とある2DKのアパートに引っ越してきた母けい子と4人の子供たち。しかし追い出されるのを恐れるけい子は、自分と12歳の長男・明だけの2人暮らしと大家に嘘をついていた。
けい子は子供たちにも近所にバレないようにと言い聞かせる。兄妹たちは父親がみな別々で、学校に通ったこともない。けい子がデパートで働き、明が母親代わりとなって家事をし、兄妹の面倒を見ていた。
それでも家族5人、それなりに幸せな日々を送っていた。そんなある日、新しい男ができたけい子は、わずかな現金を残して突然家を出ていってしまうのだった…。
映画館 ★★★★
カンヌ映画祭最優秀男優賞の演技を見に行きました
もちろん話しの内容はとてつもなく重く、悲しく、救いようが無いものなんですが、見終わったあとの心地よさはいったいなんだったんだろう?
末っ子の女の子は確かに事故で亡くなってしまいますが、そこには他の3人の「生きていく力」を優先させているようにも感じられます
すなわち彼らは「戦争状態」なわけです。いつまでも悲しんではいられません。
またネタバレにはなりますがラスト間際の母親からの仕送りに、観客である私は母親に対する「怒り」よりもこれでまた命を永らえることが出来るという「安堵感」を持ったことも告白しておかなければなりません
確かに最低な母親です
そこには何の情状酌量の余地もないのですが、子どもたちは「いつかきっと」帰ってくる母を愛し、信じ、その気持ちが私たちにも伝わってくるだけに子どもたちと同じ視線で母親を見、感じるわけです。もちろん母親役のYOUのキャラクターに依るところが多いと思います
子どもたちを取り巻く大人たち・・・これは劇中に出てくる大人たちだけではなく、現実問題として、虐待、ネグレストなどの問題から逃げようとする私たち自身への問題提起として観ている者に重くのしかかってきます
私はこのような問題にさしかかった場合・・・確かにに私自身は地域の子ども会を長年やってきていますが、やはり劇中のコンビニ店員さんが行った程度のことしか出来ないと思います。他人の生活や教育方針に首を突っ込みたくはありません。
こういった私のような考えが1人でもなくなっていけば、子どもを取り巻く環境ももう少しマシにはなるかと思います
それにしても1年以上もの撮影期間をかけて、子どもたちの成長を優しく見つめ、とりわけ子どもから思春期を迎える主人公の成長を目の当たりにできた私たちは幸せかもしれません
この映画は 眠たくならなかったのかな?
こっちではたぶん上映してないとおもうんだよね。
観て見たいけど。
こういうほうが眠くならないみたい(^^;
で、茶化すことの出来ない映画だと思うよ
ビデオ待ちだわ。
まあビデオか衛星放送されるまで待ってくださいな
映画は やっぱり きれいに書きすぎてるのかもしれない。
「事実は小説よりも奇なり」ってところかもね
だからあの事件をモチーフにはしているけど、まったく別物・・・そう思いたいな
どうやら、昔からある、古い汚い映画館で
『誰もしらない』やるらしいわ~
女性が一人で行くには、ちょっと気持ち悪いらしい。。
仕方ないから、夫でも引っ張って行くかな?
( ゜o゜)ハッ 変なやつは目的が違うか(^^;
ぜひ見に行ってね