訃報相次ぐ

　三浦春馬氏の急死のニュースで驚かされたこの7月でしたが、昨日今日、多くの悲しいお知らせが。

　山本寛斎氏は今年に入って急性白血病に襲われ、療養中でしたが、21日に亡くなったそうな。彼のキャラクターと闘病というものがまったく合わず、どちらかといえば（亡くなった方には失礼ですが）心臓麻痺や脳溢血などで亡くなりそうな感じを受けました。そのバイタリティと圧倒的なパワーも病魔には勝てなかったと思えばとても残念ですが、あの底抜けに明るいハイテンションな人柄は、本来費お兵士切っている日本を元気づけてくれそうでした。確かに76歳ではありますが、まだまだ現役バリバリって感じでもったいない気がします。

　弘田三枝子氏も21日に73歳で亡くなったと、今日ニュースが流れました。私にとっては「ミーコ」の愛称で元気ハツラツな彼女の姿は「アスパラ」のCMでしか知らず、おそらく幼稚園に通う前には聞いたことが有るとは思いますが、桑田佳祐氏が「MICO」という歌で彼が子供の頃に以下に彼女にインスパイアされたかを歌っていましたが、彼と私は5学年差。この5学年差はやはり大きいですね。この「MICO」が収録されている「綺麗」というアルバムも発売されてすでに37年も昔の話。当時弘田三枝子は女盛りの36歳なわけで、この曲をどういうふうに聞いたでしょうね。私にとっての弘田三枝子はやはり「人形の家」ですか。この歌も1969年発売で、実はまだ彼女が22歳だったということに驚いている次第です。

　ジョン・サクソンという名前を聞いてもよほどの映画通じゃないとわからないと思いますが、私にとっては最初に覚えた「ハリウッドのスター」だったことは間違いなく、おそらく私と同世代の男子も同じように感じているでしょう。「燃えよ！ドラゴン」で彼をスクリーンで見たのが、私は1973年末公開のときではなく、その次の年の1月に今はなきうめだ花月の地下の映画館「梅田グランド劇場」でした。ここで「ブレードランナー」なども観ましたね。で、「燃えよ！ドラゴン」での活躍がとても印象的で、実はそれ以降も随分たくさん出演しています。「エルム街の悪夢」シリーズには3本も出て、「ビバリーヒルズコップ３」にも出ています。正直まだ生きていたことに驚きましたが、もうすぐ84歳でした。

　そしてなんと言ってもメラニーオリヴィア・デ・ハヴィランドです。彼女が100歳を超えて健在だったことは知ってましたし、「風と共に去りぬ」の主要メンバーで健在だったのは彼女だけ。ひょっとしたらボニー役の人がまだ健在かな？って調べたら。。。カミーキングコロンって女優さんで、2010年に76歳で亡くなっていました。ちなみにボニー役を演じたときは5歳だったそうです。生きてたら86歳なわけで、そう思えば104歳で亡くなったオリヴィアがどれだけすごいことか。
　私は「風と共に去りぬ」が一番好きな映画で、映画館で2度、ビデオやDVDやブルーレイでほぼ毎年一度は観ていますが、観るたびにこのメラニーの恐ろしさを感じている次第です(笑)
　今更血液型の話も時代遅れですが、私の推測だとスカーレットとバトラーはB型同士、もしくはバトラーがAでスカーレットは絶対にB(笑)　アシュレーがAB型でメラニーはO型だと信じています(笑)
　オリヴィアは女優のキャリアが50年以上もあるので、「風と」以外の代表作もアカデミー主演女優賞をゲットした「遥かなる我が子」「女相続人」を筆頭に何本もありますが、私は殆ど見ていません(笑)
　
　んじゃ今宵は「風と」を追悼鑑賞しましょうか。