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太陽の温度の測り方

2018-12-17 14:45:48 | 日記
太陽は地球からはるか1億5000万キロメートル彼方にあります。

天文学的な数字過ぎて、いったいどれくらいの距離なのか、まったく見当もつきません。

この距離を特急で走ると200年かかり、1秒間に地球を7回り半もする光でさえ、太陽に届くまでに8分19秒かかるのです。

太陽の温度は、中心部で1500万℃、表面は約6000℃、黒点は約4000℃だといわれています。

太陽の温度はどうやって測定しているのでしょうか。

日光をプリズムに当てると七色にわかれ、色の付いた光の帯ができます

これはスペクトルと呼ばれるもので、人間の指紋と同じようにその物質独自のものです。

そして、このスペクトルを調べて、元素の種類や量や温度がわかるというわけです。

太陽の一番熱い中心部から遠く離れた外の方は、熱源から離れるのでだんだん温度が下がるのが普通です。

しかし、コロナと呼ばれる太陽の外側の大気の部分は、100万℃という高温です。

コロナは皆既日食の時にしか姿を表さないため、その理由ははっきりしません。

こうしたことから、皆既日食になると、専門家がこぞって観測に出掛け、大騒ぎになるのです。

太陽の仕組みはとても複雑で、調査も不十分なので、温度に関しても大雑把な計算しかできていないのです