二階から見るともなく見ていたら、一羽のムクドリが隣の庭でもがもがきながら悲鳴を上げていた。
ギーギーと鳴きながらバタバタと羽をばたつかせている。
飛ぼうとするのだが上手く飛べない。
羽ばたいては数メートルで地面に叩き付けられる。
雛鳥だとすぐに分かった。
すぐ上の電線では2羽の親鳥が「早く来いよ」と激しく鳴いている。
明らかに誘うようにして、雛鳥の頭上まで飛んではくる。
カメラを抱えて外に出ると、親鳥たちは私を威嚇するようにかん高い声で唸りだした。
カッカッカッカッと小刻みに騒ぎ立てる。
私がいては邪魔だなと判断して、これ以上の撮影は諦めて家の中へ。
親鳥は物置小屋の屋根に誘って、それに成功する。
玄関の庇まで誘って、これまた成功する。
平屋の屋根へと誘導して、遂に電線まで飛び上がった!
段階的に上へ上へと誘ったのだった。
どうなることかと、さんざん心配したのだった。
昨日の暑さは何処へやら、今日は肌寒く何時になっても中々安定しませんね。
親鳥の愛情は人間の世界よりも強いような気がします。赤ちゃん鳥も一生懸命についていって立派です。
鳥の世界ではいじめも虐待もないのでしょうね。
一歩一歩安全な場所を見ては飛んで見せているのですね。
人間の子育ても同じことですね。
目線を子供と同じ高さにして、一歩一歩進めていかないと飛躍的に出来る事なんて無いのですから。
何かpoloさんのページでムクドリに教えられた気がしました。
ムクドリの雛ですね
なかなか飛び立てないときが危ないのです
親鳥が騒ぐほどに野良猫を呼び寄せてしまうことが多々あります
我が家の四十雀も飛べない雛が居て
そこをネコに獲られてしまうことが何回かありました
いつも巣立ちのときは祈るような気持ちで見守ります。
家の四十雀の雛は何故か今年は一日で全滅してしまったようです
なぜ?応えは判りません
親鳥が巣穴を覗いて長い時間動かなかったのを
今でも思い出します
少し切なさが消えたら親鳥の写真をUpするつもりです
でもとても悲しいです。
親を見つめる真剣な表情が出ているいい写真ですね。
そうやって雛鳥は飛ぶことを覚えていくんですね。
雛鳥の可愛らしい写真ですね。
キット巣立ちの途中での出来事なのでしょうね。
それにしても、人間・鳥獣を問わず生きるということは大変ですね。
とにかく親もとへ行くことが出来て良かったですね。文中からpoloさんの懸命な応援がうかがわれます。
私たちだってそうですよね。飛躍的な進歩はよほどの人でないとできません。確実なのは、一歩一歩上を目指すべきだと教えられたような気がします。
ああ、そうですか。シジュウカラが全滅ですか。たしか巣箱だったと思いますが。どうしてだろう。残念ですねぇ。