2021/12/14 の記録です
振り返ったら、まもなく4年で7台も買った。実際は調子が悪くなっては次を買い、常に2台は稼動できる状態を保つとこうなった。ここで私的な評価をしておく。
フラッシュフォージドリーマー
2017/10
1年と10ヶ月使用。精度不良となり休眠状態。
初期は精度良し。ウッドフィラメントを多用したがノズル詰まりも少ない。スライスソフトは専用のフラッシュプリントで、ツノのようなサポート材でフィギュアなどに対応するが、対応しきれない形も多くあった。造型物をヒートベッドから剥がすのが大変で、以降のものには3Mシートを貼って対応した。デュアルヘッドだが、結局片方ずつしか使うことがなかった。
ある時から造型物の全体がザラザラになり、ベルトか各可動部のゆるみと思えるが当時とても自分ではなんとかできないと考え次の機械を買うことにした。フィラメントの途中継ぎ足しができないことから半端な長さのフィラメントを使い切ることができないことがとても無駄なので、以降のものはそこが最初の選ぶ条件となった。
ANYCUBIC i3 MEGA 3d
2019/9
7ヶ月使用後突然故障。プリントが途中で止まる。マザーボードの問題と考えリタイア。
フラッシュフォージが14万したのに対しこちらは3万ちょっと。金属フレームは歪みが少ないとのレビューを見て選んだ。実際、熱を逃がさないための囲いがないむき出しのフォルムだが、PLAのみを使う限りでは問題ない。しかも1度レベリングが決まればしばらくやり直さなくていい。安定したプリントができる点ではANYCUBIC製品は信頼できる。スライスソフトはcuraという無料アプリだが設定が細かくできてとてもいい。以降はこのソフトでデータ化する。
tronxy xy2 pro
2020/5
初期不良品にて即交換。
交換後 1年継続使用中。
ANYCUBICに比べ静かでプリントも若干早い。特にヘッドやベッドの加熱が早くまた、プリント中に温度を変えることができる機能は若干性質の違うフィラメントを変えても同じデータを使うことができるので、のちに非常に重宝することとなった。ザラザラの付属シートは使わずにベッドプレートに3Mシート直貼りで使用。レベリングと別にZ-offset操作が必要で、たまに忘れるとベッドをノズルでガリガリと削ってしまう危険性がある。
ANYCUBIC MEGA ZERO
2020/5
2ヶ月使用。休眠中。
最初の組み立てが結構バラバラでわりと中級者向け。まあYouTube見れば分かる。i3 MEGA との違いはヒートベッドではないこと。PLAだからといっても常温のベッドでは結構反ってしまう。3Mシートも貼り付きが悪く他の機械と比べ造型物の選択肢が少なく次第に使わなくなった。
tronxy xy2 pro titan
2020/7
6ヶ月使用。通電不能状態でリタイア。
1時期2台のトロンキシーを使っていたが、こちらはなかなか低温で送り出せないPLAを235℃でプリント中に停止した。本体は250℃まで対応できる仕様なので個体の不良とも思える。
labists et4
2020/9
初期不良品交換後、1ヶ月で暴走。薄い造型は可能だが休眠中。
labistsはレベリングが独特でヘッド上部のネジを回して設定する。合えばしばらく同じ設定でいいかと思いきや、ズレが生じてベッドをガリガリとやることもある。個体差かもしれないが、ネジのアソビ、ゆるみのせいで設定が難しい。1ヶ月で不良となったことから耐久性に難有りと見る。
ANYCUBIC MEGA X
2020/11
5ヶ月過ぎ現在使用中。
ガラスのヒートベッドがとてもいい。