対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)角田 光代文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
ミステリーって言っても過言ではないと(笑)
女性って、ほら、あの・・・連れションするじゃない?(爆)
あと、いくつになっても、さすがに手はつながなくなるけれど、一緒に映画観たりランチしたりするやん?
男って、確かに呑みに行ったり、ゴルフしたりするんだろうけど、まず一緒に映画を観にいったり、ランチ食べたりしないやん?
そういった意味で、男にとって全く理解できない「女性の友情」っていうか、女性同士の付き合い方って言うか。。。もちろん全然理解できないわけじゃないわけで。
前置きが長くなりましたが、すなわちそんなことがテーマの小説でした(爆)
物語が現在と過去を行き来するうちに、ある種のミステリーの様相を呈してきます。その語り口の面白さと、読者にとって、仮にそれが私のような男でも「あるある!こんな話」ってところがすごくいいんでしょうね。
彼女の作品は映画化された「空中庭園」も読みましたが、この作品のリアルさは、30半ばの女性が誰も経験してきた「女の友情」について書かれているからでしょうね。この「女の友情」って言うのも、皆さんもご存知のようにかなり眉唾なんですが(笑)
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