今日、「被爆二世の甥が脳内の腫瘍の手術をするので医療費の助成などないですか?」とある都市の方から問い合わせがありました。
その人は広島に申請するとそういう制度があると思っておられたようですが、答えはNO.
国の制度では「被爆二世検診」がありますが、内容は一般健診だけです。
しかし、東京や神奈川県などは医療費の助成があります。内容は様々で支給条件も違いますが親の被爆者手帳NO.で手続きします。
広島・長崎にその制度がありそうですが、答えは「NO.」
遺伝的影響について「無い、無い」としたい為政者の長い間の思惑です。
福島の原発爆発で、新たな被爆者や被爆二世が生まれてきていますが「手帳交付」には長い闘いが必要になるでしょう。
世界で被爆者として認められている「被爆者手帳の所持者」はそして、その子は核兵器廃絶と放射能を撒き散らす原発反対の闘いを、たゆまずする使命があると思っています。
原爆ドームに住んでいる猫です