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どうして二日酔いになると頭痛がするのか

2018-03-26 15:15:00 | 日記

酒を飲み過ぎると、翌日気分が悪くなることがあります。

 

これはいわゆる「二日酔い」と呼ばれるもので、頭痛や吐き気、だるさ、むくみなどの症状が起こります

 

二日酔いにはタイプが2つあります。

 

1つめは、アルコールがまだ体内に残っているタイプ。

 

アルコールは肝臓で分解され、体外に排出されるのですが、その過程でアセトアルデヒドという有害物質ができます。

 

まだアルコールが残っている場合、アセトアルデヒドが作られているので、そのせいで頭痛やだるさというものが起こっています。

 

2つめは、アルコールが残っていない(つまり、アセトアルデヒドも残っていない)のに、頭痛がしたり手足がむくんだようになるタイプ。

 

酒を飲むと、血液中のアルコールによって血管が拡張し、血管の壁に隙間ができ、血液の水分が外に漏れます。

 

この状態が続くと、アルコールが抜けても細胞内は水分が過剰になっており、むくみが生じるのです。

 

手や足などがむくんだようになりますが、じつは脳もむくんでいるのです。

 

脳は硬い骨(頭蓋骨)で覆われているので、脳が少しでもむくむと神経が圧迫されて痛みます。

 

これがアルコールが残っていないタイプの人の頭痛の正体なのです。