LO(O)SE40!

緩く自由に色んな物をどんどん海に投げていく旅の始まり

秋ー。

2017年11月04日 00時48分29秒 | Weblog
天高く馬肥ゆる秋。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?。
秋と言えば読書の秋。ふざけんなって位、好きな作家の新刊や話題の新刊が目白押しな訳です。
欲しい本全て買ったら破産します。ブックオフ使うな、図書館は新刊を置くな、という運動がありますが、どうしても欲しい本は発売日にプロパーで買うんだよ!。買い切れないから古本屋や図書館に行く人間もいるんだよ!と言いたい。
そして、どうしても欲しい本は絶対買うんだから、そんな本を次々出していただきたい。読者としては。

今月は個人的に真山仁月間で、先月下旬に「オペレーションZ」が出て、今月は「ハーディー上下」がとうとう出ます。
オペレーションZは、日本の財政破綻が現実味を帯びてくる中で、国家予算を半額にする命を受けたPTを中心に足の引っ張り合い、探り合い…て、実はまだ買ってないんですけどね(笑)。
先月も本代が予算オーバーだったので先送りにした訳です。
選挙前に読んで、経済脳を起こしたかったのですが、今の政権が続くのは避けられなかったので、下手に経済脳を起こすと悲しくなるか怒りに震えそうな気もしました。

ハーディーはハゲタカを読んでた方にはお馴染み、ミカドホテルの貴子さんのスピンオフ作品。鷲津が離れ、一皮剥けた貴子さんがホテル再建に奮闘するお話。
これもまとめて読みたかったので、出るかも分からなかったので嬉しい限り。
あとミカドホテルは秋が映えるとこなので(私の中では金谷ホテルのイメージ)、まさに時は今な訳です。

で、本屋を見てたら松本大洋の新刊を発見してしまって、美術館の猫上下ですよ。美術館に住む猫と、警備員と絵画のお話ですよ。あの絵で。欲しいでしょう。もうこれで5冊です。限界です。

ちなみに先月は、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さん「新聞記者」、弁護士の明石順平さん「アベノミクスによろしく」、いずれも新書。
そして漫画が羽海野チカ著「3月のライオン13巻」、吉本浩司著「淋しいのはアンタだけじゃない3巻完結」の2冊。
それに評論家の宇野常寛さんで「母性のディストピア」。厚くて長くて重くて高かった。
つまらなかったらどうしてくれようと思いましたが、これはこれでみっちり書きたい位、エキサイティングだったのでまたいつか。
北方水滸伝全巻読んでない人とは友達になれないや~以来の友達には読んでいて欲しい一冊。

望月衣塑子「新聞記者」は、
初夏に菅官房長官定例会見に現れてから、それまでの予定調和をぶっ壊して風穴を開け、一躍話題となる小さな巨人、望月記者の誕生から今まで。
読んでいて、その成長過程に全く裏切られない。真っ直ぐ成長して受け止めて蓄えてグングン育つイメージ。
でもそのままの人生があるわけもなく、大人になってからガンガン壁に当たります。
子役で劇団にいた事も、新聞記者を目指した事もありませんが、共感出来るのはターニングポイントが来た時に自分で選ぶこと。
最悪な出会いも、最高の出会いも、自分を育ててくれる出会いに感謝することって所かな。
あと三人兄弟の真ん中って、飛び出しがちだよな、と。
新書でコンパクトながら、女性が社会進出して成長する物語でも、男性社会のお仕事物語としても、ワーママである事や社会のしがらみに四苦八苦するドタバタ小説としても、色々な立場や性別で読む人なりに味わいも変わりそうなので、色んな人のその感想も知りたいと思う本でした。

明石順平著「アベノミクスによろしく」は本業は弁護士でありながら、今の経済を先生と生徒の対話形式で、使用する数字(統計やグラフ)は全て財務省や内閣府のオープンソースのみを使用。
名目GDPばかりを取り上げて強調したり、輸出が伸びた訳ではなく為替差益での黒字化を手柄のように言ったり、法人の実効税率下げたのに社員のお給料は上がらず、内部留保を積み上げさせたり…。
知ってる事ばかりだけど、ではなぜ?。までをちゃんと伝えてくれる。さして遠くない将来アベノミクスは崩壊する。それはもう、法人でも浪人でも皆さん二次災害に会われませんように。

眠いので続きはまた✨。
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