解夏 (幻冬舎文庫) | |
さだ まさし | |
幻冬舎 |
大手家電メーカーに勤める大崎俊介は仕事こそ順調だったが、家庭では妻との関係は冷え切り、2人の子どもたちともギクシャクしてしまっていた。そんな時、父の俊太郎が老人性痴呆症となってしまう。家族は俊太郎に手をさしのべる様子を見せず、そのことに失望してしまう俊介だったが…。
映画館 ★★★☆
藤竜也の演技に☆一つプラスです(笑)いやぁ・・・すごかった(笑)
実はこの原作読んでなかったんです。「解夏」の映画化の時に読む機会がなくって、今日改めて文庫本買いました。それにしても一冊の短篇集から10年の時を経て二作も映画化されるなんて。
で、この映画、さだまさし原作のものなので興味があったのですが、あらすじを見て見に行くのを躊躇してたんです(その割には公開2日目に観に行きましたが)最近(いや、もうこの10年の話ですね)でこそ「NANA」のヒロインや作家や西武ライオンズの選手や宮城県に市ができたりしてよく目にするようになりましたが、あまり見かけたことがなかったんですね(笑)分かる人にだけ別れば良い話ですが(笑)
物語は現代なのですが、設定が「昭和」です(笑)
仕事バカの父親が家庭をほったらかしにして・・・って話なんですね(笑)まあ、現在50代以上の男はこの作品の主人公みたいなタイプが多かったのも事実でしょうし、作者のさだまさしも還暦を過ぎているので、中年以上の人にはしっくりする話だと思います。
平日昼間に嫁入り行列?秋祭り?などと突っ込みどころは満載なのですが・・・そういえばわが町の秋祭りの八乙女神事も平日の昼間に子どもに学校を休ませて踊らせていたなぁ・・・なんてことを思い出しました(笑)
緒形直人・・・いつまでも若いです。今年47歳になるそうですが、35歳位にしか見えません(笑)
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