまりの彼女」も猫だったなぁ。樹里様は、猫系の作品が多いんでしょうか?。犬系の映画はないのかな(^^;)。

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キョンキョン様 : その年齢なりのベストを目ざす
りえ様 : ありのままの自分に自信がある       (記事抜粋より)
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ところで、見つけた写真の髪型は、グーグーの時とは違います?よね。映画は、2008年9月6日公開で、祭典があったのは10月4日でした。そして、少し前に、ラスト・フレンズが、2008年6月まで放送されていました。髪型の時系列で言ったら、グーグーの方が先に撮影されていた?と言うことでしょうか。この写真、少し伸びたベリーショートが、また可愛い。私の萌ツボ☆(あほ)
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これが、ラスト・フレンズの時の髪型です。そう言えば、まだ5話までしか見てないな(^^;)。。いつも思いつきでブログを書いているので、飛んでしまってます。。久しぶりの瑠可。あぁ、この時は、やっぱりBOYですよね。一つ上の写真も、髪型はそんなに変わらないけど、BOYには見えません。こんなにオーラを変えられる樹里様、すごい。
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さて、グーグーの感想は、またの機会に書きたいですが、ちょっとだけ。この映画は、樹里様は主役ではなかったけれど、かなりの存在感をもった役だなと思いました。主役のキョンキョン様を喰っちまわないか、心配になるくらい良い味を出していました。ま、樹里様が、映画の「語り」をしていて、物語を引っぱっていくキャラクターだったからかもしれませんが。…って、これは、私の樹里様視点の感想ですので、ご注意を。。
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わ。何だろう、この安定感(^^;)。森三中様と一緒にいても違和感を感じさせない樹里様。一体化している。。と言うことは、ちょっとコメディっぽい空気も持っているキャラクターなんでしょうね。うんうん、そんな感じでした。しかしまぁ、この馴染みっぷりが、素晴らしい。どんな空気にも染まれる、樹里様。いいぞ。
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樹里様、当時22歳でしょうか。たぶん、等身大の役だったんでしょうけど、とてもハマっていて、個人的には、好きなキャラクターでした。先生を尊敬して、彼氏がいて、夢を追いかけて、しっかり自分をもっていて、元気いっぱい。悩んだり、怒ったり、笑ったり、ちょっとした表情が繊細で惹きつけるんです。たった2時間だったけど、樹里様の持ち味全開で、本当に良い演技が見られたと思います。見て良かった☆。大満足です。でも、そうですね、、やっぱり、樹里様の存在感は主役級なので、脇だと、ちと目立っちゃうかなと思いました。主役を喰いそうで。。
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いやいやいや、主役のキョンキョン様も、もちろん良かったでございます(キョンキョンファンの皆様へ。私の樹里様びいきの文章については、お詫びしておきます)。そして、加瀬様。優しい男性の役も良かったけど、個人的には、スペックの瀬文さんの方が、ハマってる気がしました(^^;)。
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それから、私のかつてのアイドル、りえ様。有料のWOWOW放送は、わたくし拝見できず、この上なく無念でございます。姉上のバージョンは、いずれ時が来ましたら、拝見つかまつりそうろう(←使い方あってる?)。あぁ、そう言えば、この頃は、りえ茶々・りえ淀メインで見ていました。。
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お江様、お許しを。いずれ、あなた様メインで、必ずや拝見いたしまゆえ、しばしお待ちくだされ。。
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…と言うことで、今回も変な展開となってしまい、すみませんでした。最近、樹里様の作品を見始めましたが、まだまだ知らないことばかり。にわかファンでございます。。でもま、その分、樹里様を知る楽しみが増えているので、嬉しくも思います。アリスの棘で一目惚れしてから、どっぷりハマり、Twitterも始めて、、これで、私も、樹海に迷い込んだと言うことですね(^^;)。はは。それでは、今回は、樹里様の笑顔で〆させて頂きます。

P.S. 以下、ブログに使用したオリジナル写真です。ご興味のある方は、拡大して、樹里様をご覧下さい♪
オリジナル写真_1
オリジナル写真_2
オリジナル写真_3

【映画】ストロベリーナイト

2013-02-01 | 映画
             
1/30(水)、映画「ストロベリーナイト」を観た。年末に、原作「インビジブルレイン」を読んだので、映画がどのようなものになるか楽しみにしていた。個人的には、原作の方が好きだった。原作の方が、姫川の心の揺れ動く描写やちょっとした行動が、人間くさく丁寧に表現されていて、すぐに惹き込まれた。映像だけでは、あの心理描写を表現するのは少し難しいだろう。このシリーズでは、刑事ドラマとして奇抜な事件解決を見せるのではなく、様々な心の闇を切なくダークに表現するところがポイントだと思っている。だからこそ、原作の方が良いと思った。

Yahoo! movie
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この物語を、刑事ドラマとして見るか、人間ドラマ(恋愛ドラマ)として見るかは人それぞれだと思う。ただ、刑事ドラマとして見ると、少し物足りないかもしれない。人間ドラマ(恋愛ドラマ)として見た場合、以下、私の備忘録として書かせていただきたい。映画と原作の違いと、私が描いて欲しかったシーンを記録しておく。【ネタばれ】となるので、もし読んでる方がいたら注意してほしい。

◆映画と原作の違い①◆(車のシーン)
原作では、姫川と牧田の関係は一線を越えていない。
→原作では、姫川の心理描写が非常にリアルにエロティック書かれている。車から逃げ出すことを考えながら、刑事である自分の行動に迷いながら、車の中に居続けることを選択した姫川の心の葛藤は、読み応えがある。原作では、牧田との関係は一線を越えていない。ことの後、牧田の行動や姫川の態度がとても純な感じに思えた。でも、映画では、いとも簡単に一線を越えてしまっている。映画用だからか?、、そんな簡単に描いて欲しくなかったのだが。

■原作■描いて欲しかったシーン(車のシーン)
牧田「俺は、どこでもいいよ…二人きりになれるところなら」
(姫川)逃げようと思えばそのときに逃げられた。でも、そうはしなかった。玲子は自分でもよく分からないまま、逃げないことを選択していた。
自分がどうなってしまうのかを見たくなくて、でも目をつぶったら、許したことになのは分かっているのに、それでも、目を閉じてしまった。
もう、駄目だー。どんどん力が抜けていく。この状況を解消しようとする意志が、止めようもなくなえていく。

… 略 …

牧田「送ってってやるよ」
(姫川)あ、そうなんだ。
牧田「たまには、おあずけ喰らう気分も…いいもんだ」
(姫川)へぇ、そうなんだ。牧田って、そういう人なんだ。
(牧田)送ってやるというと、姫川はちょっと驚いた顔をしたが、すぐ、嬉しそうに笑みを浮かべた。そんな、子供みたいな顔をするなと、憎らしく思った。

■原作■描いて欲しかったシーン(柳井のアジトを探すシーン)
姫川「牧田さん、ずいぶん濡れちゃいましたね。」
牧田「ああ。傘は一番デカイのじゃないと駄目なんだ」
(牧田)姫川がバッグからハンドタオルを出して、肩と袖を拭いてくれた。この女が、刑事じゃなかったらー。どうしても、そんなことを考えてしまう。

■原作■描いて欲しかったシーン(柳井のアジトで)
姫川は、ふっ、と息を吐き、肩から力を抜いた。もとに戻っていた。初めて会ったとき、新宿で左眉の傷を診てくれたとき、車の中で炊きしめたときの、姫川玲子に。
姫川「だから…お願い。今日は、帰って」
思わず、牧田も息を吐き出した。

このちょっとした行動に対して、刻々と示される心理描写に惹きつけられる。あぁ、こうして、だんだんと二人の距離が縮まるのだなぁと、、人間ドラマ(恋愛ドラマ)としてはそう読めた。
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◆映画と原作の違い②◆(最後の告白のシーン)
原作では、姫川は、牧田に「好きだった」と言葉で伝えている。
→原作では、好きだった思いを言葉で伝えている。牧田が犯人であるような事実ばかりで、刑事としての疑問を払拭できず、牧田を信じたい気持ちと葛藤している姫川がまた痛々しく、読み応えがある。

■原作■描いて欲しかったシーン(最後の告白のシーン)
彼女は、歯を食いしばり、俯いた。癖のない髪が、肩からはらりと、前に落ちる。
姫川「…好きだったのに……信じてたのに」
聞こえるか聞こえないかの、か細い声だった。でも、牧田には分かった。一番聞きたい言葉だった。一番、彼女にいわせたい言葉だった。でもそれは、こんな場面でではなかった。

■原作■描いて欲しかったシーン(牧田が刺されたシーン)
目を開けてよ。ねぇ、牧田さん。目を開けて、あたしを見てよ。
姫川「いや……イヤ、イヤ」
(姫川)お願い。やめてよ。こんなの嫌だよ。あたしが、あなたを疑うようなことをいったから、だから、それで意地悪してるんでしょう、仕返ししてるだけなんでしょう。ねぇ、謝るから。疑ったことは謝るから、許してよ。あたしが欲しいんでしょ。いいから、もう、あなたの好きにしていいから。だから、許してよ、牧田さん。お願い。その手で、またあたしを、抱き締めてよー。

以上、ファン視線の備忘録。ファンとして、記憶しておきたい事はたくさんあるが、あとは余韻に浸っておこうと思う。ただ、ファンでない人や刑事ドラマを観たかった人には、微妙な映画だったかもしれない。映画は、自分の好きな映画を見るのが一番だと思う。