愛媛県にあまり馴染みのない人でも、県庁所在地の松山市、そして、牛鬼で有名な宇和島市、そして高校野球とタオルで有名な今治市の名前は聞いたことがあるでしょう。なんて書いたら「え?たった3つの市しか知らないの?」なんて愛媛の人に怒られそうだけどね(笑)そうそう、後有名なのは新居浜市と、いろいろな市が合併してできた、とても大胆な名前の四国中央市がありました。
ってことで、松山から今治まで、山越えの国道317号線で40キロも離れているんですね。バスに揺られること1時間少々、今治市へ着きました。
今回の旅で観光(見学?)らしい観光はこの日のこれだけだったんです。CMでも有名な「宮殿」へと到着しました。
本当に宮殿そのものです。全容が写せないくらい巨大な建物と、素晴らしい庭園風景が広がっていました。
ここは日本食研のKO工場。KOって言うのは、創業者社長のイニシャルなんですね。で、創業者はこちら(笑)
いいよなぁ・・・この遊び心(笑)
この敷地内、至る所に「バンコ」がいます。本来は、当社の主力商品である焼肉のタレ「晩餐館」のバン・サン・カンの3キャラだったのですが、さんまの番組で被り物たちが100m走したときにさんまが「バンコ」って呼んだことからバンコになったみたいです(笑)
この社章は、宮殿から観るのが正しいんですね。こちらからじゃ逆さまです。
外装はオーストリアのウィーンにあるベルベデーレ宮殿をモデルとしていますが、中は立派な巨大工場。しかし、見学を前提とした作りになっていて、「食」に関するこだわりがあちこちに見えました。
っていうか・・・社長さんはそうとう色々なものを集めるマニアらしく、社員に呼びかけて、世界中の調味料を集めたり、色々な空き瓶を展示してたり、そう言うのが好きな人にはたまらない食の博物館でした。
あとでこの見学コースのサイトを見て納得したのですが、実は入館料が必要なんですね。それはそれで気を使うことがなく料金分楽しむぞ!なんて思えます。おみやげ買ったりして、ずいぶん使っちゃいましたが(笑)
すごい建物ですね。
宮殿風なのにそぐわない
バンコ。
至るところにいるって、
遊び心がいっぱいですね。
わざわざこの宮殿工場を見るために今治へは行かないだろうけど、もしもおいでの際には立ち寄ってみてください(笑)
千円の入館料が必要ですが、なかなか楽しかったです。
“宮殿”なのにすごくB級っぽくて
なんだか商品にぴったり。
すばらしいセンスです!
今治市にとっては、ここが新しい集客スポットになってるのかも。
社員食堂でランチを食べられるコースもあるみたいです(笑)