安楽死？ 尊厳死？

難しい問題である。
昔からニュースでも・新聞で考えていた。
苦しんでいる患者のもと、医者が家族の要望に応えて患者を殺したと！
殺人罪。でもそう？
私も同じ医者の場合、同じことをしていると思う。
客観的に見た場合と自分が同じ立場になった場合とは答えが違ってくる。
それも一過性ではない。

最近、アメリカで29歳の女性が安楽死を選んでかなえられた。
週刊誌もネットでも考えさえる問題となっている。
私がもしこの女性と同じ状況なら、安楽死を選んだと思う。

誰もが、オギャと生まれてこの世に生まれた。
大切な命、親にしてみれが完全に自分分身である。
でも不運にも、若いのに病気が付きまとうことがある。
どうしようもできないしわからない。
ガンは人生の生命力の調整。
誰もが怖いし、不安である。
投げやりになっても仕方がないか？

昔、今でも記憶にあるが、年齢が50歳になったらあるドームに入る。
二度と出てこられないところ。
嫌な嫌な映画であった。
でも最近なんとなくそれもありかな！と思ったりもする。